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「Square Register」とは?特徴から決済手数料、キャンペーン情報まで徹底解説

「Square Register」とは?特徴から決済手数料、キャンペーン情報まで徹底解説

2024年3月21日、決済サービス『Square(スクエア)新しい決済端末「Square Register(スクエアレジスター)」の提供を開始しました。

『Square(スクエア)』で新しい決済端末が提供されるのは、2021年3月に提供開始した「Square Terminal(スクエアターミナル)」以来、実に3年ぶりです。

この記事ではSquare Register(スクエアレジスター)とは何ができるのか?」という疑問をお持ちの方に向けて、「Square Register(スクエアレジスター)」の機能や特徴、料金、キャンペーンなど徹底解説します。

【時間がない方向け】
Square Registerはこんな事業者におすすめ
  • POSレジと決済端末をまとめて導入したい方
  • 常設店舗を持ち、スタイリッシュなレジ環境を構築したい方
  • 開業までに時間がない方
  • 直感的で使いやすいレジ端末をお探しの方
  • Squareの豊富なアプリを活用したい方
以下のような方には不向き
  • 低価格なPOSレジを求めている方
  • 他社のPOSレジを使用し、Squareはキャッシュレス決済の受付のみ使用する方
  • 屋外イベントやキッチンカー、タクシーなど持ち運びたい方

Square製品なら「Square Reader」「Square Terminal」がおすすめ
iPad&カードリーダーが無料の「Airペイ」との併用もおすすめ

目次

そもそも、Square Register(スクエアレジスター)は何ができるの?

「Square Register(スクエアレジスター)は、POSレジとキャッシュレス決済の機能を一体化したオールインワン型の決済端末です。

Square Register(スクエアレジスター)

主な機能は「POSレジ」と「キャッシュレス決済の受付」の2つです。

「POSレジ機能」は、基本的なレジ機能を月額無料で利用できます。また、飲食業や高度な在庫管理が必要な小売業など、専用機能が求められる業種向けに、業種特化の有料プランも提供されています。

Square POSレジのプラン

プラン対象業種料金(1店舗ごと)
Square POSレジ全業種無料
SquareリテールPOSレジ小売業フリープラン無料
プラスプラン月額6,000円(税込)
SquareレストランPOSレジ飲食業フリープラン無料
プラスプラン月額13,000円(税込)

SquareのPOSレジ機能は無料でありながらも高機能であるため、個人経営の店舗や小規模な事業者にとって、無料プランでも十分な運用が可能です。

「キャッシュレス決済機能」は、全42種以上の決済手段に対応しており、クレジットカード決済や電子マネー、QRコード決済など、国内でよく使われる決済ブランドに一通り対応しています。

クレジットカード決済(全6種)
VisaVisa
MastercardMastercard
AMEXAMEX
JCBJCB
Diners ClubDiners Club
DiscoverDiscover
電子マネー決済(全12種)
iDiD
QUICPayQUICPay
交通系IC交通系IC
Apple PayApple Pay
QRコード決済(全24種以上)
楽天ペイ楽天ペイ
PayPayPayPay
d払いd払い
au PAYau PAY
メルペイメルペイ
WeChat PayWeChat Pay

ただし、「Square Register(スクエアレジスター)はSquare専用の決済端末なので、以下のような事業者には「Square Reader(スクエアリーダー)」など他のSquare製品がおすすめです。

  • 他社のPOSレジアプリを既に導入している店舗
  • SquareのPOSレジ機能を使用せずにキャッシュレス決済の受付のみを行いたい場合

つまり、「Square Register(スクエアレジスター)は、SquareのPOSレジ機能とキャッシュレス決済機能を両方利用する店舗向けに設計された決済端末です。

Square Register(スクエアレジスター)の3つの特徴

「Square Register(スクエアレジスター)は、以下の3つの特徴により、店舗運営をスムーズにし、顧客満足度を高めることができる非常に魅力的な決済端末です。

  • 【操作性の高さ】POSレジと連動する2つの大画面ディスプレイを搭載
  • 【簡単セットアップ】オールインワン端末ならではのセットアップの手軽さ
  • 【安心保証】2年間の長期保証と、注文から30日以内なら使用後でも無料返品に対応

【操作性の高さ】POSレジと連動する2つの大画面ディスプレイを搭載

「Square Register(スクエアレジスター)には、お客様と店舗スタッフの双方が使いやすいように設計された、2つの大画面ディスプレイが搭載されています。

Square Register(スクエアレジスター)の決済イメージ

2つの大画面ディスプレイにより、情報がより大きく、はっきりと表示されるため、視認性が向上します。店舗スタッフは注文を迅速かつ正確に処理でき、お客様も自分の注文内容を簡単に確認できるようになります。

操作面では、直感的なタッチスクリーンを採用しており、店舗スタッフは簡単なタッチ操作で注文処理や商品情報の更新を行うことができます。

また、カスタマーディスプレイには、決済手段に応じた操作案内がわかりやすく表示されるため、お客様が迷うことなく、スムーズが会計を実現します。

【簡単セットアップ】オールインワン端末ならではのセットアップの手軽さ

「Square Register(スクエアレジスター)は、オールインワンタイプの決済端末なので、セットアップの簡単さも大きな特徴です。必要なソフトウェアがあらかじめインストールされているため、箱から出して電源を入れれば、すぐに使い始めることができます。

Square Registerの導入までの流れ

Square Register(スクエアレジスター)の導入までの流れ

Squareを利用するには、加盟店審査を通過する必要がありますが、申し込みさえすれば基本的には審査に通過します。審査にかかる時間は、最短15分から3営業日と非常にスピーディです。

つまり、POSレジと決済端末を同時に、しかも最短即日で導入できるため、開業準備期間が短い方にもおすすめです。

また、Square製品はSquare公式オンラインストアから注文すれば2〜3営業日以内に発送されますが、導入を急ぐ場合はAmazonからの注文がおすすめです。

【安心保証】2年間の長期保証と、注文から30日以内なら使用後でも無料返品に対応

Square製品の保証期間は通常1年間ですが、「Square Register(スクエアレジスター)」は2年間の長期保証がついています。そのため、万が一の故障や不具合が発生しても安心して使用できます。

さらに、注文後30日以内であれば、使用済みでも無料で返品できます。「Square Register(スクエアレジスター)」の定価は84,980円(税込)と決して安価ではありませんが、実際に使用感を試すことができるのは魅力的ですね。

【申込無料】審査結果がすぐわかる!

Squareの解説記事はこちら

提供元は米国発の決済サービス会社「Block, Inc.(旧:Square, Inc.)

「Square Register(スクエアレジスター)は、アメリカを拠点とする決済サービス会社「Block, Inc.(旧名:Square, Inc.)によって提供されています。同社は、X(旧:Twitter)の共同創設者の一人「ジャック・ドーシー氏」によって2009年に設立されました。

「Square, Inc.」CEO ジャック・ドーシー氏

今でこそ、スマホを決済端末として利用するサービスは珍しくありませんが、世界初のモバイルカードリーダーを発売した企業でもあります。

Squareが最初に発売したカードリーダー。スマホのイヤホンジャックに挿入して使用する。磁気カードにしか対応していなかった。
Squareが最初に発売したカードリーダー(現在は販売終了)。
スマホのイヤホンジャックに挿入して使用されていました。

Squareは世界8カ国(アメリカ、カナダ、日本、オーストラリア、イギリス、アイルランド、フランス、スペイン)でサービスを展開しており、約400万以上の加盟店を持っています。

「Square Register(スクエアレジスター)」は日本以外の国では既に販売されている製品で、アメリカでは2016年から販売されています。

つまり、日本では新製品ですが、世界各国のお店で実際に導入されている実績を持つ端末ということで、安心して利用できます。

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Squareの解説記事はこちら

Square Register(スクエアレジスター)の料金|本体価格や各種手数料はいくら?

「Square Register(スクエアレジスター)は、シンプルかつ透明性の高い料金体系で製品およびサービスを提供しています。加盟店が負担する費用は「端末代84,980円(税込)」「決済手数料3.25%」のみです。

決済端末 Squareレジスター
Square Register(スクエアレジスター)
本体価格 84,980円
決済手数料 2.50%~3.25%
月額利用料 無料
入金手数料 無料
保証期間
  • 注文日から2年間
  • 注文から30日以内なら使用後で無料返品可

本体価格84,980円(税込)は一見すると高く感じられるかもしれませんが、決済端末とPOSレジが一体となっており、一台で完結する多機能性を考えると、コスパが高い製品と言えるでしょう。

また、契約の柔軟性も高く、毎月の最低決済額などのノルマは一切なく、いつでも解約できます。さらに、Square製品は購入後30日以内であれば、使用した後でも返品が可能です。

Squareでは全4種の決済端末を販売しているので、実際に試して自身のお店に合うものを見つけることもできます。

Square Register(スクエアレジスター)が対象のキャンペーン・クーポンはある?

現在、『Square(スクエア)』で実施中のキャンペーンはありません。

直近では、2024年10月16日(水)~11月12日(火)の期間、『Squareレジスター(スクエアレジスター)』を20%OFFで購入できるキャンペーンを実施していました。

『Square(スクエア)』では不定期で端末割引キャンペーンを実施しているため、お得に導入したい方はキャンペーン開催に併せて注文すると良いでしょう。

また、公式でキャンペーンが行われていない時期でも『Amazon』では安く販売されていることがあります。

Square製品を少しでもお得に購入したい方は、AmazonのSquareストアページも併せてチェックしてみてください

Squareのキャンペーンやお得情報は以下の記事にまとめています。

また、決済端末に関するキャンペーン情報は以下の記事でまとめて紹介しています。

Square Register(スクエアレジスター)の仕様を7つの項目で徹底解剖!

2つの大画面ディスプレイ搭載のデュアルスクリーン端末

「Square Register(スクエアレジスター)は、「13.25インチの操作用ディスプレイ」と「7インチのカスタマーディスプレイ」2つの直感的なタッチスクリーンを備えています。

「操作用ディスプレイ」は標準モデルのiPad(10.2インチ)よりわずかに大きく「カスタマーディスプレイ」はiPad mini(8.3インチ)よりも小さいサイズ感です。

「Square Register(スクエアレジスター)」は、「13.25インチの操作用ディスプレイ」と「7インチのカスタマーディスプレイ」、2つの直感的なタッチスクリーンを備えています。

カスタマーディスプレイ側には、カードリーダーが内蔵されており、カードやスマホの読み取り操作をお客様が自身で行えます。そのため、店舗スタッフがカードを預かる必要がなく、カード情報に接触する機会がないため、セキュリティ面でのリスクが軽減されます。

また、カスタマーディスプレイには、決済手段に応じた操作案内がわかりやすく表示されるため、お客様が迷うことなくスムーズに会計を実現します。

Square Register(スクエアレジスター)の決済操作イメージ

カスタマーディスプレイは取り外し可能

「Square Register(スクエアレジスター)」のカスタマーディスプレイは、スタンド部分に立てて使用することに加え、同梱されているケーブルを利用することで本体から取り外すことができます。

レジカウンターのスペースやお客様とのやり取りの仕方に応じて、最適な設置方法を選ぶことができます。

例えば、レジカウンターが小さい店舗では、スタンドに立てて使用することで、限られたスペース内で効率的な操作が可能です。

「Square Register(スクエアレジスター)」のカスタマーディスプレイを立てて使用するイメージ

レジカウンターが低めの店舗や広々とした店舗では、ディスプレイを取り外し、寝かせて設置することで、お客様がより視認しやすく、また操作しやすい位置に調整できます。

「Square Register(スクエアレジスター)」のカスタマーディスプレイを取り外して使用するイメージ

「ICカード」「磁気カード」「非接触決済」全ての読み取り方式に対応

対面決済におけるキャッシュレス決済の読み取り方式は、「ICカード」「磁気カード」「非接触決済(タッチ決済)」の3種類です。「Square Register(スクエアレジスター)は、全ての読み取り方式に対応しています。

ICカード
磁気カード
タッチ決済

なお、Square が提供する決済端末のうち、Square Reader(スクエアリーダー)」と「Square Stand(スクエアスタンド)」は磁気カードへの対応を廃止しています。

磁気カードは、セキュリティ面での脆弱性から世界的に廃止の方向で進んでいるため、対応を重視する必要はありませんが、全ての読み取り方式に対応している点は、この端末の特徴の一つと言えるでしょう。

QRコード決済はユーザースキャン方式

「Square Register(スクエアレジスター)QRコード決済は、カスタマーディスプレイに決済用のQRコードを表示し、お客様がスマホで読み取るユーザースキャン方式です。

Square Register(スクエアレジスター)のQR決済イメージ

なお、Squareでは決済用のQRコードが会計毎に生成されるため、お客様はQRコードを読み取るだけ、金額の入力が不要です。そのため、お客様の打ち間違えによる会計ミスを防ぐことができます。

ただし、生成したQRコードを印刷して使用することはできません

同梱の専用ハブで様々なUSB機器との接続が可能

「Square Register(スクエアレジスター)同梱されている専用ハブを使用して、様々なUSB機器と接続することができます。

同梱のSquare Register(スクエアレジスター)専用ハブ

例えば、キャッシュドロワー、レシートプリンター、バーコードスキャナーなどが挙げられます。

また、レシートプリンターのみですが、USB接続の他に、イーサネット(有線LAN)接続とBluetooth接続にも対応しています。

イーサネット(有線LAN)接続を利用すれば、「Square Register(スクエアレジスター)」から離れた位置にプリンターを設置できるため、キッチンプリンターが必要な飲食店なども利用できます。

ネットワークの接続方法は「Wi-Fi(無線LAN)」or「イーサネット(有線LAN)

「Square Register(スクエアレジスター)ネットワーク接続は「Wi-Fi(無線LAN)」「イーサネット(有線LAN)」の両方に対応しています。

「イーサネット(有線LAN)はWi-Fi環境に比べて安定したネットワーク通信が可能なため、Wi-Fi環境が安定しない店舗におすすめです

なお、「イーサネット(有線LAN)」で接続する際には、USB機器をつなぐ時に使うのと同じハブを利用します。

POSレジ一体型の決済端末なので、会計の二度打ちや連動エラーを大幅に削減

「POSレジ」と「決済端末」が別々の場合POSレジの会計情報を基に決済端末で金額を手入力する必要があります。

「POSレジ」と「決済端末」を連動できるものもありますが、異なるサービス間で情報を共有するため、どうしても連動エラーが起きてしまうことがあります。

一方、Squareでは、一つのアプリで「POSレジ」と「決済端末」の両方の機能を管理できるため、このようなエラーはほぼ発生しません

とくに「Square Register(スクエアレジスター)は、これ1台で機能するオールインワン端末なので、端末間の通信障害による決済エラーも起きることがなく、より快適なレジ環境を提供してくれます。

Square Register(スクエアレジスター)のデメリットは?

「Square Register(スクエアレジスター)のデメリットの多くは「店舗事業者を対象としていること」と「Square専用のオールインワン端末」であることに起因します。

それでは、それぞれのデメリットについて、詳しく解説します。

Square以外のアプリをインストール出来ない

「Square Register(スクエアレジスター)」は、Square以外のアプリをインストールできません

Squareでは店舗運営に関わる様々な機能を提供しており、一つのSquareアカウントで利用することができます。

Squareで使える機能一例

※一部機能の拡張プランを除き、ほぼ全ての機能を決済手数料のみで利用可能

Squareだけで店舗運営に必要な機能が十分な場合には問題ありませんが、他社アプリの利用が必要な場合は「Square Register(スクエアレジスター)」とは別にiPadなどを購入する必要が出てきます。

私が長く関わってきた飲食業では、効率的な店舗運営には様々なITツールが必要です。グルメサイトに対応した予約管理システム、受発注管理システムなど、Squareだけではカバーできない機能も少なくありません。

このような場合、iPadでSquareを利用できる「Square Reader(スクエアリーダー)」や「Square Stand(スクエアスタンド)」の方が使い勝手が良く、導入費用も抑えることができるでしょう。

他社のPOSレジアプリとの連携が出来ない

Squareは、同一のデバイス上にインストールすることで、他社のPOSレジアプリとの連携が可能です。

Squareと連携可能なPOSレジ
  • Airレジ
  • スマレジ
  • Bionly
  • ユビレジ
  • poscube
  • Orange Operation

SquareとPOSレジを連携させることで、レジの会計情報がSquareに自動共有されるため、会計を二度打ちする手間がなくなり、よりスムーズな会計処理ができるようになります。

SquareとPOSレジ連動イメージ

しかし、「Square Register(スクエアレジスター)は、Square以外のアプリをインストールできないため、Squareと連携可能なPOSレジであっても連携できないのです。

他社のPOSレジ連携したい場合はSquare Reader(スクエアリーダー)」や「Square Stand(スクエアスタンド)などスマホやタブレットを通じて決済する端末を使う必要があります。

常時電源接続が必要なため、持ち運びは不可

「Square Register(スクエアレジスター)は、レジカウンターに設置して使用する端末なので、バッテリーは搭載していません。そのため、常に電源に接続した状態で使用する必要があり、持ち運ぶことができません。

ただし、Squareでは、一つのお店で複数の決済端末を利用することができます。

例えば、「Square Register(スクエアレジスター)」をレジ端末として使用し、持ち運び可能な「Square Reader(スクエアリーダー)」や「SquareTerminal(スクエアターミナル)」「スマホでタッチ決済」を併用し、レジカウンター以外での決済に対応することも可能です。

「Square Register(スクエアレジスター)」をレジ端末として使用し、持ち運び可能な「SquareReader(スクエアリーダー)」や「SquareTerminal(スクエアターミナル)」、またはスマホそのものを決済端末として扱う「スマホでタッチ決済」を併用し、客席での決済に対応することも可能

注意点として、それぞれの端末代が発生するため、費用負担が大きくなる可能性があります。

各端末の本体価格
Square Register(スクエアレジスター)Square Register
(スクエアレジスター)…84,980円(税込)
Square Reader
(スクエアリーダー)…4,980円(税込)
SquareTerminal
(スクエアターミナル)…39,980円(税込)
Tap to Pay on Androidスマホでタッチ決済
…手持ちのスマホを使えば無料

本体価格が84,980円と高い

「Square Register(スクエアレジスター)は、Square製品の中で最も高額な端末です。

しかし、新規にiPadを購入する場合、Square Stand(スクエアスタンド)」とiPadを組み合わせた導入費用は同程度となります。

Square RegisterSquare Stand
Square Register(スクエアレジスター)Square Stand(スクエアスタンド)
本体価格84,980円29,980円
iPad代不要49,800円
(第9世代)
合計費用84,980円(税込)79,780円(税込)

ただし、Square以外のアプリのインストールができないという制限があるため、iPadの方が汎用性が高いと言えます。

すでにiPadを持っている場合や、費用を抑えてSquare(スクエア)を導入したい店舗には、Square Reader(スクエアリーダー)や「Square Stand(スクエアスタンド)などの端末の方がおすすめです。

プリンターは別途購入が必要

「Square Register(スクエアレジスター)プリンター機能が非搭載なので、紙のレシート発行にはプリンターを別途用意する必要があります。

プリンターは「据置型で約5万円」「モバイル型で約2万円」と意外と高価なので、導入費用が大きくなります。

19,000~20,800円※時期によって価格変動あり

Squareでは、SMSやメールでデジタルレシートを送信できますが、ピークタイムなど多くのお客様の会計を行う際には、連絡先の確認と入力するのは現実的ではないでしょう。

つまり、プリンター機能はほぼ必須と言えます。

コストを抑えたい場合は、プリンター内蔵の「SquareTerminal(スクエアターミナル)」がおすすめです。

Square RegisterSquare Terminal
Square Register(スクエアレジスター)
本体価格84,980円39,980円
プリンター代据置型:約50,000円
モバイル型:約20,000円
不要
合計費用据置型:約134,980円
モバイル型:約104,980円
39,980円(税込)

SquareTerminal(スクエアターミナル)プリンターが内蔵されているので、キャッシュドロア(現金を入れる引き出し部分)と組み合わせるだけで、キャッシュレス決済の受付可能なPOSレジとして機能します。


このように、「Square Register(スクエアレジスター)を導入する上でのデメリットは費用面です。

Squareは端末の選択肢が豊富なので、予算に合わせて最適な端末を選ぶと良いでしょう。

類似している決済端末「SquareStand」との違いは?

Squareが既に提供しているSquare Stand(スクエアスタンド)」と見た目は似ていますが、全く異なる製品です。

Square Stand(スクエアスタンド)」は、決済端末を搭載したiPad専用のスタンドですが、「Square Register(スクエアレジスター)」はiPadを必要としないオールインワン端末です。

決済端末 Squareレジスター
Squareスタンド
Square Register(スクエアレジスター) Square Stand(スクエアスタンド)
本体価格 84,980円 29,980円
必要機器 不要 iPad
POSレジ機能 POSレジ内蔵
  • POSレジ内蔵
  • 外部のPOSレジと連携可
連携できるPOSレジ SquarePOSレジ
  • Airレジ
  • Bionly
  • Orange Operation
  • SquarePOSレジ
  • poscube
  • スマレジ
  • ユビレジ
クレジットカードの読み取り方式
  • ICカード
  • 磁気カード
  • タッチ決済
  • ICカード
  • タッチ決済
接続回線
  • 有線LAN(イーサネット)
  • 無線LAN(Wi-Fi)
  • 有線LAN(イーサネット)
  • 無線LAN(Wi-Fi)
  • モバイルデータ通信
保証期間
  • 注文日から2年間
  • 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
  • 注文日から1年間
  • 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
公式サイトへ 公式サイトへ

Square Stand(スクエアスタンド)はiPadを利用できるため、他社アプリの利用ができるなど汎用性が高いです。また、スタンドを回転させて、決済するため、お客様とのやりとりがしやすい設計になっています。

「Square Stand(スクエアスタンド)」のスタンドを回転させて、決済するため、顧客とやりとりするイメージ

一方で「Square Register(スクエアレジスター)は、独立したオールインワン端末なので、汎用性には欠けますが、より高度なセキュリティを提供します。また、2つの大画面スクリーンによる操作性の高さから、よりスムーズな会計処理を行いたい方におすすめです。

【他社比較】他社の決済端末と比べて料金や機能性はどう?

「Square Register(スクエアレジスター)」と他社端末との違いを一目でわかるように表にまとめました。

スクロールできます
決済端末 Squareレジスター
stera terminal
PAYGATE
Airペイ
Square Register(スクエアレジスター) Airペイのカードリーダー
評価
 4.1/5

 4.3/5

 3.6/5

 4.3/5
提供元 Square株式会社 SMBC GMO PAYMENT株式会社 株式会社スマレジ 株式会社リクルート
決済端末の種類 据置型オールインワン決済端末 据置型オールインワン決済端末 ポータブル型オールインワン決済端末 モバイル決済端末
決済手段 全42種以上 全50種以上 全29種 全69種以上
本体価格 84,980円 無料 39,600円※キャンペーン利用で無料 20,167円※キャンペーン利用で無料
月額利用料
  1. 中小企業プラン:無料
  2. 大型店プラン:無料
  1. スモールビジネスプラン:3300円(税込)
  2. スタンダードプラン:3300円(税込)
  3. お試しプラン:無料
3300円(税込)
  1. ディスカウントプログラム:無料
  2. 標準プラン:無料
決済手数料
  1. 2.50%~3.25%
  2. ~3.25%
  1. 1.98%~3.24%
  2. 2.70%~3.24%
  3. 3.24%
2.00%~
  1. 2.48%~3.24%
  2. 2.95%~3.24%
※COIN+は0.99%
入金手数料 無料 三井住友銀行は無料※他行は1回辺り220円 無料 無料
入金サイクル
  • 三井住友、みずほ銀行は翌営業日
  • その他の金融機関は週1回
※週1回入金=毎週木~翌週水曜日までの売上が翌週金曜日に入金
  • 月6回締め2営業日後払い
  • 月2回締め2営業日後払い
  • 月2回締め15日後払い
※任意で選択可※一部の業種・取り扱い商材は月2回締め15日後払い
  • 月2回
  • QRコード決済分のみ月1回
  • 三井住友、みずほ、三菱UFJ銀行は月6回
  • その他の金融機関は月3回
  • QRコード決済分のみ月1回
保証期間
  • 注文日から2年間
  • 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
契約期間中は常に保証対象 決済端末の到着から12ヶ月以内 受取月を含む6ヶ月以内
持ち運びの可否 不可 不可
導入の目安 申込み当日~3営業日 申込みから1.5か月~ 申込みから約1か月 申込みから約10日
審査通過率
公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ

POSレジ機能が使える決済端末は、オールインワン型のstera terminal」と「PAYGATE Station Lです。これらの端末は、月額利用料が必要で、申し込みから導入までに1ヶ月以上時間がかかります。

一方、スマホやタブレットと連動して使用するAirペイは、POSレジ機能を持たず、キャッシュレス決済のみの受付に機能が限定されています。

 Airペイ

「Square Register(スクエアレジスター)の場合、初期費用はかかりますが、導入後は決済手数料のみで利用可能です。また、入金サイクルや導入のスピードも非常に早い点が特徴です。

繰り返しになりますが、Squareは全4種の決済端末を提供しており、併用も可能です。端末の選択肢が豊富なため、Squareの利用を検討しているものの初期費用が気になる場合、本体価格の安いSquare Reader(スクエアリーダー)から試してみてはいかがでしょうか?

Square Register(スクエアレジスター)を導入する流れ

Square Register(スクエアレジスター)の導入までの流れ
STEP
Squareアカウントの作成

Square公式サイトの申込みフォームに従って、事業者情報を入力していきます。なお、申込時には面倒な書類提出が不要です。

STEP
加盟店審査※最短15分~3営業日

申込情報を基に、加盟店審査が行われます。

事業者情報に不備がなければ、基本的には審査に通過し、最短15分~3営業日で完了します。

STEP
端末の注文

審査通過後に、Square公式オンラインストアから端末を注文します。オンラインストアの場合、発送までに2~3営業日かかるため、土日祝を挟む場合や、導入を急ぐ方はAmazonからの注文がおすすめです。

STEP
端末の受取・利用開始

電源を入れ、簡単なセットアップをすれば、利用開始できます。

【まとめ】Square Register(スクエアレジスター)はどんな事業者におすすめ?

こんな事業者におすすめ
  • POSレジと決済端末をまとめて導入したい方
  • 常設店舗を持ち、スタイリッシュなレジ環境を構築したい方
  • 開業までに時間がない方
  • 直感的で使いやすいレジ端末をお探しの方
  • Squareの豊富なアプリを活用したい方
以下のような方には不向き
  • 低価格なPOSレジを求めている方
  • 他社のPOSレジを使用し、Squareはキャッシュレス決済の受付のみ使用する方
  • 屋外イベントやキッチンカー、タクシーなど持ち運びたい方

Square製品なら「Square Reader」「Square Terminal」がおすすめ
iPad&カードリーダーが無料の「Airペイ」との併用もおすすめ

「Square Register(スクエアレジスター)は、デザイン性と操作性を重視したPOSレジです。2つの大画面ディスプレイを搭載することで、店舗スタッフもお客様も操作がしやすく、スムーズな会計処理が実現できます。

しかし、本体価格が高く、プリンター非搭載である点から導入費用がどうしても高額になってしまうため、資金面で余裕がない場合には、「Square Reader」「Square Terminal」等のSquare製品がおすすめです。

また、店舗用のiPadを持っていない場合には、iPadとカードリーダーが無料の「Airペイ」との併用もおすすめです。

Square製品は、30日以内なら使用済みでも無料返品できるため、興味がある方はSquareアカウントを作成し、実施に使い勝手を試してみてください。

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