決済サービス『Square(スクエア)』は、現在、「4種類の決済端末」と「スマホそのものを決済端末として扱う「スマホでタッチ決済」を提供しています。
この記事では、これから『Square(スクエア)』の導入を検討している方に向けて、決済端末の違いや選び方など解説していきます。
【一目でわかる】Squareの決済端末 比較表
Square Reader | Square Terminal | Square Stand | Square Register | スマホでタッチ決済 | |
---|---|---|---|---|---|
タイプ | モバイル決済端末 | ポータブル型オールインワン決済端末 | iPadスタンド型決済端末 | 据置型オールインワン決済端末 | Tap to Pay |
本体価格 | 4,980円※スマホまたはタブレットは加盟店側で用意 | 39,980円 | 29,980円 | 84,980円 | 無料※スマホは加盟店が用意 |
決済手数料 | 3.25%※11月1日からVisa、Mastercardの手数料2.50%に引き下げ⇛詳しくはこちら※カード情報手入力・オンライン決済は3.60~3.75% | ||||
必要機器 |
| 不要 | iPad | 不要 |
|
タッチ決済 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
ICカード | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 ※手入力で決済可能 |
磁気カード | 非対応 ※手入力で決済可能 | 対応 | 非対応 ※手入力で決済可能 | 対応 | 非対応 ※手入力で決済可能 |
電子マネー決済 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
QRコード決済 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
カード決済時の認証 | 暗証番号 サイン | 暗証番号 サイン | 暗証番号 サイン | 暗証番号 サイン | サイン |
プリンター |
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周辺機器との接続方法 | Bluetooth Wi-Fi | Bluetooth Wi-Fi USB | Bluetooth Wi-Fi USB | Bluetooth Wi-Fi USB | Bluetooth Wi-Fi |
持ち運びの可否 | 可 | 可 | 不可 | 不可 | 可 |
インターネットの通信方法 | Wi-Fi モバイルデータ通信 | Wi-Fi イーサネット(有線LAN) | Wi-Fi モバイルデータ通信 | Wi-Fi イーサネット(有線LAN) | Wi-Fi モバイルデータ通信 |
リテールPOSレジへの対応 | iOS端末利用時のみ対応 | 非対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
POSレジ機能 |
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Square(スクエア)が提供する決済端末
ここでは、各決済端末について簡単に解説していきます。
Square Reader(スクエアリーダー)
『Square Reader(スクエアリーダー)』は、「スマホまたはタブレット(iOS・Android対応)」とBluetoothで接続して使用するモバイル決済端末です。
本体価格は4,980円と『Square(スクエア)』が提供する決済端末の中で最もリーズナブルです。iOS・Androidの両方に対応しているため、手持ちのスマホを使えば初期費用を大幅に抑えることができます。
予算を抑えてキャッシュレス対応したい店舗や、イベント出店、キッチンカー、タクシーなど屋外で利用する事業者まで幅広く使える製品です。
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Square Terminal(スクエアターミナル)
『Square Terminal(スクエアターミナル)』は、この1台で「キャッシュレス決済の受付」から「レシート発行」まで行えるオールインワン決済端末です。
5.5インチのタッチパネル、カードリーダー、プリンターが一体になっており、『Square(スクエア)』の各機能をこの1台で利用できます。
『Square(スクエア)』では、月額無料で使えるPOSレジ機能も提供しており、キャッシュドロア(現金を収納する機器)と組み合わせれば、コンパクトでスタイリッシュなレジ環境を整えることができます。
また、持ち運び可能なため、キッチンカーやタクシーなど屋外での決済にも適しています。
本体価格は39,980円と一見高額ですが、追加の周辺機器を用意する必要がなく、コスパに優れている機器と言えます。
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Square Stand(スクエアスタンド)
『Square Stand(スクエアスタンド)』は、「iPadスタンド」と「カードリーダー」が一体となった決済端末です。
回転式のスタンドとなっており、決済時にはお客様側にディスプレイを向けることができます。
お客様はiPadの大きな画面上で会計情報を確認し、ディスプレイ横のカードリーダーを使って、自身でカードやスマホを読み取って決済できます。
お客様とコミュニケーションを取りつつ、安心して決済できるPOSレジ環境を整えたいお店にとくにおすすめです。
本体価格は29,980円ですが、iPadは含まれておらず別途購入が必要です。
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Square Register(スクエアレジスター)
『Square Register(スクエアレジスター)』は、「POSレジ」と「キャッシュレス決済」の機能を一体化したオールインワン型の決済端末です。
見た目は「Square Stand(スクエアスタンド)」に似ていますが、iPadは使用せず、2つの大画面ディスプレイを搭載したSquare専用の端末です。
本体価格は84,980円とSquare製品の中で最も高額です。また、プリンターは非搭載のため、紙の明細発行には別途プリンターの用意が必要です。
周辺機器の購入費用も含めると、初期費用は高額になるため、ある程度予算に余裕があるお店向けの端末です。
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スマホでタッチ決済
『スマホでタッチ決済』は、スマホそのものを決済端末として使用します。iPhoneとAndroidスマホの両方に対応しています。
そのため、手持ちのスマホを使えば初期費用0円で導入でき、審査後、決済端末の配送を待つことなく、すぐにカード決済の受付が可能です。
スマホ1台で完結するため、荷物を最小限に抑えたいイベント出店やキッチンカー、タクシーなど屋外での決済にも非常に便利です。
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Square(スクエア)の決済端末の7つの違い
ここからは『Square(スクエア)』の各決済端末の違いについて、詳しく解説します。
ここでは特に違いのある以下の7つに項目に分けて解説します。
それでは、一つずつみていきましょう。
違い.1|初期費用と必要機器
『Square(スクエア)』の初期費用は「決済端末代」と「必要な周辺機器の購入費用」の2点で決まります。決済端末によっては、周辺機器が必要になるため、初期費用にも差が出てきます。
『Square Terminal(スクエアターミナル)』『Square Register(スクエアレジスター)』を除く決済端末には、スマホやタブレット等の周辺機器が必要です。これらの周辺機器が既に手元にある場合は、決済端末代のみで導入することができます。
Square Reader | Square Terminal | Square Stand | Square Register | スマホでタッチ決済 | |
---|---|---|---|---|---|
端末代 | 4,980円※スマホまたはタブレットは加盟店側で用意 | 39,980円 | 29,980円 | 84,980円 | 無料※スマホは加盟店が用意 |
必要機器 |
| 不要 | iPad | 不要 |
|
また、紙のレシートを発行するには、レシートプリンターが必要です。
『Square(スクエア)』はデジタルレシートに対応しており、メールやSMSで送信することが可能ですが、会計時にメールアドレスや電話番号を確認し、入力するのは手間がかかります。
『Square Terminal(スクエアターミナル)』は、Square製品の中で、唯一プリンターを内蔵しています。
レシートプリンターは安価なモバイル型でも約2万円程度、据置型だと約5万円と決して安くありません。
そのため、プリンターの購入を考慮すると、『Square Terminal(スクエアターミナル)』が初期費用を最も抑えられる可能性があります。
当記事の後半『初期費用を徹底比較|最も安価なSquare製品はどれ?』では、購入する周辺機器ごとにかかる初期費用を細かく比較しています。初期費用を抑えたい方や、具体的な金額を知りたい方はぜひご覧ください。
違い.2|カード決済の読み取り方式
対面でのカード決済では、以下のいずれか3つの方式でクレジットカードを読み取り決済します。
Square製品は、決済端末によって、対応可能なクレジットカードの読み取り方式が異なります。
Square Reader | Square Terminal | Square Stand | Square Register | スマホでタッチ決済 | |
---|---|---|---|---|---|
タッチ決済 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
ICカード | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 ※手入力で決済可能 |
磁気カード | 非対応 ※手入力で決済可能 | 対応 | 非対応 ※手入力で決済可能 | 対応 | 非対応 ※手入力で決済可能 |
全ての読み取り方式に対応しているのは『Square Terminal(スクエアターミナル)』と『Square Register(スクエアRegister)』の2つです。
『Square Reader(スクエアリーダー)』と『Square Stand(スクエアスタンド)』は、旧モデルでは磁気カードにも対応していましたが、最新モデルでは廃止されました。
『スマホでタッチ決済』は専用端末が不要で持ち運びに便利ですが、タッチ決済に対応したカードしか受付できません。
磁気カードはセキュリティ上の脆弱性が指摘されており、イギリスをはじめとする先進国ではICチップへの移行が進んでいます。日本でも国内発行のクレジットカードのほとんどがICチップを搭載しています。
ただし、『Square(スクエア)』では、カード情報を手入力しての決済も可能です。そのため、お客様が読み取りできないカードしか持っていない場合でも支払いを受け付けることができます。
まずは『スマホでタッチ決済』で使ってみて、タッチ決済に非対応のカード決済が多い場合は、『Square Reader(スクエアリーダー)』の追加購入を検討するなど、顧客のニーズに合わせて利用環境を調整すると良いでしょう。
違い.3|対応可能な決済手段
『Square(スクエア)』では、全42種以上の決済手段に対応することができます。
カード決済 | Visa Mastercard AMEX JCB Diners Club Discover |
---|---|
電子マネー決済 | iD QUICPay 交通系IC Apple Pay |
QRコード決済 |
ただし、『スマホでタッチ決済』は電子マネー決済には対応していません。各決済端末での対応可能な決済手段は以下の通りです。
Square Reader | Square Terminal | Square Stand | Square Register | スマホでタッチ決済 | |
---|---|---|---|---|---|
カード決済 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
電子マネー決済 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 不可 |
QRコード決済 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
電子マネー決済は、少額決済での利用が多い決済手段です。しかし、「NIRAの2023年の調査」によれば、電子マネー決済は対面決済での利用に限定されることから、カード決済やQRコード決済に比べると、消費者ニーズが少ない傾向にあります。
『スマホでタッチ決済』での『Square(スクエア)』導入を検討している方は、導入後に電子マネー決済のニーズが高ければ、『Square Reader(スクエアリーダー)』を追加購入すると良いでしょう。
違い.4|持ち運びの可否
『Square Stand(スクエアスタンド)』と『Square Register(スクエアレジスター)』以外の決済端末は持ち運び可能です。
Square Reader | Square Terminal | Square Stand | Square Register | スマホでタッチ決済 | |
---|---|---|---|---|---|
持ち運び | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
持ち運びができることで、屋外イベントでの使用はもちろん、客席まで持っていきキャッシュレス決済の行うなど、レジカウンター以外でもお会計が可能になります。
ただし、屋外での使用時は、ネット環境に注意が必要です。
『Square Reader(スクエアリーダー)』と『スマホでタッチ決済』はスマホのモバイルデータ通信を利用して決済可能です。一方で、『Square Terminal(スクエアターミナル)』にはWi-Fi接続が必要です。そのため、テザリング機能やポケットWi-Fiを通じてインターネットに接続する必要があります。
イベント出店、キッチンカー、タクシーなど屋外での利用が中心の場合は、持ち運びやすさと通信環境を整えやすい端末を選ぶことをおすすめします。
違い.5|POSレジ機能
『Square(スクエア)』の決済は、『SquarePOSレジアプリ』を通じて行います。名前の通り『POSレジ機能』も備わっており、月額無料で基本的なPOSレジ機能を使うことができます。
このPOSレジ機能は全ての決済端末で利用できますが、小売店向けに機能が拡張された「リテールPOSレジ」は一部の決済端末では利用できません。
リテールPOSレジとは?
複数店舗運営を行う小売・アパレル業者向けの機能で、店舗間で在庫情報が共有することができます。
Square Reader | Square Terminal | Square Stand | Square Register | スマホでタッチ決済 | |
---|---|---|---|---|---|
リテールPOSレジへの対応 | iOS端末利用時のみ対応 | 非対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
上記の通り、『Square Terminal(スクエアターミナル)』と『スマホでタッチ決済』は「リテールPOSレジ」を利用できません。
もちろん、事業の成長に応じて端末を変更することもできます。事業規模や店内に合わせて、柔軟に対応できるのは『Square(スクエア)』の大きな魅力の一つです。
違い.6|他社POSレジとの連携
『Square(スクエア)』は、他社のPOSレジとの連携にも対応しています。
『Square(スクエア)』と連携可能なPOSレジは以下の通りです。
- Airレジ
- スマレジ
- Bionly
- Ubiregi
- poscube
- Orange Operation
ただし、他社のPOSレジとの連携には、それぞれのアプリが同じ端末上にインストールされている必要があります。
そのため、Square専用の端末である『Square Terminal(スクエアターミナル)』『Square Register(スクエアレジスター)』は他社のPOSレジアプリをインストールできないので、他社のPOSレジとの連携ができません。
Square Reader | Square Terminal | Square Stand | Square Register | スマホでタッチ決済 | |
---|---|---|---|---|---|
他社のPOSレジとの連携 | 対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 | 一部対応 |
また、『Square(スクエア)』が連携できるPOSレジの多くはiOS向けに提供されています。そのため、『スマホでタッチ決済』をAndroidスマホを利用する場合も連携できない可能性があります。
『Square(スクエア)』はキャッシュレス決済の受付のみ利用し、他社のPOSレジと併用する場合には、『Square Reader(スクエアリーダー)』『Square Stand(スクエアスタンド)』のいずれかの利用がおすすめです。
違い.7|保証期間
Square製品は、注文日から1年間の保証がついています。ただし、『Square Register(スクエアレジスター)』のみ本体価格が高額であるため、保証期間は2年間となります。
Square Reader | Square Terminal | Square Stand | Square Register | スマホでタッチ決済 | |
---|---|---|---|---|---|
保証期間 | 1年間 | 1年間 | 1年間 | 2年間 | – |
また、全ての決済端末に返品保証がついており、注文から30日以内なら使用済みでも無料で返品できます。
そもそも『Square(スクエア)』には利用期間や最低決済額といった契約上の縛りがなく、いつでも解約できます。
リスクなしで実際の使い心地を試せるので、興味がある方はSquareアカウントを作成し、端末を注文してみることをおすすめします。
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初期費用を徹底比較|最も安価なSquare製品はどれ?
『Square(スクエア)』の初期費用は「端末代」と「必要機器の購入代金」によって決まります。ここでは、以下の5つのパターンに分けて初期費用を比較します。
パターン.1|決済端末のみ購入する場合
既に周辺機器が手元にある場合、初期費用は端末代のみとなります。
Square Reader | Square Terminal | Square Stand | Square Register | スマホでタッチ決済 | |
---|---|---|---|---|---|
端末代 | 4,980円※スマホまたはタブレットは加盟店側で用意 | 39,980円 | 29,980円 | 84,980円 | 無料※スマホは加盟店が用意 |
この場合、専用の端末が不要な『スマホでタッチ決済』は初期費用0円で導入できます。
パターン.2|決済端末+必要機器を購入する場合
「決済端末」と「それを利用するための最低限の周辺機器」を購入する場合、初期費用は以下通りです。
Square Reader | Square Terminal | Square Stand | Square Register | スマホでタッチ決済 | |
---|---|---|---|---|---|
端末代 | 4,980円※スマホまたはタブレットは加盟店側で用意 | 39,980円 | 29,980円 | 84,980円 | 無料※スマホは加盟店が用意 |
必要機器 | Androidスマホ:10,000円~ iPad:49,800円 | 不要 | iPad: 49,800円 | 不要 | iPhone:20,000円~ Androidスマホ:10,000円~ |
合計費用 | Androidスマホ:14,900円~ iPad:54,780円 | 39,980円 | 79,780円 | 84,980円 | 10,000円~ |
Androidスマホは格安モデルであれば、1万円台から販売されています。そのため、必要機器を購入する場合も『スマホでタッチ決済』が最も安価です。
次に、安価な『Square Reader(スクエアリーダー)』は、iOSとAndroidの両方に対応しており、使用するデバイスによって、初期費用が大きく変わります。
例えば、本体価格が4万円を超えるiPad等のデバイスを利用するなら、『Square Terminal(スクエアターミナル)』の方が初期費用を抑えることができるでしょう。
パターン.3|決済端末+プリンターを購入する場合
紙のレシートを印刷する場合、プリンター機能が必要です。
ここでは、決済端末とプリンターを同時に購入する場合の初期費用を比較してみます。
Square Reader | Square Terminal | Square Stand | Square Register | スマホでタッチ決済 | |
---|---|---|---|---|---|
端末代 | 4,980円※スマホまたはタブレットは加盟店側で用意 | 39,980円 | 29,980円 | 84,980円 | 無料※スマホは加盟店が用意 |
プリンター | モバイル型:20,000円 据置型:47,000円 | 本体に内蔵 | モバイル型:20,000円 据置型:47,000円 | モバイル型:20,000円 据置型:47,000円 | モバイル型:20,000円 据置型:47,000円 |
合計費用 | モバイル型:24,980円 据置型:51,980円 | 39,980円 | モバイル型:49,980円 据置型:76,980円 | モバイル型:104,980円 据置型:131,980円 | モバイル型:20,000円 据置型:47,000円 |
モバイル型プリンターを購入する場合、『スマホでタッチ決済』が最も安価です。一方で、据置型プリンターを購入するのであれば、プリンター内蔵の『Square Terminal(スクエアターミナル)』の方が費用を抑えることができます。
補足:プリンターの価格について
プリンターの価格は変動することがあるため、一般的な市場価格を基準にしました。モバイル型プリンターは2万円、据置型プリンターは4万7千円と見積もっています。
パターン.4|決済端末+必要機器+モバイル型プリンターを購入する場合
全ての機器を新規に購入する場合の初期費用は以下のようになります。ここでは、モバイル型プリンターの購入を前提にしています。
Square Reader | Square Terminal | Square Stand | Square Register | スマホでタッチ決済 | |
---|---|---|---|---|---|
端末代 | 4,980円※スマホまたはタブレットは加盟店側で用意 | 39,980円 | 29,980円 | 84,980円 | 無料※スマホは加盟店が用意 |
必要機器 | Androidスマホ:10,000円~ iPad:49,800円 | 不要 | iPad: 49,800円 | 不要 | iPhone:20,000円~ Androidスマホ:10,000円~ |
モバイル型プリンター | 20,000円 | 本体に内蔵 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 |
合計費用 | Androidスマホ:34,900円~ iPad:74,780円 | 39,980円 | 99,780円 | 104,980円 | 30,000円~ |
手持ちのスマホを使う場合、『スマホでタッチ決済』が最も初期費用が安いです。
また、iPadを新規購入する場合は、『Square Terminal(スクエアターミナル)』の方が初期費用を抑えることができます。ただし、Square以外のアプリも利用する場合は、『iPad+Square Reader(スクエアリーダー)』での利用がおすすめです。
パターン.5|決済端末+必要機器+据置型プリンターを購入する場合
最後に、据置型プリンターと決済端末、必要機器を全て購入する場合の初期費用を比較します。
Square Reader | Square Terminal | Square Stand | Square Register | スマホでタッチ決済 | |
---|---|---|---|---|---|
端末代 | 4,980円※スマホまたはタブレットは加盟店側で用意 | 39,980円 | 29,980円 | 84,980円 | 無料※スマホは加盟店が用意 |
必要機器 | Androidスマホ:10,000円~ iPad:49,800円 | 不要 | iPad: 49,800円 | 不要 | iPhone:20,000円~ Androidスマホ:10,000円~ |
据置型プリンター | 47,000円 | 本体に内蔵 | 47,000円 | 47,000円 | 47,000円 |
合計費用 | Androidスマホ:61,900円~ iPad:101,780円 | 39,980円 | 129,580円 | 131,980円 | 57,000円~ |
据置型プリンターの価格が高いため、『Square Terminal(スクエアターミナル)』が最も初期費用を抑えることができます。
「モバイル型プリンターだと見た目が安っぽいけど、据置型プリンターは高すぎる」とお考えの方には『Square Terminal(スクエアターミナル)』がおすすめです。
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決済端末によって決済手数料や入金手数料は変わる?
『Square(スクエア)』を利用する際の決済手数料や入金手数料は、使用する端末による違いはありません。
『Square(スクエア)』の各種手数料は以下の通りです。
決済手数料 | 3.25%※11月1日からVisa、Mastercardの手数料2.50%に引き下げ⇛詳しくはこちら※カード情報手入力・オンライン決済は3.60~3.75% |
入金手数料 | 無料 |
月額サービス利用料 | 無料 |
解約金 | なし |
ただし、カード情報を手入力して決済する場合は、決済手数料3.75%が適用されるため、ご注意ください。
【まとめ】それぞれの決済端末はこんな方におすすめ!
- 初期費用をできるだけ安く抑えたい方
- 客席で決済する飲食店や、レジカウンター以外で会計を行うお店
- 屋外利用が多く、持ち運び可能な決済端末を求めている方
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- 一台で使える決済端末を求めている方
- レジカウンター以外での決済を頻繁に行うお店
- 屋外利用が多く、持ち運び可能な端末が必要な方
- 紙のレシート発行がしたいけど、プリンターを持っていない方
- インターネットに有線LANで接続したい方
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- POSレジ専用の端末をお探しの方
- 常設店舗を持ち、スタイリッシュなレジ環境を構築したい方
- 直感的で使いやすいレジ端末をお探しの方
- よりスムーズな会計業務を求める方
- インターネットに有線LANで接続したい方
製品情報をもっと詳しく
以上、『Square(スクエア)』が提供する決済端末の特徴や違い、選び方について解説してみました。
『Square(スクエア)』は、対面のキャッシュレス決済だけでなく、POSレジ機能からオンライン決済など、様々な機能を提供しています。
これらの機能は、月額固定費や維持費がかからず、キャッシュレス決済時に発生する3.25%の決済手数料のみで利用できます。
『Square(スクエア)』の決済端末は注文から30日以内であれば、使用後でも無料で返品可能です。導入を検討している方は、まずは実際に試してみてはいかがでしょうか?
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