STORES決済
ストアーズ決済
|基本情報 早見表

















- モバイル決済端末
- 19,800円
- iPhone
- iPad
- Androidスマホ
- Androidタブレット
- 必要な場合は別途購入
- ICカード
- 磁気カード
- タッチ決済
- 受け取りから1年間
- 外部のPOSレジと連携可
『STORES 決済(ストアーズ決済)』でできること|2つの決済機能
『STORES 決済(ストアーズ決済)』は、店舗運営だけでなく、様々な事業者がキャッシュレス決済の受付に対応できるサービスです。
幅広い業種やビジネスモデルでも使えるように、2つの決済機能を提供しています。
- 決済端末を用いた『対面決済』
- 決済用のWEBページを作成できる『STORES請求書』
それぞれの機能について、詳しく解説します。
決済端末を用いた『対面決済』
『STORES決済(ストアーズ決済)』の主な機能である『対面決済』では、小売業、レストランなどの店舗やイベント販売などで、顧客と直接対面して行う決済時に、クレジットカード決済や電子マネー決済の受付が可能になります。

使用する決済端末は、「スマホまたはタブレット」と「カードリーダー」を接続して使うモバイル決済端末です。

導入時に決済端末は無料提供※されます。iOS・Androidの両方に対応しているため、手持ちのスマホやタブレット使えば、初期費用0円で始めることができます。
※お申込みから180日以内に10万円以上の決済した場合
決済用のWEBページを作成できる『STORES請求書』
『STORES請求書』は、オンライン上でカード決済を受け付けるWEBページを作成する機能です。
この機能を使用して決済用のページを作成し、顧客にURLを送信することで、顧客はそのページからカード情報を入力して決済処理を行うことができます。

ネットショップやECサイトは、不特定多数の顧客向けに価格が固定された商品を販売することに向いています。一方、『STORES請求書』は、個別に見積もりが必要な商品やサービスの販売時の請求処理に利用できます。
また、ホテルや飲食店ではキャンセル料の徴収にも使用できるほか、決済端末の故障やその他の緊急時にも決済処理として活用できます。
『STORES請求書』は『STORES決済(ストアーズ決済)』を申し込み、審査に通過すると利用できます。加盟店負担の費用は決済手数料のみです。
『STORES 決済(ストアーズ決済)』の提供元
『STORES 決済(ストアーズ決済)』の提供元はSTORES株式会社です。
STORES株式会社は、専門知識不要で本格的なネットショップを開設できる『STORESネットショップ』をはじめ、POSレジやオンライン予約システムなど、商売をデジタル化するサービスを提供している企業です。
STORES株式会社の提供サービス




これらのサービスは相互に連携することが可能であり、必要なサービスだけを利用したり、他社のサービスと連携して使用することもできます。
補足
2020年4月に「STORESネットショップ」とのブランド統合により、サービス名称が「Coiney(コイニー)」から「STORESターミナル」に変更されました。
その後、2020年11月には再度名称が「STORES決済(ストアーズ決済)」へと変更されています。
『STORES 決済(ストアーズ決済)』の対象事業者
事業形態 | 法人 個人事業主 |
---|---|
店舗の有無 | 問わない |
ビジネスモデル | BtoB(事業者間取引) BtoC(対消費者取引) |
『STORES 決済(ストアーズ決済)』は、法人・個人事業主のどちらの事業形態でも利用できます。
飲食店や小売店、美容室などの物理的な店舗を持つ事業者だけでなく、イベント出店やキッチンカー、タクシーなどの移動店舗でも利用可能です。
さらに、『STORES請求書』を使えば、フリーランスや個人事業主などの請求処理(対企業・対個人のどちらも可)や、ホテルや飲食店でのキャンセル料徴収、ECサイトを持たないSNS上でのオンライン販売など遠方の顧客への請求も可能です。

ただし、事前決済や継続的なサービスの決済は禁止されています。具体例を挙げると、回数券の販売、習い事の月謝、年会費などが該当します。
『STORES請求書』でも事前決済は認められていないため、ホテルの宿泊料金や引越し業者の作業料金の前払いなどは利用できません。
このような決済ニーズに応えるためには、他社サービスの『Square』の利用がおすすめです。『Square』は、対面からオンライン決済まで豊富な機能を備えており、『STORES決済(ストアーズ決済)』以上に多くの業種向けにサービスを提供しています。
『STORES 決済(ストアーズ決済)』の2つの料金プラン
『STORES 決済(ストアーズ決済)』では、年間の取扱高や事業者規模に応じて2つの料金プランを提供しています。
プラン名 | 中小支援プラン | スタンダードプラン |
---|---|---|
概要 | 年間キャッシュレス決済の総額が3,000万円未満の中小事業者向け | STORES決済の標準プラン |
契約期間 | 最低3年間 ※解約時は残月数×3300円の違約金あり | なし |
月額費用 | 3300円(税込) | 無料 |
初期費用 | 無料 ※周辺機器は加盟店負担 | 19,800円(条件達成で0円) ※周辺機器は加盟店負担 |
クレジットカード手数料 | Visa/Mastercard: 1.98%(非課税) その他: 2.38%(非課税) | 3.24%(非課税) |
電子マネー手数料 | 1.98%~3.24% ※税の取り扱いは決済手段による | |
QRコード決済手数料 | 3.24% ※税の取り扱いは決済手段による | |
入金手数料 | 無料※手動入金の場合、振込金額が10万円未満の場合、200円/回 |
初期費用
「スタンダードプラン」は申込みから180日以内に10万円以上の決済をすれば決済端末が無料です。一方、「中小支援プラン」は、無条件で決済端末が無料です。
月額費用と決済手数料
「スタンダードプラン」は月額費用が無料です。一方、「中小支援プラン」は、月額費用3,300円が毎月かかります。
しかし、クレジットカード決済の手数料に大きな違いがあり、スタンダードプランは3.24%、中小支援プランは1.98~2.38%です。
そのため、月間のカード決済が約30万円以上ない場合は、月額費用分、中小支援プランの方が毎月の費用負担は大きくなります。適切なプラン選択には、自社の決済規模を考慮することが重要です。
契約期間と違約金
「スタンダードプラン」は契約期間の縛りはなく、いつでも解約できます。一方、「中小支援プラン」は、最低3年間の契約期間があり、期間内の解約は残月数×3,300円の違約金が発生します。
- 12ヶ月目で解約した場合:(36-12)ヶ月 × 3,300円 = 79,200円
- 24ヶ月目で解約した場合:(36-24)ヶ月 × 3,300円 = 39,600円
なお、他社サービスでも中小事業者向けプランを提供しており、契約期間の縛りや違約金の負担がない低リスクなサービスも存在します。
具体的には以下の3社が挙げられます。
決済サービス | 提供元 | 決済手段 | 月額利用料 | 決済手数料 | 契約期間 | 解約金 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Square![]() |
Square株式会社 | 全42種以上 |
|
| なし | なし |
お申し込みはこちら |
Airペイ![]() |
株式会社リクルート | 全69種以上 |
|
| なし | なし※キャンペーンで貸与されたiPad・カードリーダーは解約時に要返却 |
お申し込みはこちら |
stera pack![]() |
SMBC GMO PAYMENT株式会社 | 全30種以上 |
|
| 3年間 | 解約申請から45日以内に端末返却で免除※端末返却ができない場合は利用期間に応じて最大88,000円の違約金あり |
お申し込みはこちら |
『STORES 決済(ストアーズ決済)』の中小支援プランの適用条件と注意点
『STORES 決済(ストアーズ決済)』の中小支援プランは、年間のキャッシュレス決済の総決済額3000万円未満の中小事業者を対象としています。具体的な対象者は以下の通りです。
中小支援プランの対象者
- 事業者単位で年間のキャッシュレス決済総額が3000万円未満
- 中小企業庁が定める「中小企業」の定義に該当する事業者
- 上場企業の子会社・関連会社でないこと
- フランチャイズ店舗でないこと
中小企業庁が定める「中小企業」は業種別に定められており、具体的な定義は以下の通りです。
業種 | 資本金等※1 | 常時使用する従業員の数 |
---|---|---|
製造業、建設業、 運輸業、その他の業種※2 | 3億円以下 | 300人以下 |
卸売業 | 1億円以下 | 100人以下 |
サービス業 | 5,000万円以下 | 100人以下 |
小売業 | 5,000万円以下 | 50人以下 |
※2 その他の業種は、卸売業、サービス業、小売業を除く
出典:中小企業庁「中小企業の定義に関するよくある質問」
対象外となる事業者
- 過去にSTORES 決済を利用した事業者
- 上場企業とその連結子会社
- フランチャイズ本部事業者
- 禁止事項に該当する事業者
- 加盟店規約違反
- 虚偽情報の提供
- 事業妨害行為
『STORES 決済(ストアーズ決済)』の中小支援プランは、新規加盟店を対象としています。過去に『STORES 決済(ストアーズ決済)』を利用していた場合はプランの対象外です。
中小支援プランの注意点
『STORES 決済(ストアーズ決済)』の中小支援プランは、最低3年間の契約期間が設けられています。中途解約の場合は、残月数×3,300円の違約金が請求されます。
つまり、以下のようなリスクを抱えることになります。
- 事業が成功して売上が伸びた場合でもペナルティ(違約金)が発生
- 経営判断でフランチャイズ化を選択しても即座に違約金対象
- スタンダードプランへの移行という選択肢がないため、成長を目指す事業者にとってリスクとなる
具体例を挙げると以下の通りです。
- 契約1年目: キャッシュレス決済額2,500万円(基準内)
- 契約2年目: 店舗が人気となり、決済額が3,500万円に増加
→ 3,000万円の基準を超えたため、中小支援プラン対象外となり、中途解約扱い
→ 残り13ヶ月分の違約金: 13ヶ月 × 3,300円 = 42,900円が請求
- 当初: 独立店舗として営業(基準内)
- 契約2年目途中: 大手チェーンとフランチャイズ契約を締結
→ フランチャイズ店舗となった時点で中小支援プラン対象外
→ 残り16ヶ月分の違約金: 16ヶ月 × 3,300円 = 52,800円が請求
年間キャッシュレス決済の総額が3,000万円未満という条件は店舗ごとではなく、事業者単位です。そのため、向こう3年以内に店舗展開や事業規模拡大の可能性がある事業者は、急に解約され、違約金の負担があるリスクを考慮して導入を検討すべきです。
なお、『Square』や『Airペイ
』では契約期間の縛りや違約金もなく、中小事業者向けプランを提供しています。
STORES決済と同料率の1.98%~中小プランを提供する『stera pack』も違約金の負担はありませんし、条件の対象外になった場合でも通常プランに自動的に移行し、継続利用が可能です。
決済サービス | 提供元 | 決済手段 | 月額利用料 | 決済手数料 | 契約期間 | 解約金 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Square![]() |
Square株式会社 | 全42種以上 |
|
| なし | なし |
お申し込みはこちら |
Airペイ![]() |
株式会社リクルート | 全69種以上 |
|
| なし | なし※キャンペーンで貸与されたiPad・カードリーダーは解約時に要返却 |
お申し込みはこちら |
stera pack![]() |
SMBC GMO PAYMENT株式会社 | 全30種以上 |
|
| 3年間 | 解約申請から45日以内に端末返却で免除※端末返却ができない場合は利用期間に応じて最大88,000円の違約金あり |
お申し込みはこちら |

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の決済手段と決済手数料
『STORES 決済(ストアーズ決済)』は、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済など全41種の決済手段に対応しています。
※STORES請求書は、カード決済のみ受付可能です。
具体的な対応ブランドと手数料率は以下の通りです。















標準プランの決済手数料は、クレジットカード・QRコード・電子マネー(交通系除く)が3.24%、交通系電子マネーが1.98%となっています。
中小事業者向けプランではクレジットカード決済のみ、さらにお得な料率で利用できます。ただし、月額費用として3300円がかかったり、3年以内の解約時には違約金の負担があります。
『STORES 決済(ストアーズ決済)』の決済手段は少なくありませんが、AliPayや銀聯(UnionPay)といった外国人向けの決済手段への対応が不十分です。国内向け・外国人向けの双方に対応している決済手段に網羅的に対応したいなら『Airペイ』がおすすめです。
『STORES 決済(ストアーズ決済)』の決済端末と周辺機器
『STORES 決済(ストアーズ決済)』の利用には「決済端末(カードリーダー)」と「モバイル端末(スマホまたはタブレット)」の2点が必要です。各機器をBluetooth接続し、モバイル端末にインストールした専用アプリを通じて決済が行われます。

レシートプリンターは必須ではありません。ただし、カード明細(お客様控え)を紙で発行するには、別途レシートプリンターを用意する必要があります。
ここでは、決済端末と各周辺機器について詳しく解説します。
決済端末

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の決済端末は、クレジットカード決済と電子マネー決済に利用します。
この決済端末は、ICカード、磁気カード、タッチ決済の全ての決済方式に対応しています。



また、手のひらサイズでコンパクトなため、場所を取らずに使用できます。さらに、持ち運びができるため、飲食店のテーブル会計やイベント出店時の屋外決済などでも利用できます。
通常価格は「19,800円」ですが、申し込みから180日以内に累計10万円以上の決済をすると無料になります。(条件未達成時のカードリーダー代は後日請求)
また、中小支援プランなら無条件で無料です。
スマホまたはタブレット

『STORES 決済(ストアーズ決済)』は、iOS、Androidの両方に対応しています。手持ちのスマホを使うことで初期費用を抑えることができます。
また、以前は電子マネー決済はiOS端末でしか受付できませんでしたが、現在はAndroid端末でも決済が可能です。
レシートプリンター

『STORES 決済(ストアーズ決済)』では、取引明細をメールで送信できるため、レシートプリンターは必須ではありません。しかし、Bluetooth接続に対応したレシートプリンターを別途用意することで、紙の明細発行が可能になります。
POSレジ導入済みの店舗など、すでにレシートプリンターを持っている場合は、Bluetooth接続に対応していればそのまま利用できる可能性が高いです。
『STORES 決済(ストアーズ決済)』の入金サイクルと入金手数料
『STORES 決済(ストアーズ決済)』で決済した売上の入金は、2つの方式から選ぶことができます。
- 月1回の「自動入金」
- 最短2営業日以内に入金される「手動入金」
初期設定では「手動入金」が適用されており、管理画面から変更可能です。
自動入金 | 手動入金 | |
---|---|---|
入金頻度 | 月1回 | 振込依頼ごと |
入金日 | 翌月20日 ※土日祝の場合は翌営業日 | 振込依頼から2営業日以内 |
入金手数料 | 無料 | 10万円以上で無料 10万円未満は1回/220円 |
自動入金は定期的に行われ、入金額を問わず手数料はかかりません。
一方で、手動入金は管理画面上から振込依頼を行うと、前回の振込依頼までの売上が翌営業日~翌2営業日程度で登録口座へ入金されます。ただし、入金額が10万円未満の場合には入金ごとに220円の手数料が発生します。
手動入金の方が着金が早いですが、都度、振込依頼を管理画面から操作する手間がかかります。そのため、頻繁に振込依頼を行う手間を避けたい場合は、自動入金の利用がおすすめです。
入金サイクルの選び方
手動入金のメリット
- 振込のタイミングを自由に選択可能
- 10万円以上の場合は手数料無料
- 毎日6:00から振込依頼が可能
自動入金のメリット
- 手続き不要で自動的に入金
- 手数料が常に無料
- 事務作業の軽減
小規模店舗は自動入金、大規模店舗は手動入金が向いています。
例えば、日々の売上が10万円を超える店舗は、手動入金を利用することで手数料を抑えつつ、必要なタイミングで入金できます。
一方で、事務作業の負担を減らしたい場合は、自動入金がおすすめです。毎月決まった日に入金されるため、資金繰りの計画が立てやすくなります。
入金方式はいつでも変更できるので、資金繰りに応じて使い分けると良いでしょう。
『STORES 決済(ストアーズ決済)』が連携できる外部サービス
『STORES 決済(ストアーズ決済)』は、POSレジと会計ソフトとの連携が可能です。それぞれ連携することで、業務効率の向上に期待できます。
POSレジ連携
『STORES 決済(ストアーズ決済)』が連携可能なPOSレジは全13種と種類が豊富です。ただし、POSレジによっては一部の決済情報しか連携できない場合があります。
POSレジ | カード決済 (IC/磁気カード) | カード決済 (タッチ決済) | 交通系 電子マネー | QUICPay | iD | WeChat Pay | QRコード決済 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
STORES レジ | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
スマレジ | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
ユビレジ | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
あっと決済 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
Bionly | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Salon Answer | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
POS+ | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
Orange Operation | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
poscube | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Loyverse POS | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
NEXPO | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
Okage DX Platform | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
かんたんレジ | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
全ての決済と完全に連携しているのは以下のPOSレジです。
- STORES レジ
- ユビレジ
- Bionly
- Orange Operation
- poscube
なお、POSレジとの連携は必須ではありません。しかし、POSレジと決済端末を連携させると、会計の二度打ちが不要になり、誤入力防止に繋がります。

さらに、よりスムーズな会計処理ができるため、とくに多くの顧客の会計対応が求められる店舗や、ピークタイムの混雑緩和に効果的です。
会計ソフト連携
『STORES決済(ストアーズ決済)』は、会計ソフトとの連携も可能です。
- MFクラウド会計
- freee
連携すると、会計ソフト上に売上が自動計上されるため、売上の集計作業が不要になります。
なお、POSレジを導入している店舗では、POSレジが会計ソフトと連携できるものが多いです。そのため、決済端末機能だけ使う分には会計ソフトとの連携機能は必要ないでしょう。
『STORES請求書(ストアーズせいきゅうしょ)』の売上情報を会計ソフトと連携したい場合に特に便利です。
『STORES 決済(ストアーズ決済)』のセキュリティ
『STORES決済(ストアーズ決済)』は、世界基準のセキュリティ規格である「PCI DSS」に準拠しています。これは、カード情報の安全を確保するための国際的なセキュリティ基準で、決済サービス提供者が遵守すべき厳格な要件を定めています。
さらに、通信時のセキュリティ強化のために、暗号化技術の「トリプルDES」および「DUKPT」が採用されています。トリプルDESはデータ暗号化標準(DES)の強化版で、DUKPTは一度限りのトランザクションキーを生成する方式です。これらの技術により、通信中のデータ保護が強化され、セキュリティリスクが著しく低減されます。
また、『STORES決済(ストアーズ決済)』では、カードリーダーや決済時に使用されるスマホ・タブレットなど、店舗側の機器にはカード情報が保存されない設計となっています。このため、店舗側の機器が不正利用されるリスクも最小限に抑えられています。
『STORES 決済(ストアーズ決済)』の評判
『STORES決済(ストアーズ決済)』を導入している事業者からの評判は非常に良く、とくに以下の3点が高い評価を受けています。
- カードリーダーがおしゃれ
- 決済の処理スピードが早い
- 操作が簡単で使いやすい
一方で、不満や改善としては、対応できる決済方法を増やしてほしいという声が挙げられています。
しかしながら、総じて肯定的な評価が多く、安心して利用できるサービスと言えるでしょう。
『STORES 決済(ストアーズ決済)』の申し込みから審査、導入までの流れ
『STORES決済(ストアーズ決済)』は申し込みから最短3~4営業日で導入できます。
申し込みから審査、導入までの流れは以下の通りです。
【申し込みから最短2営業日】
VISA/Mastercardに関する審査が実施されます。
【一次審査を通過後、翌営業日に決済端末が配送】
受け取り次第、初期設定を済ませることで利用できます。なお、審査に完了した決済ブランドから順次利用できるようになるため、最初はVISA/Mastercardの決済のみ受付可能です。
【一次審査の完了から最短5営業日】
残りのクレジットカードブランドに関する審査が行われます。
【一次審査の完了から最短10営業日】
電子マネーに関する審査が行われます。
【利用申込から最短翌3営業日】
WeChatPayのみ管理画面から別途、利用申込が必要です。
『STORES 決済(ストアーズ決済)』をお得に導入するために知っておくべきポイント
『STORES決済(ストアーズ決済)』は、導入から運用に至るまで決済手数料のみで利用できます。
しかし、以下の状況下では追加の費用が発生するため、注意が必要です。
- 【決済端末代】
申し込み完了から180日以内に累計10万円以上の決済が行われない場合
決済端末代19,800円が請求される
※中小支援プランは月額3300円がかかるが、無条件で無料 - 【スマホ・タブレット代】
新しくスマホやタブレットを購入する場合
加盟店が自費で購入 - 【入金手数料】
手動入金利用時、振込金額が10万円未満の場合
1回あたり200円
※管理画面から振込依頼することで翌1〜2営業日に入金される入金方式
これらの追加費用が発生しないように、導入後は以下の形で運用しましょう。
- 【決済端末代】
端末が届き次第、すぐに初期設定を済ませて、使い始めるようにしましょう。導入してみたはいいけど、使い勝手が良くない場合でも、少なくとも10万円以上は決済した方がお得です。 - 【スマホ・タブレット代】
手持ちのスマホやタブレットを使用しましょう。iOSとAndroidのどちらでも利用できます - 【入金手数料】
振込金額が10万円以上の時のみ振込依頼を利用しましょう。なお、入金サイクルが月1回と限定される代わりに、手数料無料&振込依頼が不要な「自動入金」も利用できます。
また、契約期間の定めはないので解約金は発生しませんが、180日以内に累計10万円以上の決済を行わずに解約すると、決済端末代の負担が必要となる点に注意が必要です。
店舗用のタブレットが欲しい方は、iPadが無料のキャンペーンを実施する『Airペイ(エアペイ)』の導入がおすすめです。
まとめ
- 年間の取扱高や事業者規模に応じて2つの料金プランを提供
- 初期費用は条件付きで無料
- 決済手数料は1.98%~3.24%
- 申し込みから導入まで最短3~4営業日
以上、『STORES決済(ストアーズ決済)』について、その仕組みと導入のポイントについて解説しました。
導入から運用まで低コストで運用でき、クレジットカードからQRコード決済まで幅広く対応できます。
しかし、中小支援プラン利用時には契約期間の縛りや違約金など条件が厳しくなります。また、条件外になると標準プランへの移行はなく、中途解約となり、違約金が発生する点は大きなデメリットです。
他社サービスでも中小事業者向けプランを提供しています。契約期間や違約金など厳しい条件のないものも珍しくないため、他社サービスと比較検討した上で導入するサービスを決めると良いでしょう。

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- 2.70%~3.24%
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- スモールビジネスプラン:3300円(税込)
- スタンダードプラン:3300円(税込)
- お試しプラン:無料
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