キャッシュレス決済への対応を検討しているけど、『Airペイ(エアペイ)』と『Square(スクエア)』どちらにしようか迷っている
『Airペイ(エアペイ)』と『Square(スクエア)』って何が違うの?違いを比較した上で自分にぴったりなサービスを選びたい
この記事では、キャッシュレス決済の導入を検討中で、『Airペイ(エアペイ)』と『Square(スクエア)』のどちらを導入するか迷っている方に向けて、違いや特徴を比較解説していきます。
Airペイ(エアペイ)とSquare(スクエア)の基本情報 早見表
Airペイ
エアペイ
|基本情報 早見表
- 0円スタートキャンペーン
-
通常20,167円(税込)の「カードリーダー型の決済端末」を無料貸与。
公式でチェック
- キャッシュレス導入0円キャンペーン
-
実店舗を持つ事業者を対象に「iPad」と「カードリーダー型の決済端末」の2点を無料貸与。
公式でチェック
- モバイル決済端末
- 20,167円
- iPhone
- iPad
- 必要な場合は別途購入
- ICカード
- 磁気カード
- タッチ決済
- 受取月を含む6ヶ月以内
- 外部のPOSレジと連携可
- iOSアプリ
- 無料
- iPhone
- iPad
- 外部のPOSレジと連携可
- Tap to Pay
- 無料
- iPhone
- 非対応
- タッチ決済
- -
- 外部のPOSレジと連携可
Square
スクエア
|基本情報 早見表
- Tap to Pay
- 無料
- iPhone
- Androidスマホ
- 必要な場合は別途購入
- タッチ決済
- -
- POSレジ内蔵
- 外部のPOSレジと連携可
- モバイル決済端末
- 4,980円
- iPhone
- iPad
- Androidスマホ
- Androidタブレット
- 必要な場合は別途購入
- ICカード
- タッチ決済
- 注文日から1年間
- 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
- POSレジ内蔵
- 外部のPOSレジと連携可
- ポータブル型オールインワン決済端末
- 39,980円
- 不要
- 端末に内蔵
- ICカード
- 磁気カード
- タッチ決済
- 注文日から1年間
- 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
- POSレジ内蔵
- iPadスタンド型決済端末
- 29,980円
- iPad
- 必要な場合は別途購入
- ICカード
- タッチ決済
- 注文日から1年間
- 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
- POSレジ内蔵
- 外部のPOSレジと連携可
- 据置型オールインワン決済端末
- 84,980円
- 不要
- 必要な場合は別途購入
- ICカード
- 磁気カード
- タッチ決済
- 注文日から2年間
- 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
- POSレジ内蔵
AirペイとSquareのキャンペーン情報
Airペイのキャンペーン情報
キャッシュレス導入0円キャンペーン
キャンペーン期間 | 終了日未定 |
---|---|
キャンペーン特典 | 実店舗を持つ事業者を対象に「iPad」と「カードリーダー型の決済端末」の2点を無料貸与。 |
0円スタートキャンペーン
キャンペーン期間 | 終了日未定 |
---|---|
キャンペーン特典 | 通常20,167円(税込)の「カードリーダー型の決済端末」を無料貸与。 |
Squareのキャンペーン情報
実施中のキャンペーンはありません。
決済代行サービス各社が実施中の「決済端末の導入キャンペーン情報」は以下の記事からまとめてご覧いただけます。
お得にスマホ決済を始めたい方は、ぜひチェックしてみてください。
現在、キャッシュレス決済サービス・決済代行サービス各社では、お得なキャンペーンを実施しているものも少なくありません。 「...
Airペイ(エアペイ)とSquare(スクエア)を14項目で徹底比較
これらの項目は、決済端末を選ぶ上で重要なポイントです。各サービスの特徴や違いを明確に把握することができます。
それでは項目別に比較していきます。
料金(初期費用・月額費用・決済手数料)
決済サービス |
Airペイ |
Square |
---|---|---|
|
|
|
初期費用 | 無料※今ならiPadとカードリーダーが無料 | 無料※決済端末が必要な場合は4,980円~ |
決済手数料 | 0.99%~3.24% | 2.50%~3.25% |
月額利用料 | 無料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 | 無料 |
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料金面での主な違いは「初期費用」と「決済手数料」です。
ただし、よく使われる決済手段に限れば、決済手数料に大きな差はありません。そのため、料金で選ぶ場合は初期費用がポイントになります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
初期費用の違い
『Airペイ(エアペイ)』では現在、導入に必要なiPadとカードリーダーを無料貸与する『キャッシュレス導入0円キャンペーン
キャンペーンで無料貸与されるiPadは、『Airペイ(エアペイ)』され使用していれば、他社のPOSレジアプリや予約管理アプリなど業務上必要なアプリをインストールしても問題ありません。
そのため、店舗用のiPadの購入を検討している場合には、『Airペイ(エアペイ)』を導入すればiPadを新規購入する必要がなくなります。
一方、『Square(スクエア)』はiOSとAndroid両方に対応しています。また、決済端末不要でカード決済に対応できる「スマホでタッチ決済」というサービスがあるので、手持ちのスマホを使えば初期費用0円です。
ただし、『Square(スクエア)』で決済端末を使いたい場合は別途購入する必要があり、最も安価な「Squareリーダー」で4,980円からとなります。
決済手数料の違い
導入後に継続的に発生する手数料は、どちらも決済手数料のみです。
決済手数料は『Airペイ(エアペイ)』が1.08~3.24%と一見安く見えますが、1.08%が適用されるのはCOIN+というQRコード決済だけです。
『Square(スクエア)』2024年11月1日からVisa・Mastercardの決済手数料が2.50%に引き下げられました。
詳細は下記の記事をチェックしてください。
複数の決済端末を利用する場合
初期費用は『Airペイ(エアペイ)』の方が安いと説明しましたが、1店舗で複数のレジカウンターを設置している場合など、複数の決済端末が必要なときは、『Square(スクエア)』の方が安くなります。
『Airペイ(エアペイ)』のキャンペーンで無料貸与されるiPadとカードリーダーは1店舗1台までです。2台目以降は加盟店負担となり、カードリーダーだけでも20,167円と高額です。
一方、『Square(スクエア)』ならカードリーダー4,980円と安価です。2台以上の決済端末が必要な場合は『Square(スクエア)』の方がコストを抑えられます。
決済ブランドの種類
決済サービス |
Airペイ |
Square |
---|---|---|
|
|
|
決済手段 | 全69種以上 | 全42種以上 |
カード決済の対応ブランド | カード決済全7種
VISA
Mastercard
JCB
American Express
Diners Club
DISCOVER
銀聯(UnionPay)
決済手数料
3.24%(非課税)
| カード決済全6種
VISA
Mastercard
決済手数料
2.50%(非課税)
JCB
American Express
Diners Club
DISCOVER
決済手数料
3.25%(非課税)
|
電子マネーの対応ブランド | 電子マネー決済全12種
iD
QUICPay
決済手数料
3.24%(非課税)
交通系IC (9種)
決済手数料
2.95%(税別)
| 電子マネー決済全12種
iD
QUICPay
交通系IC (9種)
決済手数料
3.25%(非課税)
|
QRコード決済の対応ブランド | QRコード決済全50種以上
決済手数料
2.95%(税別)
COIN+
決済手数料
0.99%(税別)
| QRコード決済全24種以上
決済手数料
3.25%(非課税)
|
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対応可能な決済ブランドの種類は『Airペイ(エアペイ)』の方が豊富です。ただし、SmartCodeを通じて対応できるマイナーなQRコード決済手段の種類が多く、『Square(スクエア)』も主要な決済ブランドをカバーしています。
ただし、『Airペイ(エアペイ)』は銀聯(Union Pay)やUnionQRにも対応しており、外国人向け決済手段の充実度では『Square(スクエア)』をやや上回ります。インバウンド需要への対応を考えるなら『Airペイ(エアペイ)』がおすすめです。
決済端末・周辺機器
まず前提として、『Airペイ(エアペイ)』と『Square(スクエア)』では決済端末をそれぞれ以下の形で提供しています。
また、両サービスともスマホそのものを決済端末として使用する「Tap to Pay」に対応しています。
各社が提供する決済端末の詳細は以下の通りです。
決済端末 |
Airペイ |
Airペイ タッチ |
Squareリーダー |
Squareスマホでタッチ決済 |
Squareターミナル |
Squareスタンド |
Squareレジスター |
---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
|
|
|
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|
|
決済端末の種類 | モバイル決済端末 | Tap to Pay | モバイル決済端末 | Tap to Pay | ポータブル型オールインワン決済端末 | iPadスタンド型決済端末 | 据置型オールインワン決済端末 |
本体価格 | 20,167円※キャンペーン利用で無料 | 無料※iPhoneは加盟店が用意 | 4,980円※スマホまたはタブレットは加盟店側で用意 | 無料※スマホは加盟店が用意 | 39,980円 | 29,980円 | 84,980円 |
必要機器 |
|
iPhone |
|
|
不要 | iPad | 不要 |
プリンター | 必要な場合は別途購入※無くても利用可 | 非対応 | 必要な場合は別途購入※無くても利用可 | 必要な場合は別途購入※無くても利用可 | 端末に内蔵 | 必要な場合は別途購入※無くても利用可 | 必要な場合は別途購入※無くても利用可 |
持ち運びの可否 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 | 不可 | 不可 |
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主な違いは、「対応OS」「プリンター機能」「持ち運びの可否」です。それぞれ詳しく解説します。
なお、『Airペイタッチ』と『Squareスマホでタッチ決済』の違いは以下の記事をご覧ください。
対応OSの違い
『Airペイ(エアペイ)』は、iOS端末のみ対応です。一方、『Square(スクエア)』はiOSとAndroidどちらでも利用できます。
『Airペイ(エアペイ)』はキャンペーンを使えば導入時にiPadが無料貸与されます。しかし、このキャンペーンは実店舗を持つ事業者のみが対象です。キッチンカーやイベント販売、タクシー等、実店舗を持たない事業者はカードリーダーは無料提供されますが、iOS端末は加盟店側で用意する必要があります。
一方、『Square(スクエア)』はiOSとAndroidどちらでも利用できるため、実店舗を持たず、Android端末しか持っていない場合はよりコストを抑えて導入できるでしょう。
プリンター機能の違い
『Airペイ(エアペイ)』と『Square(スクエア)』はどちらもデジタルレシートに対応しています。
そのため、レシートプリンターは無くても利用できます。ただし、紙の明細が必要な場合、「Squareターミナル」以外の端末では別途プリンターが必要です。
既にPOSレジを導入しており、プリンターを持っている場合、『Airペイ(エアペイ)』や『Square(スクエア)』でも利用できる可能性が高いです。
ちなみに、レシートプリンターは2~5万円で購入できます。
『Square(スクエア)』が提供するプリンター内蔵の決済端末「Squareターミナル」は、39,980円と一見高額ですが、レシートプリンター機能を考慮すると、コスパの高い製品と言えるでしょう。
持ち運びの可否
『Airペイ(エアペイ)』と『Square(スクエア)』はどちらも持ち運び可能です。ただし、『Square(スクエア)』が提供する端末のうち「Squareレジスター」と「Squareスタンド」はレジカウンターに設置して使用する端末なので、持ち運べません。
お会計をレジカウンターでのみ行う場合は問題ありませんが、客席で決済するレストランや屋外利用する場合は持ち運び可能な決済端末を選ぶと良いでしょう。
また、持ち運び可能な決済端末であれば、タクシーやハイヤーなどの移動体でも利用できます。
ちなみに屋外で利用する場合にはネット環境を用意する必要があります。決済端末と接続するスマホのキャリア通信(テザリング可)で問題ありませんが、電子マネー決済を行う場合は通信回線に制限があるため注意が必要です。
『Square(スクエア)』は、MVNO(いわゆる格安SIM)では電子マネー決済が利用できないのでご注意ください。
クレジットカード決済・QR決済の読み取り方式
決済サービス |
Airペイ |
Square |
---|---|---|
|
|
|
クレジットカードの読み取り方式 |
|
|
QRコード決済の読み取り方式 | ストアスキャン | ユーザースキャン※お客さま側での金額入力は不要 |
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『Airペイ(エアペイ)』は全てのクレジットカード読み取りに対応しています。また、QRコード決済は、加盟店のiOS端末のカメラでお客さまが提示したQRコードを読み取り、決済するストアスキャン方式です。
一方、『Square(スクエア)』は磁気カード読み取りを段階的に廃止中です。磁気カードはセキュリティ面で問題があり、世界的に廃止傾向にあります(Mastercardは2033年以降完全廃止予定)。そのため、磁気カード対応はあまり重要ではありません。
また、『Square(スクエア)』のPayPay決済は、お店側の端末(スマホやタブレット)の画面上にQRコードを表示し、お客さまのスマホで読み取るユーザースキャン方式です。ただし、お客さまがQRコードをスキャンすると、決済金額がPayPayアプリに自動的に入力されるため、お客さまは金額を手入力する必要はありません。
このように、各サービスでカードやQRコードの読み取り方式に違いがあります。
入金サイクルと手数料
決済サービス |
Airペイ |
Square |
---|---|---|
|
|
|
入金手数料 | 無料 | 無料 |
入金サイクル |
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各サービスの入金サイクルは金融機関によって異なります。なお、入金手数料は両サービスともに無料です。
金融機関を問わず、『Square(スクエア)』の方が決済から振り込まれるまでの期間が短いです。
また、『Airペイ(エアペイ)』では入金に関して以下の注意点があります。
- ゆうちょ銀行は振込先に指定できない
- QRコード決済分のみ月1回入金(月末締め翌月末払い)
入金サイクルを重視する場合、決済方法に関わらず一貫した入金サイクルを提供する『Square(スクエア)』がおすすめです。
審査期間と導入までの流れ
審査から導入までのスピードは『Square(スクエア)』が圧倒的に早いです。これは『Square(スクエア)』が米国発の決済サービスで、国内サービスとは異なる審査基準を採用しているためです。
『Square(スクエア)』は申込み後、すぐにカード決済の受付が可能になります。また、開業したばかりの個人事業主など、従来は審査通過が厳しいとされる事業者でも導入しやすいです。
一方、『Airペイ(エアペイ)』も他の決済サービスと比較すると審査スピードは早い部類に入ります。ただし、審査後に端末の発送から受け取りまでに7~10日ほどかかります。
両サービスとも、導入当初はVISA/Mastercardのみが利用可能で、他の決済ブランドは審査完了後に順次利用可能になります。『Square(スクエア)』では約5日、『Airペイ(エアペイ)』では約1か月ほどかかります。
アプリ・管理画面の構成
『Square(スクエア)』は、全ての機能を一つのアプリ、一つの管理画面で利用できます。入金サイクルも統一されているため、使いやすさと管理のしやすさが特徴です。
一方、『Airペイ(エアペイ)』は、決済手段や機能別にアプリや管理画面が分かれています。
『Airレジ』と連携している場合は決済手段に応じて自動的に適切なアプリを起動できます。しかし、『Airレジ』と連携しない場合は「カード決済・電子マネー用」と「QRコード決済用」で別々のアプリを使用する必要があります。
また、売上確認の管理画面も「カード決済と電子マネー」「QRコード決済」で分かれており、QRコード決済の売上のみ月1回入金と入金サイクルも異なります。
全体的には『Square(スクエア)』の方がシンプルな構成となっており、管理がしやすく、使いやすいでしょう。
外部POSレジとの連携
決済サービス |
Airペイ |
Square |
---|---|---|
|
|
|
連携できるPOSレジ | Airレジ |
|
お申し込みはこちら |
お申し込みはこちら |
POSレジと決済端末を連携させることで、会計時の金額入力を二度打ちする手間がなくなります。
例えば、『Airペイ(エアペイ)』の場合は以下の通りです。
『Square(スクエア)』は他社のPOSレジとの連携に対応しています。さらに、無料のPOSレジ機能も内蔵しています。
一方、『Airペイ(エアペイ)』は、姉妹サービスの『Airレジ』のみ連携可能です。
POSレジとの連動は必須の機能ではありません。しかし、会計業務の効率化を図りたい場合、連動機能は決済端末選びのポイントの一つとして考慮すべきです。
決済機能と拡張性
決済サービス |
Airペイ |
Square |
---|---|---|
|
|
|
POSレジ機能 | 外部のPOSレジと連携可 |
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その他機能 | なし |
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お申し込みはこちら |
お申し込みはこちら |
『Airペイ(エアペイ)』は対面におけるキャッシュレス決済に限定したサービスです。
一方の『Square(スクエア)』は、対面決済以外にも、月謝払いなどに便利なサブスク機能(カード自動引き落とし)やカード決済可能な請求書発行、リンク決済など様々な決済機能が備わっております。
特筆すべき機能はサブスク機能(カード自動引き落とし)でお客側の同意を得ることで一度決済したカード情報を保存し、自動引き落としに対応できます。
一部の業種は利用に制限がありますが、「継続的な取引」や「月謝制のサービス提供」に非常に便利な機能です。
端末の保証期間と保証外の交換費用
決済サービス |
Airペイ |
Square |
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保証期間 | 受取月を含む6ヶ月以内 | 注文日から1年間※Square Registerのみ注文日から2年間 |
保証期間外の交換費用 | 20,167円 |
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お申し込みはこちら |
お申し込みはこちら |
決済端末は簡単に壊れるものではありませんが、電子機器である以上、いずれ故障してしまう可能性があります。保証期間外の故障時は、通常価格で再購入する必要があります。
保証期間は『Square(スクエア)』が1年間、『Airペイ(エアペイ)』が受取月を含む6ヶ月です。また、保証期間外の交換費用は、『Square(スクエア)』の最も安価な「Squareリーダー」が4,980円であるのに対し、『Airペイ(エアペイ)』は20,167円と大きな差があります。
『Airペイ(エアペイ)』は導入時にカードリーダーを無料提供するキャンペーンを実施していますが、故障時のリスクを考慮すると、費用負担が安い『Square(スクエア)』がおすすめです。
さらに、『Square(スクエア)』の製品は購入から30日以内であれば、使用済みでも返品可能です。実際に使い勝手を試した上で、合わなければ返品できるため、柔軟性の観点からも『Square(スクエア)』が優れています。
両サービスとも、利用者の不注意や意図的な破損、水没等が原因の場合、保証は適用されませんので、ご注意ください。
運営会社と信頼性
結論としては、どちらも信頼性の高い企業が提供している決済サービスです。
決済端末を通じた売上は後日指定口座に入金されるため、一時的に提供元に対して売掛金という形になります。そのため、運営元の信頼性や事業規模は非常に重要な要素です。
『Airペイ(エアペイ)』を提供するのは株式会社リクルートです。ホットペッパーやじゃらんなど多数のメディア事業、飲食店や美容院といった店舗向けの集客・販促支援を行っている大手企業です。『Airペイ(エアペイ)』を含むリクルートのサービスは全国ネットでのCM放映も多く、一般消費者への認知度も高いです。
一方、『Square(スクエア)』は米国発の決済サービスで、X(旧:Twitter)の創業メンバーの一人であるジャック・ドーシーがCEOを務めるグローバル企業です。日本ではSquare株式会社が事業展開を行っており、国内大手カード会社である三井住友カードと業務提携することで信頼性を担保しています。
セキュリティ対策はもちろん、事業規模が大きいため、倒産によるカード決済の売上の未回収といったリスクはどちらも極めて低いでしょう。
契約条件と解約手数料
『Airペイ(エアペイ)』と『Square(スクエア)』は、どちらも契約期間の縛りがなく、いつでも解約可能です。また、両サービスとも解約金はありません。
ただし、『Airペイ(エアペイ)』はキャンペーンで無料貸与されたiPadやカードリーダーは、解約時に返却が必要です。返却できない場合は、貸与にかかる諸経費を別途請求されて可能性があるため、注意が必要です。
一方、『Square(スクエア)』の決済端末は、注文から30日以内なら使用済みでも無料で返品可能です。そのため、複数の端末を注文し、使い勝手を試すこともできます。
どちらもリスクが低く、使い勝手を試しやすい条件となっています。どちらか決められない場合は、両サービスを申し込んで実際に使ってみた上で、自分のビジネスにぴったりなサービスを選ぶこともできます。
『Airペイ(エアペイ)』の導入がおすすめの事業者
『Airペイ(エアペイ)』は、全69種以上もの決済手段に対応しているため、お客さまの支払い方法の選択肢を大きく広げることができます。ALIPAYやWeChatPayなどの外国人向け決済にも対応しているので、インバウンド需要を見込む店舗にとても強みとなります。
すでに『Airレジ』を利用している店舗にとっても、『Airペイ(エアペイ)』は有効な選択肢です。AirレジとAirペイを連携させることで、会計業務をより効率的に行うことができます。
また、店舗用のiPadを無料で手に入れたい事業者にとっても、『Airペイ(エアペイ)』は魅力的です。キャンペーンを利用すれば、iPadとカードリーダーが無料で貸与されるため、初期費用を抑えたい新規開業者にとっても大きなメリットとなります。
サービスの知名度も高く、導入も簡単なため、はじめてキャッシュレス決済に対応するお店にもおすすめです。
今なら"iPadと決済端末"が無料
『Square(スクエア)』の導入がおすすめの事業者
『Square(スクエア)』は、最短15分で審査完了します。スマホそのものを決済端末として使う「スマホでタッチ決済」なら、審査後すぐにカード決済を始められます。
専用の決済端末を使う場合でも、注文から2~3営業日で到着するため、導入を急ぐ方におすすめです。
さらに、『Square(スクエア)』は対面決済だけでなく、多彩なオンライン決済機能も魅力的です。月謝払い等に便利なサブスク機能(カード自動引落し)、リンク決済、ネットショップ作成など、様々な業種やシーンを想定した機能を提供しています。
また、カードリーダータイプの決済端末「Squareリーダー」なら4,980円と安価です。端末故障時の費用負担も抑えられるので、長期的にはコストを抑えられるでしょう。
このように、『Square(スクエア)』は使いやすさや機能性、長期的な運用を考慮する方におすすめです。
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Airペイ(エアペイ)とSquare(スクエア)の併用は可能?注意点は?
『Airペイ(エアペイ)』と『Square(スクエア)』の両方を導入し、併用もできます。
ただし、『Airペイ(エアペイ)』の導入時にキャンペーンを利用する場合は、『Airペイ(エアペイ)』をメインの決済手段として利用する必要があります。例えば、「店頭決済時にAirペイ(エアペイ)利用できるのに、あえてSquare(スクエア)で決済を行う」といった行為はNGです。
このような行為が『Airペイ(エアペイ)』側で確認されるとキャンペーンで提供されたカードリーダー代を別途請求されてしまいます。
併用する場合は、以下の用途に限定しましょう。
上記の形で、『Airペイ(エアペイ)』では対応できない決済時のみ『Square(スクエア)』を利用するように棲み分けが必要です。
Airペイ(エアペイ)とSquare(スクエア)は連携できる?
例えば、POSレジに「SquarePOSレジ」を使い、決済端末に『Airペイ(エアペイ)』を使うという組み合わせは連携できません。
ただし、POSレジに「Airレジ」を使い、決済端末に『Square(スクエア)』を使用する場合は連携が可能です。
【まとめ】Airペイ(エアペイ)とSquare(スクエア)それぞれの強みとは?
- Airペイ(エアペイ)
の強み - Square(スクエア)
の強み
以上、『Airペイ(エアペイ)』と『Square(スクエア)』を比較してみました。
『Airペイ(エアペイ)』と『Square(スクエア)』、どちらを導入するか迷っている事業者の方が、この記事を読んで自分に合ったサービスを選ぶことが出来れば幸いです。
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