2024年3月21日、決済サービス『Square(スクエア)』が新しい決済端末「Square Register(スクエアレジスター)」の提供を開始しました。
『Square(スクエア)』で新しい決済端末が提供されるのは、2021年3月に提供開始した「Square Terminal(スクエアターミナル)」以来、実に3年ぶりです。
この記事では「Square Register(スクエアレジスター)とは何ができるのか?」という疑問をお持ちの方に向けて、「Square Register(スクエアレジスター)」の機能や特徴、料金、キャンペーンなど徹底解説します。
Square Registerはこんな事業者におすすめ
- POSレジと決済端末をまとめて導入したい方
- 常設店舗を持ち、スタイリッシュなレジ環境を構築したい方
- 開業までに時間がない方
- 直感的で使いやすいレジ端末をお探しの方
- Squareの豊富なアプリを活用したい方
- 低価格なPOSレジを求めている方
- 他社のPOSレジを使用し、Squareはキャッシュレス決済の受付のみ使用する方
- 屋外イベントやキッチンカー、タクシーなど持ち運びたい方
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そもそも、Square Register(スクエアレジスター)は何ができるの?
「Square Register(スクエアレジスター)」は、POSレジとキャッシュレス決済の機能を一体化したオールインワン型の決済端末です。
主な機能は「POSレジ」と「キャッシュレス決済の受付」の2つです。
「POSレジ機能」は、基本的なレジ機能を月額無料で利用できます。また、飲食業や高度な在庫管理が必要な小売業など、専用機能が求められる業種向けに、業種特化の有料プランも提供されています。
Square POSレジのプラン
プラン | 対象業種 | 料金(1店舗ごと) |
---|---|---|
Square POSレジ | 全業種 | 無料 |
SquareリテールPOSレジ | 小売業 | フリープラン プラスプラン 月額6,000円(税込) | 無料
SquareレストランPOSレジ | 飲食業 | フリープラン プラスプラン 月額13,000円(税込) | 無料
「キャッシュレス決済機能」は、全42種以上の決済手段に対応しており、クレジットカード決済や電子マネー、QRコード決済など、国内でよく使われる決済ブランドに一通り対応しています。
クレジットカード決済(全6種) | Visa Mastercard AMEX JCB Diners Club Discover |
電子マネー決済(全12種) | iD QUICPay 交通系IC Apple Pay |
QRコード決済(全24種以上) |
ただし、「Square Register(スクエアレジスター)」はSquare専用の決済端末なので、以下のような事業者には「Square Reader(スクエアリーダー)」など他のSquare製品がおすすめです。
- 他社のPOSレジアプリを既に導入している店舗
- SquareのPOSレジ機能を使用せずにキャッシュレス決済の受付のみを行いたい場合
つまり、「Square Register(スクエアレジスター)」は、SquareのPOSレジ機能とキャッシュレス決済機能を両方利用する店舗向けに設計された決済端末です。
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Square Register(スクエアレジスター)の3つの特徴
「Square Register(スクエアレジスター)」は、以下の3つの特徴により、店舗運営をスムーズにし、顧客満足度を高めることができる非常に魅力的な決済端末です。
- 【操作性の高さ】POSレジと連動する2つの大画面ディスプレイを搭載
- 【簡単セットアップ】オールインワン端末ならではのセットアップの手軽さ
- 【安心保証】2年間の長期保証と、注文から30日以内なら使用後でも無料返品に対応
【操作性の高さ】POSレジと連動する2つの大画面ディスプレイを搭載
「Square Register(スクエアレジスター)」には、お客様と店舗スタッフの双方が使いやすいように設計された、2つの大画面ディスプレイが搭載されています。
2つの大画面ディスプレイにより、情報がより大きく、はっきりと表示されるため、視認性が向上します。店舗スタッフは注文を迅速かつ正確に処理でき、お客様も自分の注文内容を簡単に確認できるようになります。
操作面では、直感的なタッチスクリーンを採用しており、店舗スタッフは簡単なタッチ操作で注文処理や商品情報の更新を行うことができます。
また、カスタマーディスプレイには、決済手段に応じた操作案内がわかりやすく表示されるため、お客様が迷うことなく、スムーズが会計を実現します。
【簡単セットアップ】オールインワン端末ならではのセットアップの手軽さ
「Square Register(スクエアレジスター)」は、オールインワンタイプの決済端末なので、セットアップの簡単さも大きな特徴です。必要なソフトウェアがあらかじめインストールされているため、箱から出して電源を入れれば、すぐに使い始めることができます。
Square Registerの導入までの流れ
Squareを利用するには、加盟店審査を通過する必要がありますが、申し込みさえすれば基本的には審査に通過します。審査にかかる時間は、最短15分から3営業日と非常にスピーディです。
また、Square製品はSquare公式オンラインストアから注文すれば2〜3営業日以内に発送されますが、導入を急ぐ場合はAmazonからの注文がおすすめです。
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【安心保証】2年間の長期保証と、注文から30日以内なら使用後でも無料返品に対応
Square製品の保証期間は通常1年間ですが、「Square Register(スクエアレジスター)」は2年間の長期保証がついています。そのため、万が一の故障や不具合が発生しても安心して使用できます。
さらに、注文後30日以内であれば、使用済みでも無料で返品できます。「Square Register(スクエアレジスター)」の定価は84,980円(税込)と決して安価ではありませんが、実際に使用感を試すことができるのは魅力的ですね。
【申込無料】審査結果がすぐわかる!
提供元は米国発の決済サービス会社「Block, Inc.(旧:Square, Inc.)」
「Square Register(スクエアレジスター)」は、アメリカを拠点とする決済サービス会社「Block, Inc.(旧名:Square, Inc.)」によって提供されています。同社は、X(旧:Twitter)の共同創設者の一人「ジャック・ドーシー氏」によって2009年に設立されました。
今でこそ、スマホを決済端末として利用するサービスは珍しくありませんが、世界初のモバイルカードリーダーを発売した企業でもあります。
Squareは世界8カ国(アメリカ、カナダ、日本、オーストラリア、イギリス、アイルランド、フランス、スペイン)でサービスを展開しており、約400万以上の加盟店を持っています。
「Square Register(スクエアレジスター)」は日本以外の国では既に販売されている製品で、アメリカでは2016年から販売されています。
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Square Register(スクエアレジスター)の料金|本体価格や各種手数料はいくら?
「Square Register(スクエアレジスター)」は、シンプルかつ透明性の高い料金体系で製品およびサービスを提供しています。加盟店が負担する費用は「端末代84,980円(税込)」と「決済手数料3.25%」のみです。
本体価格 | 84,980円 |
---|---|
決済手数料 | 2.50%~3.25% |
月額利用料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
保証期間 |
|
本体価格84,980円(税込)は一見すると高く感じられるかもしれませんが、決済端末とPOSレジが一体となっており、一台で完結する多機能性を考えると、コスパが高い製品と言えるでしょう。
また、契約の柔軟性も高く、毎月の最低決済額などのノルマは一切なく、いつでも解約できます。さらに、Square製品は購入後30日以内であれば、使用した後でも返品が可能です。
Squareでは全4種の決済端末を販売しているので、実際に試して自身のお店に合うものを見つけることもできます。
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Square Register(スクエアレジスター)が対象のキャンペーン・クーポンはある?
直近では、2024年10月16日(水)~11月12日(火)の期間、『Squareレジスター(スクエアレジスター)』を20%OFFで購入できるキャンペーンを実施していました。
『Square(スクエア)』では不定期で端末割引キャンペーンを実施しているため、お得に導入したい方はキャンペーン開催に併せて注文すると良いでしょう。
また、公式でキャンペーンが行われていない時期でも『Amazon』では安く販売されていることがあります。
Square製品を少しでもお得に購入したい方は、AmazonのSquareストアページも併せてチェックしてみてください。
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Squareのキャンペーンやお得情報は以下の記事にまとめています。
また、決済端末に関するキャンペーン情報は以下の記事でまとめて紹介しています。
Square Register(スクエアレジスター)の仕様を7つの項目で徹底解剖!
2つの大画面ディスプレイ搭載のデュアルスクリーン端末
「Square Register(スクエアレジスター)」は、「13.25インチの操作用ディスプレイ」と「7インチのカスタマーディスプレイ」、2つの直感的なタッチスクリーンを備えています。
「操作用ディスプレイ」は標準モデルのiPad(10.2インチ)よりわずかに大きく、「カスタマーディスプレイ」はiPad mini(8.3インチ)よりも小さいサイズ感です。
カスタマーディスプレイ側には、カードリーダーが内蔵されており、カードやスマホの読み取り操作をお客様が自身で行えます。そのため、店舗スタッフがカードを預かる必要がなく、カード情報に接触する機会がないため、セキュリティ面でのリスクが軽減されます。
また、カスタマーディスプレイには、決済手段に応じた操作案内がわかりやすく表示されるため、お客様が迷うことなくスムーズに会計を実現します。
カスタマーディスプレイは取り外し可能
「Square Register(スクエアレジスター)」のカスタマーディスプレイは、スタンド部分に立てて使用することに加え、同梱されているケーブルを利用することで本体から取り外すことができます。
レジカウンターのスペースやお客様とのやり取りの仕方に応じて、最適な設置方法を選ぶことができます。
例えば、レジカウンターが小さい店舗では、スタンドに立てて使用することで、限られたスペース内で効率的な操作が可能です。
レジカウンターが低めの店舗や広々とした店舗では、ディスプレイを取り外し、寝かせて設置することで、お客様がより視認しやすく、また操作しやすい位置に調整できます。
「ICカード」「磁気カード」「非接触決済」全ての読み取り方式に対応
対面決済におけるキャッシュレス決済の読み取り方式は、「ICカード」「磁気カード」「非接触決済(タッチ決済)」の3種類です。「Square Register(スクエアレジスター)」は、全ての読み取り方式に対応しています。
なお、Square が提供する決済端末のうち、「Square Reader(スクエアリーダー)」と「Square Stand(スクエアスタンド)」は磁気カードへの対応を廃止しています。
磁気カードは、セキュリティ面での脆弱性から世界的に廃止の方向で進んでいるため、対応を重視する必要はありませんが、全ての読み取り方式に対応している点は、この端末の特徴の一つと言えるでしょう。
QRコード決済はユーザースキャン方式
「Square Register(スクエアレジスター)」のQRコード決済は、カスタマーディスプレイに決済用のQRコードを表示し、お客様がスマホで読み取るユーザースキャン方式です。
なお、Squareでは決済用のQRコードが会計毎に生成されるため、お客様はQRコードを読み取るだけ、金額の入力が不要です。そのため、お客様の打ち間違えによる会計ミスを防ぐことができます。
ただし、生成したQRコードを印刷して使用することはできません。
同梱の専用ハブで様々なUSB機器との接続が可能
「Square Register(スクエアレジスター)」に同梱されている専用ハブを使用して、様々なUSB機器と接続することができます。
例えば、キャッシュドロワー、レシートプリンター、バーコードスキャナーなどが挙げられます。
また、レシートプリンターのみですが、USB接続の他に、イーサネット(有線LAN)接続とBluetooth接続にも対応しています。
イーサネット(有線LAN)接続を利用すれば、「Square Register(スクエアレジスター)」から離れた位置にプリンターを設置できるため、キッチンプリンターが必要な飲食店なども利用できます。
ネットワークの接続方法は「Wi-Fi(無線LAN)」or「イーサネット(有線LAN)」
「Square Register(スクエアレジスター)」のネットワーク接続は「Wi-Fi(無線LAN)」「イーサネット(有線LAN)」の両方に対応しています。
「イーサネット(有線LAN)」はWi-Fi環境に比べて安定したネットワーク通信が可能なため、Wi-Fi環境が安定しない店舗におすすめです
なお、「イーサネット(有線LAN)」で接続する際には、USB機器をつなぐ時に使うのと同じハブを利用します。
POSレジ一体型の決済端末なので、会計の二度打ちや連動エラーを大幅に削減
「POSレジ」と「決済端末」が別々の場合、POSレジの会計情報を基に決済端末で金額を手入力する必要があります。
「POSレジ」と「決済端末」を連動できるものもありますが、異なるサービス間で情報を共有するため、どうしても連動エラーが起きてしまうことがあります。
一方、Squareでは、一つのアプリで「POSレジ」と「決済端末」の両方の機能を管理できるため、このようなエラーはほぼ発生しません。
とくに「Square Register(スクエアレジスター)」は、これ1台で機能するオールインワン端末なので、端末間の通信障害による決済エラーも起きることがなく、より快適なレジ環境を提供してくれます。
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Square Register(スクエアレジスター)のデメリットは?
「Square Register(スクエアレジスター)」のデメリットの多くは「店舗事業者を対象としていること」と「Square専用のオールインワン端末」であることに起因します。
それでは、それぞれのデメリットについて、詳しく解説します。
Square以外のアプリをインストール出来ない
「Square Register(スクエアレジスター)」は、Square以外のアプリをインストールできません。
Squareでは店舗運営に関わる様々な機能を提供しており、一つのSquareアカウントで利用することができます。
- Squareオンラインビジネス ネットショップの作成
- Squareオンラインチェックアウト カード決済用URLを簡単に作成
- Square請求書 カード決済可能なデジタル請求書の作成・送信
- サブスクリプション・継続課金 月謝や年会費など、定期的なカード自動引き落としを設定
- Squareギフトカード オリジナルギフトカードの作成
- Square予約 WEB予約ページの作成と事前決済
- Square スタッフ管理 勤怠管理や給与計算のサポート
- Square シフト シフトの作成と管理
※一部機能の拡張プランを除き、ほぼ全ての機能を決済手数料のみで利用可能!
Squareだけで店舗運営に必要な機能が十分な場合には問題ありませんが、他社アプリの利用が必要な場合は「Square Register(スクエアレジスター)」とは別にiPadなどを購入する必要が出てきます。
私が長く関わってきた飲食業では、効率的な店舗運営には様々なITツールが必要です。グルメサイトに対応した予約管理システム、受発注管理システムなど、Squareだけではカバーできない機能も少なくありません。
このような場合、iPadでSquareを利用できる「Square Reader(スクエアリーダー)」や「Square Stand(スクエアスタンド)」の方が使い勝手が良く、導入費用も抑えることができるでしょう。
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他社のPOSレジアプリとの連携が出来ない
Squareは、同一のデバイス上にインストールすることで、他社のPOSレジアプリとの連携が可能です。
- Airレジ
- スマレジ
- Bionly
- ユビレジ
- poscube
- Orange Operation
SquareとPOSレジを連携させることで、レジの会計情報がSquareに自動共有されるため、会計を二度打ちする手間がなくなり、よりスムーズな会計処理ができるようになります。
しかし、「Square Register(スクエアレジスター)」は、Square以外のアプリをインストールできないため、Squareと連携可能なPOSレジであっても連携できないのです。
他社のPOSレジ連携したい場合は「Square Reader(スクエアリーダー)」や「Square Stand(スクエアスタンド)」などスマホやタブレットを通じて決済する端末を使う必要があります。
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常時電源接続が必要なため、持ち運びは不可
「Square Register(スクエアレジスター)」は、レジカウンターに設置して使用する端末なので、バッテリーは搭載していません。そのため、常に電源に接続した状態で使用する必要があり、持ち運ぶことができません。
例えば、「Square Register(スクエアレジスター)」をレジ端末として使用し、持ち運び可能な「Square Reader(スクエアリーダー)」や「SquareTerminal(スクエアターミナル)」「スマホでタッチ決済」を併用し、レジカウンター以外での決済に対応することも可能です。
注意点として、それぞれの端末代が発生するため、費用負担が大きくなる可能性があります。
Square Register (スクエアレジスター)…84,980円(税込) | |
Square Reader (スクエアリーダー)…4,980円(税込) | |
SquareTerminal (スクエアターミナル)…39,980円(税込) | |
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本体価格が84,980円と高い
「Square Register(スクエアレジスター)」は、Square製品の中で最も高額な端末です。
しかし、新規にiPadを購入する場合、「Square Stand(スクエアスタンド)」とiPadを組み合わせた導入費用は同程度となります。
Square Register | Square Stand | |
---|---|---|
本体価格 | 84,980円 | 29,980円 |
iPad代 | 不要 | 49,800円 (第9世代) |
合計費用 | 84,980円(税込) | 79,780円(税込) |
ただし、Square以外のアプリのインストールができないという制限があるため、iPadの方が汎用性が高いと言えます。
すでにiPadを持っている場合や、費用を抑えてSquare(スクエア)を導入したい店舗には、「Square Reader(スクエアリーダー)」や「Square Stand(スクエアスタンド)」などの端末の方がおすすめです。
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プリンターは別途購入が必要
「Square Register(スクエアレジスター)」はプリンター機能が非搭載なので、紙のレシート発行にはプリンターを別途用意する必要があります。
プリンターは「据置型で約5万円」「モバイル型で約2万円」と意外と高価なので、導入費用が大きくなります。
Squareでは、SMSやメールでデジタルレシートを送信できますが、ピークタイムなど多くのお客様の会計を行う際には、連絡先の確認と入力するのは現実的ではないでしょう。
コストを抑えたい場合は、プリンター内蔵の「SquareTerminal(スクエアターミナル)」がおすすめです。
Square Register | Square Terminal | |
---|---|---|
本体価格 | 84,980円 | 39,980円 |
プリンター代 | 据置型:約50,000円 モバイル型:約20,000円 | 不要 |
合計費用 | 据置型:約134,980円 モバイル型:約104,980円 | 39,980円(税込) |
「SquareTerminal(スクエアターミナル)」はプリンターが内蔵されているので、キャッシュドロア(現金を入れる引き出し部分)と組み合わせるだけで、キャッシュレス決済の受付可能なPOSレジとして機能します。
このように、「Square Register(スクエアレジスター)」を導入する上でのデメリットは費用面です。
Squareは端末の選択肢が豊富なので、予算に合わせて最適な端末を選ぶと良いでしょう。
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類似している決済端末「SquareStand」との違いは?
Squareが既に提供している「Square Stand(スクエアスタンド)」と見た目は似ていますが、全く異なる製品です。
「Square Stand(スクエアスタンド)」は、決済端末を搭載したiPad専用のスタンドですが、「Square Register(スクエアレジスター)」はiPadを必要としないオールインワン端末です。
決済端末 |
Squareレジスター |
Squareスタンド |
---|---|---|
本体価格 | 84,980円 | 29,980円 |
必要機器 | 不要 | iPad |
POSレジ機能 | POSレジ内蔵 |
|
連携できるPOSレジ | SquarePOSレジ |
|
クレジットカードの読み取り方式 |
|
|
接続回線 |
|
|
保証期間 |
|
|
公式サイトへ | 公式サイトへ |
「Square Stand(スクエアスタンド)」はiPadを利用できるため、他社アプリの利用ができるなど汎用性が高いです。また、スタンドを回転させて、決済するため、お客様とのやりとりがしやすい設計になっています。
一方で「Square Register(スクエアレジスター)」は、独立したオールインワン端末なので、汎用性には欠けますが、より高度なセキュリティを提供します。また、2つの大画面スクリーンによる操作性の高さから、よりスムーズな会計処理を行いたい方におすすめです。
【他社比較】他社の決済端末と比べて料金や機能性はどう?
決済端末 |
Squareレジスター |
stera terminal |
PAYGATE |
Airペイ |
---|---|---|---|---|
評価 |
4.1/5 |
4.3/5 |
3.6/5 |
4.3/5 |
提供元 | Square株式会社 | SMBC GMO PAYMENT株式会社 | 株式会社スマレジ | 株式会社リクルート |
決済端末の種類 | 据置型オールインワン決済端末 | 据置型オールインワン決済端末 | ポータブル型オールインワン決済端末 | モバイル決済端末 |
決済手段 | 全42種以上 | 全50種以上 | 全29種 | 全69種以上 |
本体価格 | 84,980円 | 無料 | 39,600円※キャンペーン利用で無料 | 20,167円※キャンペーン利用で無料 |
月額利用料 | 無料 |
|
3300円(税込) |
|
決済手数料 | 2.50%~3.25% |
|
2.00%~ |
|
入金手数料 | 無料 | 三井住友銀行は無料※他行は1回辺り220円 | 無料 | 無料 |
入金サイクル |
|
|
|
|
保証期間 |
|
契約期間中は常に保証対象 | 決済端末の到着から12ヶ月以内 | 受取月を含む6ヶ月以内 |
持ち運びの可否 | 不可 | 不可 | 可 | 可 |
導入の目安 | 申込み当日~3営業日 | 申込みから1.5か月~ | 申込みから約1か月 | 申込みから約10日 |
審査通過率 | ||||
公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ |
POSレジ機能が使える決済端末は、オールインワン型の「stera terminal」と「PAYGATE Station L」です。これらの端末は、月額利用料が必要で、申し込みから導入までに1ヶ月以上時間がかかります。
一方、スマホやタブレットと連動して使用する「Airペイ」は、POSレジ機能を持たず、キャッシュレス決済のみの受付に機能が限定されています。
「Square Register(スクエアレジスター)」の場合、初期費用はかかりますが、導入後は決済手数料のみで利用可能です。また、入金サイクルや導入のスピードも非常に早い点が特徴です。
繰り返しになりますが、Squareは全4種の決済端末を提供しており、併用も可能です。端末の選択肢が豊富なため、Squareの利用を検討しているものの初期費用が気になる場合、本体価格の安い「Square Reader(スクエアリーダー)」から試してみてはいかがでしょうか?
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Square Register(スクエアレジスター)を導入する流れ
申込情報を基に、加盟店審査が行われます。
事業者情報に不備がなければ、基本的には審査に通過し、最短15分~3営業日で完了します。
審査通過後に、Square公式オンラインストアから端末を注文します。オンラインストアの場合、発送までに2~3営業日かかるため、土日祝を挟む場合や、導入を急ぐ方はAmazonからの注文がおすすめです。
電源を入れ、簡単なセットアップをすれば、利用開始できます。
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【まとめ】Square Register(スクエアレジスター)はどんな事業者におすすめ?
- POSレジと決済端末をまとめて導入したい方
- 常設店舗を持ち、スタイリッシュなレジ環境を構築したい方
- 開業までに時間がない方
- 直感的で使いやすいレジ端末をお探しの方
- Squareの豊富なアプリを活用したい方
- 低価格なPOSレジを求めている方
- 他社のPOSレジを使用し、Squareはキャッシュレス決済の受付のみ使用する方
- 屋外イベントやキッチンカー、タクシーなど持ち運びたい方
「Square Register(スクエアレジスター)」は、デザイン性と操作性を重視したPOSレジです。2つの大画面ディスプレイを搭載することで、店舗スタッフもお客様も操作がしやすく、スムーズな会計処理が実現できます。
しかし、本体価格が高く、プリンター非搭載である点から導入費用がどうしても高額になってしまうため、資金面で余裕がない場合には、「Square Reader」「Square Terminal」等のSquare製品がおすすめです。
また、店舗用のiPadを持っていない場合には、iPadとカードリーダーが無料の「Airペイ 」との併用もおすすめです。
Square製品は、30日以内なら使用済みでも無料返品できるため、興味がある方はSquareアカウントを作成し、実施に使い勝手を試してみてください。
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