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楽天ペイとSquareを8つの項目で徹底比較|両社の違いと導入すべき決済サービスはどっち?

楽天ペイとSquare(スクエア)を8つの項目で徹底比較|両社の違いと導入すべき決済サービスはどっち?

楽天ペイ」と「Square(スクエア)」は、キャッシュレス決済を簡単に導入できるモバイル決済サービスです。

当記事では、数あるモバイル決済サービスの中でも「楽天ペイ」と「Square(スクエア)に絞り、両社の違いを9つの項目に分けて徹底解説します。

「もっと多くのモバイル決済サービスの比較を一気見したい!」という方は、以下の比較記事をご覧ください。

2024年9月より、『Square(スクエア)』にて『楽天ペイ』の取り扱いが始まりました。
目次

楽天ペイとSquare(スクエア)の基本情報

楽天ペイ
|基本情報 早見表

おすすめスコア
★3.54/5
  • 初期費用★2.5
  • 月額費用・各種手数料★3.62
  • 決済手段の種類★4.1
  • 入金サイクル★3
  • 審査難易度・導入スピード★3
  • 契約の柔軟性★5
  • アフターサポート★3.8
  • 使いやすさ★3.6
  • POSレジ★3.4
  • 決済機能★1
  • 信頼性とセキュリティ★4.6
  • 提供元:楽天ペイメント株式会社
導入費用
19,800円~
決済手数料
2.95%~3.24%
月額利用料
無料
入金手数料
楽天銀行は無料 ※他行は1回辺り330円
入金サイクル
楽天銀行は翌日入金 ※他行は管理画面から振込依頼後、翌営業日に入金
解約金
なし
導入期間
申込みから3~4週間
\お申込みはこちら/
楽天ペイが対応する決済ブランドと手数料
カード決済全6種
VISA
Mastercard
JCB
American Express
Diners Club
DISCOVER
決済手数料
3.24%(非課税)
電子マネー決済全14種
楽天Edy
nanaco
WAON
交通系IC (9種)
決済手数料
2.95%(税別)
iD
QUICPay
決済手数料
3.24%(非課税)
QRコード決済全45種以上
楽天ペイ
au PAY
メルペイ
SmartCode
ゆうちょペイ
WeChat Pay
UnionQR
決済手数料
2.95%(税別)
PayPay
d払い
決済手数料
3.24%(税別)
楽天ペイ の決済端末
楽天ペイカードリーダー
タイプ
  • モバイル決済端末
本体価格
  • 19,800円
必要な周辺機器
  • iPhone
  • iPad
  • Androidスマホ
  • Androidタブレット
※いずれか1点
レシートプリンター
  • 必要な場合は別途購入
カードの読み取り方式
  • ICカード
  • 磁気カード
  • タッチ決済
保証期間
  • 受け取りから1年間
POSレジ
  • 外部のPOSレジと連携可
楽天ペイ決済用QRコード(アプリ型)
タイプ
  • アプリ
本体価格
  • 無料
必要な周辺機器
  • iPhone
  • iPad
  • Androidスマホ
  • Androidタブレット
※いずれか1点
レシートプリンター
  • 非対応
POSレジ
  • 外部のPOSレジと連携可
楽天ペイ決済用QRコード(プリント型)
タイプ
  • QRコード
本体価格
  • 無料
必要な周辺機器
  • 不要
レシートプリンター
  • 非対応
POSレジ
  • なし
\お申込みはこちら/

Square スクエア
|基本情報 早見表

おすすめスコア
★4.69/5
  • 初期費用★4.5
  • 月額費用・各種手数料★4.92
  • 決済手段の種類★4.4
  • 入金サイクル★5
  • 審査難易度・導入スピード★5
  • 契約の柔軟性★5
  • アフターサポート★4
  • 使いやすさ★4.5
  • POSレジ★4.2
  • 決済機能★4.8
  • 信頼性とセキュリティ★4.8
  • 提供元:Square株式会社
導入費用
無料※決済端末が必要な場合は4,980円~
決済手数料
2.50%~3.25%カード情報手入力オンライン決済は3.60~3.75%
月額利用料
無料
入金手数料
無料
入金サイクル
三井住友、みずほ銀行は翌営業日(他行は週1回)※週1回入金=毎週木~翌週水曜日までの売上が翌週金曜日に入金
解約金
なし
導入期間
申込み当日~3営業日
\お申込みはこちら/
Squareが対応する決済ブランドと手数料
カード決済全6種
VISA
Mastercard
中小企業プラン※1
2.50%(非課税)
大型店プラン※2
~3.25%(非課税)
JCB
American Express
Diners Club
DISCOVER
中小企業プラン※1
3.25%(非課税)
大型店プラン※2
~3.25%(非課税)
電子マネー決済全12種
iD
QUICPay
交通系IC (9種)
中小企業プラン※1
3.25%(非課税)
大型店プラン※2
~3.25%(非課税)
QRコード決済全24種以上
PayPay
楽天ペイ
d払い
au PAY
メルペイ
WeChat Pay
中小企業プラン※1
3.25%(非課税)
大型店プラン※2
~3.25%(非課税)
※1. 年間決済額3000万円未満の事業者限定プラン
※2. 年間決済額3000万円以上の事業者向けプラン
※2. 決済手数料の個別相談が可能(2.50%を下回る可能性あり)
Square の決済端末
スマホでタッチ決済
Tap to Pay on Android
タイプ
  • Tap to Pay
本体価格
  • 無料
※スマホは加盟店が用意
必要な周辺機器
  • iPhone
  • Androidスマホ
※いずれか1点
レシートプリンター
  • 必要な場合は別途購入
※無くても利用可
カードの読み取り方式
  • タッチ決済
保証期間
  • -
POSレジ
  • POSレジ内蔵
  • 外部のPOSレジと連携可
Square Reader スクエアリーダー
Square Reader(スクエアリーダー)
タイプ
  • モバイル決済端末
本体価格
  • 4,980円
※スマホまたはタブレットは加盟店側で用意
必要な周辺機器
  • iPhone
  • iPad
  • Androidスマホ
  • Androidタブレット
※いずれか1点
レシートプリンター
  • 必要な場合は別途購入
※無くても利用可
カードの読み取り方式
  • ICカード
  • タッチ決済
保証期間
  • 注文日から1年間
  • 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
POSレジ
  • POSレジ内蔵
  • 外部のPOSレジと連携可
Square Terminal スクエアターミナル
タイプ
  • ポータブル型オールインワン決済端末
本体価格
  • 39,980円
必要な周辺機器
  • 不要
レシートプリンター
  • 端末に内蔵
カードの読み取り方式
  • ICカード
  • 磁気カード
  • タッチ決済
保証期間
  • 注文日から1年間
  • 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
POSレジ
  • POSレジ内蔵
Square Stand スクエアスタンド
Square Stand(スクエアスタンド)
タイプ
  • iPadスタンド型決済端末
本体価格
  • 29,980円
必要な周辺機器
  • iPad
レシートプリンター
  • 必要な場合は別途購入
※無くても利用可
カードの読み取り方式
  • ICカード
  • タッチ決済
保証期間
  • 注文日から1年間
  • 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
POSレジ
  • POSレジ内蔵
  • 外部のPOSレジと連携可
Square Register スクエアレジスター
Square Register(スクエアレジスター)
タイプ
  • 据置型オールインワン決済端末
本体価格
  • 84,980円
必要な周辺機器
  • 不要
レシートプリンター
  • 必要な場合は別途購入
※無くても利用可
カードの読み取り方式
  • ICカード
  • 磁気カード
  • タッチ決済
保証期間
  • 注文日から2年間
  • 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
POSレジ
  • POSレジ内蔵
\お申込みはこちら/

楽天ペイとSquareのキャンペーン情報

現在、『楽天ペイ』と『Square』はどちらも実施中のキャンペーンはありません。

「楽天ペイ」と「Square(スクエア)」を8項目で徹底比較

【比較1】決済ブランドの種類&決済手数料で比較

対応可能な決済ブランドの種類で比較すると以下の通りです。

決済サービス 楽天ペイ
Square
楽天ペイ Square(スクエア)
カード決済の対応ブランド
カード決済全6種
VISA
Mastercard
JCB
American Express
Diners Club
DISCOVER
決済手数料
3.24%(非課税)
カード決済全6種
VISA
Mastercard
中小企業プラン
2.50%(非課税)
大型店プラン
~3.25%(非課税)
JCB
American Express
Diners Club
DISCOVER
中小企業プラン
3.25%(非課税)
大型店プラン
~3.25%(非課税)
電子マネーの対応ブランド
電子マネー決済全14種
楽天Edy
nanaco
WAON
交通系IC (9種)
決済手数料
2.95%(税別)
iD
QUICPay
決済手数料
3.24%(非課税)
電子マネー決済全12種
iD
QUICPay
交通系IC (9種)
中小企業プラン
3.25%(非課税)
大型店プラン
~3.25%(非課税)
QRコード決済の対応ブランド
QRコード決済全45種以上
楽天ペイ
au PAY
メルペイ
SmartCode
ゆうちょペイ
WeChat Pay
UnionQR
決済手数料
2.95%(税別)
PayPay
d払い
決済手数料
3.24%(税別)
QRコード決済全24種以上
PayPay
楽天ペイ
d払い
au PAY
メルペイ
WeChat Pay
中小企業プラン
3.25%(非課税)
大型店プラン
~3.25%(非課税)

主な違いは決済手数料です。

『Square(スクエア)』はVISAとMastercardの決済手数料が2.50%と低く、他社と比べても低い部類に入ります。また、年間のキャッシュレス決済額が3,000万円以上ある場合、さらに低料率で利用できる可能性があります

これらの点から、手数料負担を抑えたい方には『Square(スクエア)』がおすすめです。

それでは決済方法別に、「楽天ペイ」「Square(スクエア)、それぞれが対応している決済ブランドと決済手数料を見ていきましょう。

クレジットカード決済可能ブランドで比較

決済サービス 楽天ペイ
Square
楽天ペイ Square(スクエア)
カード決済の対応ブランド
カード決済全6種
VISA
Mastercard
JCB
American Express
Diners Club
DISCOVER
決済手数料
3.24%(非課税)
カード決済全6種
VISA
Mastercard
中小企業プラン
2.50%(非課税)
大型店プラン
~3.25%(非課税)
JCB
American Express
Diners Club
DISCOVER
中小企業プラン
3.25%(非課税)
大型店プラン
~3.25%(非課税)

対応可能な決済ブランドは同じです。

決済手数料は、Visa/Mastercardの2ブランドに違いがあり、『Square(スクエア)』の方が2.50%と安価です。この2つの決済ブランドは利用者が多いため、手数料負担を軽減したい方は『Square(スクエア)』を選ぶべきでしょう。

【申込無料】決済手数料2.50%~!

 解説記事はこちら

電子マネー決済可能ブランドで比較

決済サービス 楽天ペイ
Square
楽天ペイ Square(スクエア)
電子マネーの対応ブランド
電子マネー決済全14種
楽天Edy
nanaco
WAON
交通系IC (9種)
決済手数料
2.95%(税別)
iD
QUICPay
決済手数料
3.24%(非課税)
電子マネー決済全12種
iD
QUICPay
交通系IC (9種)
中小企業プラン
3.25%(非課税)
大型店プラン
~3.25%(非課税)

電子マネー決済は、『nanaco』や『WAON(ワオン)』、『楽天Edy(ラクテンエディ)』に対応している『楽天ペイ(ラクテンペイ)』の方が充実しています

QRコード決済可能ブランドで比較

決済サービス 楽天ペイ
Square
楽天ペイ Square(スクエア)
QRコード決済の対応ブランド
QRコード決済全45種以上
楽天ペイ
au PAY
メルペイ
SmartCode
ゆうちょペイ
WeChat Pay
UnionQR
決済手数料
2.95%(税別)
PayPay
d払い
決済手数料
3.24%(税別)
QRコード決済全24種以上
PayPay
楽天ペイ
d払い
au PAY
メルペイ
WeChat Pay
中小企業プラン
3.25%(非課税)
大型店プラン
~3.25%(非課税)

『楽天ペイ』はQRコード決済の対応数が多いですが、『Smart Code(スマートコード)』経由でマイナーな決済手段にも幅広く対応しています。

主要決済ブランドには『Square(スクエア)』も十分対応しています。『Square(スクエア)』は1つの決済アプリでカード決済・電子マネー・QRコード決済の全てに対応できるのが特徴です。

一方、楽天ペイは決済用のQRコードを設置するか、スマホアプリから利用する必要があります。

決済ブランドと決済手数料での比較まとめ

  • 主要決済ブランドにはどちらも対応している
  • 手数料で選ぶなら、『Square(スクエア)』が決済額の大きいVisa・Mastercardを2.50%で利用可能です。
  • 『Square(スクエア)』は全ての決済手段を一つの決済アプリで利用できる
Square(スクエア)

POINT

『Square(スクエア)』では、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済(スマホ決済)に対応し、全24種以上の決済手段を利用できます。

利用者・決済額ともに大きいカード決済の手数料が安いため、『楽天ペイ(ラクテンペイ)』より費用負担を抑えられるでしょう。

【比較2】導入費用(初期費用)&周辺機器で比較

スクロールできます
決済端末 楽天ペイ
Squareリーダー
Squareスマホでタッチ決済
Squareターミナル
Squareスタンド
Squareレジスター
Square Reader(スクエアリーダー) Tap to Pay on Android Square Stand(スクエアスタンド) Square Register(スクエアレジスター)
決済端末の種類 モバイル決済端末 モバイル決済端末 Tap to Pay ポータブル型オールインワン決済端末 iPadスタンド型決済端末 据置型オールインワン決済端末
本体価格 19,800円 4,980円※スマホまたはタブレットは加盟店側で用意 無料※スマホは加盟店が用意 39,980円 29,980円 84,980円
必要機器
  • iPhone
  • iPad
  • Androidスマホ
  • Androidタブレット
※いずれか1点
  • iPhone
  • iPad
  • Androidスマホ
  • Androidタブレット
※いずれか1点
  • iPhone
  • Androidスマホ
※いずれか1点
不要 iPad 不要
プリンター 必要な場合は別途購入 必要な場合は別途購入※無くても利用可 必要な場合は別途購入※無くても利用可 端末に内蔵 必要な場合は別途購入※無くても利用可 必要な場合は別途購入※無くても利用可
持ち運びの可否 不可 不可
公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ

導入費用は、決済端末とモバイル端末(スマホまたはタブレット)などの周辺機器の代金です。

『楽天ペイ(ラクテンペイ)』と『Square(スクエア)』は、月額費用といった維持費用は掛かりません

『Square(スクエア)』では、モバイル決済端末以外にも複数の決済端末をリリースしています。

それでは、周辺機器ごとに詳しく解説していきます。

対応OSの違い

『楽天ペイ』も『Square(スクエア)』もiOSとandroidどちらでも利用できます。

手持ちのスマホやタブレットを使えば、追加購入する必要はありません。

プリンター機能の違い

『楽天ペイ』と『Square(スクエア)』はどちらもデジタルレシートに対応しています。

そのため、レシートプリンターは無くても利用できます。しかし、お店によっては紙での明細を求められることが多いこともあるでしょう。

紙の明細が必要な場合、「Squareターミナル」以外の端末では別途プリンターが必要です。

既にPOSレジを導入しており、プリンターを持っている場合、『楽天ペイ』や『Square(スクエア)』でも利用できる可能性が高いです。

ちなみに、レシートプリンターは2~5万円で購入できます。

19,000~20,800円※時期によって価格変動あり

『Square(スクエア)』が提供するプリンター内蔵の決済端末「Squareターミナル」は、39,980円と一見高額ですが、レシートプリンター機能を考慮すると、コスパの高い製品と言えるでしょう。

持ち運びの可否

『楽天ペイ』と『Square(スクエア)』はどちらも持ち運び可能です。ただし、『Square(スクエア)』が提供する端末のうち「Squareレジスター」と「Squareスタンド」はレジカウンターに設置して使用する端末なので、持ち運べません。

スクロールできます
決済端末 楽天ペイ
Squareリーダー
Squareスマホでタッチ決済
Squareターミナル
Squareスタンド
Squareレジスター
Square Reader(スクエアリーダー) Tap to Pay on Android Square Stand(スクエアスタンド) Square Register(スクエアレジスター)
持ち運びの可否 不可 不可

保証期間

スクロールできます
決済端末 楽天ペイ
Squareリーダー
Squareスマホでタッチ決済
Squareターミナル
Squareスタンド
Squareレジスター
Square Reader(スクエアリーダー) Tap to Pay on Android Square Stand(スクエアスタンド) Square Register(スクエアレジスター)
保証期間 受け取りから1年間
  • 注文日から1年間
  • 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
  • 注文日から1年間
  • 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
  • 注文日から1年間
  • 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
  • 注文日から2年間
  • 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
保証期間外の交換費用 19,800円 4,980円 39,980円 29,980円 84,980円

両サービスともに水没など利用者の不注意や意図的な破損の場合は対象外です。

保証対象外の場合、新規購入扱いとなり、通常価格で再購入する必要があります。

導入費用(初期費用)&周辺機器での比較まとめ

  • 楽天ペイの決済端末は19,800円
  • Square(スクエア)の決済端末は4,980円~
  • レシートプリンターは必須ではないが、両サービスともに別途購入
Square(スクエア)

POINT

Squareのカードリーダーは4980円と安価です。決済に必要なモバイル端末は「iOS」「android」の両方に対応しているため、手持ちのスマホで利用できます。

【比較3】入金手数料&入金サイクルで比較

各サービスで決済を行った売上金の入金サイクル・入金手数料は以下の通り。

決済サービス 楽天ペイ
Square
楽天ペイ Square(スクエア)
入金手数料 楽天銀行は無料 ※他行は1回辺り330円 無料
入金サイクル
  • 楽天銀行は翌日入金
  • 他行は管理画面から振込依頼後、翌営業日に入金
  • 三井住友、みずほ銀行は翌営業日
  • その他の金融機関は週1回
※週1回入金=毎週木~翌週水曜日までの売上が翌週金曜日に入金
お申し込みはこちら お申し込みはこちら

入金サイクルは金融機関により異なります。『楽天ペイ(ラクテンペイ)』は楽天銀行を指定することで土日祝日を問わず翌日入金です。一方、『Square(スクエア)』はみずほ・三井住友銀行であれば翌営業日入金となります。

『Square(スクエア)』は入金先の金融機関を問わず、入金手数料は無料です。

『楽天ペイ(ラクテンペイ)』は、楽天銀行を指定した場合は入金手数料が無料ですが、それ以外の金融機関を利用する場合は入金1回当たり330円(税込)の入金手数料が掛かります

上記のことから、楽天銀行の口座を持たない場合は、『Square(スクエア)』の方が入金手数料が掛からないのでおすすめです。

入金手数料&入金サイクルでの比較まとめ

  • 『Square(スクエア)』は、金融機関を問わず入金手数料が無料
  • さらに、金融機関を問わず入金サイクルが早い
Square(スクエア)

POINT

Square(スクエア)は、指定金融機関(みずほ銀行/三井住友銀行)に限りますが、Square(スクエア)での売上が翌日に入金されます。

上記以外の金融機関でも週1回振り込まれます。

入金手数料は、金融機関や入金額を問わず無料です。

【比較4】審査・導入スピードで比較

決済サービス 楽天ペイ
Square
楽天ペイ Square(スクエア)
申込みから利用開始までの目安 申込みから3~4週間 申込み当日~3営業日
審査通過率
お申し込みはこちら お申し込みはこちら

審査から導入までのスピードについては、『Square(スクエア)』が早いです。

『Square(スクエア)』が最短当日から利用できるのは「途上審査重視型」決済サービスだからです。楽天ペイを含めた他社サービスが申し込み時のステータスを重視するのに対し、『Square(スクエア)』は導入後の利用状況を重視しています。

今すぐ申し込めば、その日のうちにクレジット決済に対応できるのです。実際に私が『Square(スクエア)』を申し込んだ時は、アカウント作成直後からカード決済が利用可能になりました。

また、『Square(スクエア)』はスマホそのものを決済端末として使える「スマホでタッチ決済」や、「カード情報を手入力」することでも決済可能なため、カードリーダーの到着を待たずに利用できます。ただし、カード情報手入力による決済はVISA/Mastercardのみで、決済手数料が3.75%と通常より高くなります

審査・導入スピードでの比較まとめ

  • 導入スピードを重視する方には、最短当日から利用できる「Square(スクエア)」がおすすめ
  • どちらも導入当初は「VISA/Mastercard」しか決済できない
Square(スクエア)

POINT

Square(スクエア)は、モバイル決済サービスの中で最も早く導入できるサービスです。

申し込みを行った直後から「VISA」「Mastercard®」の決済が可能です。

また、カードリーダーが無くても決済が可能であったり、カードリーダーはAmazonや実店舗(ヨドバシカメラ/ビックカメラ)でも購入することができます。

【比較5】お支払い方法(分割・ボーナス払い)で比較

両サービスともにカード決済において「分割払い」や「ボーナス払い」には対応しておりません。共に「1回払い」のみ対応しております。

決済サービス 楽天ペイ
Square
楽天ペイ Square(スクエア)
クレジットカードの支払い方法 一括払い
  • 一括払い
  • 継続課金・サブスク決済

高単価商品を扱うお店の場合、カード決済のお支払い方法への対応によって、お客側の利便性に影響が出るでしょう。

お支払い方法の選択肢に最も充実している決済サービスは、三井住友グループの『stera pack(ステラパック)』がおすすめです。

stera pack

POINT

「stera pack」は、「分割払い」「ボーナス一括払い」など、カード決済における全てのお支払い方法に対応しているサービスです。

高額商品を取り扱う店舗でのカード決済導入にもおすすめです。

【比較6】決済機能で比較

各サービスで利用できる決済機能は以下の通り。

決済サービス 楽天ペイ
Square
楽天ペイ Square(スクエア)
その他機能 なし
  • ネットショップ作成
  • カード決済可能な請求書発行
  • リンク決済
  • 継続課金・サブスク決済

『楽天ペイ(ラクテンペイ)』は店頭での対面決済のみ利用可能です。

一方、『Square(スクエア)』は対面決済以外にも、カード決済可能な請求書発行決済用リンクの作成など、多彩な決済機能を備えています。

特筆すべき機能は「サブスク決済(継続課金機能)です。『Square(スクエア)』では、お客様の同意を得て一度決済したカード情報を保存し、自動引き落としを行うことができます。

一部の業種で利用制限がありますが、毎月費用が発生する取引や月謝制サービスの提供時に非常に便利な機能です。

『楽天ペイ(ラクテンペイ)』では継続課金での利用を禁止しています

【比較7】POSレジとの連携で比較

決済サービス 楽天ペイ
Square
楽天ペイ Square(スクエア)
POSレジ機能 外部のPOSレジと連携可
  • POSレジ内蔵
  • 外部のPOSレジと連携可
連携できるPOSレジ
  • Bionly
  • POS+
  • poscube
  • スマレジ
  • ユビレジ
  • Airレジ
  • Bionly
  • Orange Operation
  • SquarePOSレジ
  • poscube
  • スマレジ
  • ユビレジ

『Square(スクエア)』は、元々POSレジ機能を搭載しており、無料で利用可能です。

POSレジ連携は、会計情報が決済端末に自動連携され、処理が自動的にレジに反映されます。POSレジ連携機能を活用することで、会計処理や経理業務の効率化が期待できます

【比較8】サポート対応で比較

それぞれのサポート窓口の対応方法と対応時間は以下の通り。

決済サービス 楽天ペイ
Square
楽天ペイ Square(スクエア)
サポート対応
  • 電話
  • メール
  • 電話
  • メール
サポート受付時間 9:30〜23:00(土日・祝も対応) 10:00~18:00(年末年始・臨時休業日除く)

問い合わせ方法や受付時間は『楽天ペイ(らくてんぺい)』が充実しています。

しかし、『楽天ペイ』のサポートは電話が混線していることが多く、メールへの返信も遅いため、サポート体制が十分とはいえません。

楽天ペイのサポートセンターつながらない…。
保留音のフランク・シナトラの「マイウェイ」フルで聞いてるよ。

名曲だなぁ。

— IMULTA(イムルタ ) -美しい模様を彫る職人 (@imulta_jewelry) October 31, 2019


『楽天ペイ』のサポートセンターは9:30~23:00と長時間対応しています。しかし、電話が繋がりにくいため、緊急時のトラブルには対応できない可能性があります。

楽天ペイは💩だったのでスクエアに乗り換え👌( ・ㅂ・)و💰マネー!

楽天系サービスのサポートの💩はやばい😱

楽天市場も楽天カードも楽天銀行も全部同じ理由でやめた👌( ・ㅂ・)و💰マネー! pic.twitter.com/uSDcP5yC4u

— ぶりのあ🤖 (@aohigeyama) February 21, 2020

サポート対応に不満を感じて、他社サービスに乗り換える利用者も少なくありません。

どちらのサービスも操作が簡単なので、よほどスマホ操作が苦手でなければ、サポート体制を重視する必要はありません。

ただし、端末の故障時の修理・交換などアフターサポートに力を入れているサービスをお探しの場合は、三井住友グループの『stera pack(ステラパック)』がおすすめです。

【初期費用0円】決済手数料1.98%~!

解説記事はこちら

【まとめ】結局、導入費用や手数料など料金はどちらがお得?

結局、導入費用や手数料など料金はどちらがお得なのでしょうか。

多くの方が決済サービスを選ぶ際、最も重要なポイントとして「いくら掛かるのか?」という料金面を気にすると思います。

結論としては『Square(スクエア)』の方が安いです。

『Square(スクエア)』は決済端末なしでも導入できるため、初期費用0円から始められます。また、決済端末を購入する場合でも4,980円からと非常に安価です。さらに、決済手数料2.50%と『楽天ペイ(ラクテンペイ)』と比べても0.74%も安く、入金手数料も無料です。

一方、『楽天ペイ(ラクテンペイ)』は売上金の入金先を楽天銀行以外に指定すると、1回当たり330円(税込)の入金手数料が掛かります。例えば、月4回振込依頼を行った場合は、入金手数料330円(税込)×4回×12か月=15,840円(税込)の入金手数料が掛かってしまいます。

さらに導入時には端末代として19,800円がかかります。

加えて、『Square(スクエア)』のほうが導入スピードが早く即日から導入できます。これらの点を加味すると『Square(スクエア)』の方がコストが安く、機能性など総合的に見てもおすすめです。

この記事を読んで、導入を迷っている事業者の方が自分に合ったサービスを選ぶことができれば幸いです。

決済サービス 楽天ペイ
Square
SquareリーダーでのICカード読み取り
評価
 3.54/5

 4.69/5
提供元 楽天ペイメント株式会社 Square株式会社
決済手段 全65種以上 全42種以上
初期費用 19,800円~ 無料※決済端末が必要な場合は4,980円~
月額利用料 無料
  1. 中小企業プラン:無料
  2. 大型店プラン:無料
決済手数料 2.95%~3.24%
  1. 2.50%~3.25%
  2. ~3.25%
カード情報手入力オンライン決済は3.60~3.75%
入金手数料 楽天銀行は無料 ※他行は1回辺り330円 無料
入金サイクル
  • 楽天銀行は翌日入金
  • 他行は管理画面から振込依頼後、翌営業日に入金
  • 三井住友、みずほ銀行は翌営業日
  • その他の金融機関は週1回
※週1回入金=毎週木~翌週水曜日までの売上が翌週金曜日に入金
申込みから利用開始までの目安 申込みから3~4週間 申込み当日~3営業日
クレジットカードの支払い方法 一括払い
  • 一括払い
  • 継続課金・サブスク決済
POSレジ機能 外部のPOSレジと連携可
  • POSレジ内蔵
  • 外部のPOSレジと連携可
その他機能 なし
  • ネットショップ作成
  • カード決済可能な請求書発行
  • リンク決済
  • 継続課金・サブスク決済
サポート対応
  • 電話
  • メール
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