リクルートの決済サービス『Airペイ(エアペイ)』では、2022年10月26日からJCBが提供するQRコード決済スキーム『Smart Code(スマートコード)』に対応しました。
『Smart Code(スマートコード)』は乱立するQRコード決済の導入を円滑に行えるようJCBが契約や決済処理を一本化するというもの。
元々、『Airペイ(エアペイ)』ではPayPayやd払いなど有名どころのQRコード決済ブランドには対応しておりましたが、銀行系QR決済などマイナーなものまで網羅的に対応できるようになりました。
この記事では、『Smart Code(スマートコード)』の簡単な解説から『Airペイ(エアペイ)』に追加されるQR決済ブランド、決済手数料、決済方式、注意点、導入手順まで徹底解説していきます。
そもそもSmart Code(スマートコード)とは?
QR決済事業者や店舗の負荷軽減、また消費者にとって安全・安心な決済を実現する決済スキームです。
JCBがQR決済事業者と店舗をつなぐ決済情報処理センターの提供や、加盟契約の一本化を行います。出典:Smart Codeとは?(https://www.smart-code.jp/about/)
つまり、契約と決済情報の処理をJCBが一本化することで、乱立するQRコード決済の導入・運用を簡単にできるようしたのが「Smart Code(スマートコード)」です。
『Airペイ(エアペイ)』では今後、Smart Code(スマートコード)で取り扱いしている全てのQRコード決済の支払いに対応できるようになります。
Smart Code(スマートコード)対応で増えたQRコード決済は何?
今回のSmart Code(スマートコード)への対応で、『Airペイ(エアペイ)』に追加された決済手段は以下の通り。
また、今後、Smart Code(スマートコード)が取り扱いするQR決済ブランドが増えた場合、『Airペイ(エアペイ)』でも決済できるようになります。
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Smart Code(スマートコード)の決済手数料は3.24%
Smart Code(スマートコード)が取り扱いするQR決済を『Airペイ(エアペイ)』で行う場合、決済手数料は一律3.24%です。
もともと、『Airペイ(エアペイ)』が対応しているPayPayやd払いといったQR決済と同じ料率です。
決済手数料以外に掛かる料金はある?
『Airペイ(エアペイ)』は今回追加されたSmart Code(スマートコード)に限らず、どのキャッシュレス決済を行う場合でも掛かる費用は決済手数料のみです。
月額費用等は掛からず、決済分の入金手数料等も無料です。
ただし、『Airペイ(エアペイ)』でQRコード決済を行う場合、iPadまたはiPhoneのいずれかが必要です。
これらの周辺機器は通常であれば加盟店側で用意する必要がありますが、現在実施している『キャッシュレス導入0円キャンペーン 』ではiPadとカードリーダー(カード決済と電子マネー決済処理を行う端末)を無料提供しております。
注意点として、Airペイ(エアペイ)公式サイトではなく、AirペイQR公式サイト上から申し込みを行ってしまうと上記のキャンペーンを受けることができません。
これから『Airペイ(エアペイ)』を導入する場合は必ずAirペイ(エアペイ)公式サイト上のキャンペーンページから申し込みすると良いでしょう。
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決済方式はお客様が提示したQRコードを読み取るストアスキャン方式
『Airペイ(エアペイ)』のQRコード決済は、お客様が提示したQRコードを読み取って決済処理を行う『ストアスキャン方式』です。
専用の決済アプリをインストールしたiPadまたはiPhoneのカメラを使用し、お客様が提示したQRコードを読み取り決済処理を行います。
Airペイ(エアペイ)でSmart Code(スマートコード)に対応する上での注意点
『Airペイ(エアペイ)』でSmart Code(スマートコード)に対応する上で、知っておくべき注意点は以下の4つ。
- 既存の加盟店は管理画面上から別途申込が必要
- 決済可能なQRコード決済ブランドがわかりにくい
- 入金サイクルが遅い
- どのQRコード決済が使われたのかわからない
それでは一つずつ解説していきます。
既存の加盟店は管理画面上から別途申込が必要
既に『Airペイ(エアペイ)』を導入している場合、AirペイQRの管理画面上から申し込みが必要です。
同時期に追加された『楽天ペイ』は申し込みが不要ですが、Smart Code(スマートコード)は1契約ごとに申し込みをしないと審査が始まりませんので、お気をつけください。
詳しくは『Airペイ(エアペイ)におけるSmart Code(スマートコード)の導入手順』にて解説していきます。
決済可能なQRコード決済がわかりにくい
『Airペイ(エアペイ)』でQRコード決済の支払いを行う場合、読み取り前にQR決済ブランドを選択します。
Smart Code(スマートコード)に該当するQR決済ブランドの決済処理を行う際には、Smart Code(スマートコード)を選択するわけですが、Smart Code(スマートコード)対応の決済ブランドの表示がありません。
対応可能なQR決済ブランドはマイナーなものばかりで種類も多く、お店側にとってもお客様側にとっても決済可能かどうか、わかりにくいです。
ただし、「QRコードの自動識別機能」を使えば、お客様が提示したQRコードを自動で識別し、決済サービスの選択を省略することができます。
入金サイクルが遅い
『Airペイ(エアペイ)』では、カード決済と電子マネー決済の売上分は金融機関によって月3回または6回入金と現金化までのスピードが早いです。
しかし、QRコード決済の売上分のみ月1回入金(月末締めの翌月末に入金)となっております。
決済方法 | 入金サイクル |
---|---|
クレジットカード決済、電子マネー決済 | みずほ銀行/三菱UFJ銀行/三井住友銀行は月6回 上記以外は月3回 |
QRコード決済 | 金融機関問わず月1回 |
QRコード決済の利用者は増加傾向にあるため、キャッシュに余裕がない場合は、資金繰りに影響がないか確認してから導入すべきでしょう。
入金サイクルがネックという場合は、『stera pack 』など入金サイクルが早く、決済方法によって入金回数に変化がない決済サービスも検討してみると良いでしょう。
どのQRコード決済が使われたのかわからない
Smart Code(スマートコード)で取り扱うQRコード決済の売上の内訳を管理画面上で確認することはできません。
例えば、メルペイで1万円、ANA Payで2万円の決済があった場合、管理画面上の明細は「Smart Code(スマートコード)3万円」といった形で表示されます。
ちなみに、PayPayやd払い、楽天ペイなどSmart Code(スマートコード)以外のQR決済ブランドはブランド単位で売上の内訳を確認することができます。
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Airペイ(エアペイ)におけるSmart Code(スマートコード)の導入手順
ここでは、
- これからAirペイ(エアペイ)を導入する場合
- すでにAirペイ(エアペイ)を導入している場合
上記2パターンの導入手順を解説していきます。
これからAirペイ(エアペイ)を導入する場合
- Airペイ(エアペイ)公式サイトから申し込み
- 利用審査完了のお知らせ
- カードリーダーの配送
- AirペイQRの審査開始
- 審査完了した決済方法から順次、決済開始
Airペイ(エアペイ)公式
『Airペイ(エアペイ)』の導入は申込から約10日ほどですが、すべての決済方法に対応できるまで申込から約1か月半ほど掛かります。
Smart Code(スマートコード)の審査は申込から約1か月ほどで完了するようですが、申込みする店舗によって多少前後します。
また、申込時の情報に誤りがあったり、書類不備があるとその分審査が押してしまいます。不備がある場合は申込時に登録したメールアドレス宛に連絡が入るので、なるべく早く返信するようにしましょう。
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すでにAirペイ(エアペイ)を導入している場合
すでに『Airペイ(エアペイ)』を導入している場合、AirペイQRの管理画面上から申し込みが必要です。
申込手順は以下の通り。
【まとめ】Airペイ(エアペイ)は全50種以上のキャッシュレス決済に対応可能に!
今回の追加で『Airペイ(エアペイ)』が対応可能なQRコード決済は「全31種」、カード決済や電子マネーを合わせると「全50種(Airペイポイントを含めると55種)」ものキャッシュレス決済に対応できるようになりました。
これだけの決済手段に対応するには、複数の決済サービスを併用する必要がありましたが、『Airペイ(エアペイ)』なら契約を一本化することが可能です。
今ならiPad&カードリーダーが無料提供される『キャッシュレス導入0円キャンペーン 』を実施しており、店舗側の費用負担は決済手数料のみとコスト面でも取り入れやすいタイミングです。
キャッシュレス決済の導入を検討している方はもちろん、他社端末からの乗り換えなどお得なこの機会にいかがでしょうか。
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