2024年4月3日より、決済サービス『Square(スクエア)』において、iDの決済手数料が3.75％から3.25％に引き下げられました。
この記事では、手数料変更の詳細や、加盟店に必要な手続き、そして他社サービスとの手数料比較について徹底解説します。
『Square(スクエア)』の対面決済の決済手数料は2.50～3.25%に！
今回、決済手数料が引き下げられたのはiDのみです。
補足：
『Square(スクエア)』は様々な決済機能を提供しています。
2.50～3.25％の決済手数料が適用されるのは、決済端末を用いた対面決済時のみです。
オンライン決済やカード情報を手入力して決済する際の手数料は3.25～3.75％が適用されるため、ご注意ください。
決済手数料の引き下げに伴う加盟店側での申し込み手続きは不要
今回の決済手数料の変更に伴う加盟店側での特別な申し込みや手続きは一切必要ありません。
2024年4月3日0時以降に行ったiD決済の売上にかかる手数料は、自動的に新料率が適用されます。また、新たに導入する店舗も同様の料率が適用されます。
【比較表あり】『Square(スクエア)』のiD手数料は他社サービスと横並びに！
今回のiDの決済手数料が引き下げによって、『Square(スクエア)』が取り扱う全ての決済ブランドの手数料は他社サービスと横並びになりました。
以下の表は、『Square(スクエア)』対応の決済ブランドの手数料を他社と比較したものです。
| 決済サービス | カード決済 | 電子マネー決済 | QR決済 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
 VISA |  Mastercard |  JCB |  AMEX |  Diners Club |  DISCOVER |  iD |  QUICPay |  交通系IC |  PayPay | ||
 Square | 公式サイト | 3.25%(非課税) | 3.25%(非課税) | 3.25%(非課税) | 3.25%(非課税) | 3.25%(非課税) | 3.25%(非課税) | 3.25%(非課税) | 3.25%(非課税) | 3.25%(税込) | 3.25%(税込) |
 Airペイ | 公式サイト | 3.24%(非課税) | 3.24%(非課税) | 3.24%(非課税) | 3.24%(非課税) | 3.24%(非課税) | 3.24%(非課税) | 3.24%(非課税) | 3.24%(非課税) | 3.24%(税込) | 3.24%(税込) |
 PayCas | 公式サイト | 2.80%(非課税) | 2.80%(非課税) | 3.56%(税込) | 3.56%(税込) | 3.56%(税込) | 3.56%(税込) | 3.24%(税込) | 3.56%(税込) | 3.24%(税込) | 3.08%(税込) |
 楽天ペイ | 公式サイト | 3.24%(非課税) | 3.24%(非課税) | 3.24%(非課税) | 3.24%(非課税) | 3.24%(非課税) | 3.24%(非課税) | 3.24%(非課税) | 3.24%(非課税) | 3.24%(税込) | 非対応 |
『PayCAS』のようにVISA、Mastercard等の手数料率が他社より低いサービスも存在しますが、契約の縛りや月額固定費を負担する必要があります。
以下の表は、各サービスの利用にかかる料金を一つにまとめたものです。
| 決済サービス | 決済手数料 | 入金手数料 | 月額固定費 | 解約金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| Square | 公式サイト | 3.25%※11月1日からVisa、Mastercardの手数料2.50％に引き下げ⇛詳しくはこちら※カード情報手入力・オンライン決済は3.60～3.75% | 無料 | 無料 | なし |
| Airペイ | 公式サイト | 1.08～3.24%※1.08％はCOIN+のみ | 無料 | 無料 | なし※キャンペーンで貸与されたiPad・カードリーダーは解約時に要返却 |
| PayCas | 公式サイト | 2.80～3.56％※税別2.80～3.24％ | 無料 | 1,980円(税別)～／月※電子マネー決済を利用する場合は別途1,020円(税別)／月 | 4年以内の解約時は16,500円～66,000円の違約金あり |
| 楽天ペイ | 公式サイト | 3.24% | 楽天銀行は無料 ※他行は1回辺り330円 | 無料 | なし |
上述の通り、『Square(スクエア)』は決済手数料のみで利用でき、いつでも解約できるため、柔軟性に優れています。また、独自の審査基準によって、他社で審査に落ちてしまった事業者でも導入できる可能性が高いサービスです。
つまり、今回のiD手数料の引き下げにより、他社サービスとの料金面での差がなくなり、さらに使いやすくなったことがわかります。
まとめ
- 2024年4月3日から『Square(スクエア)』におけるiDの決済手数料が3.75％から3.25％に引き下げ
- 『Square(スクエア)』の対面決済時の手数料は2.50～3.25％に
- 手数料引き下げに伴う加盟店側での申し込み手続きは不要
- 全ての決済ブランドの決済手数料が他社サービスと横並びに
以上、2024年4月3日から適用される『Square(スクエア)』におけるiDの決済手数料の引き下げについて解説しました。
『Square(スクエア)』は、店舗運営に必要な様々な機能を決済手数料のみで利用できるサービスです。しかし、iDの決済手数料が3.75％と他社相場に比べて0.5％ほど高かった点がネックでした。
今回の手数料引き下げにより、『Square(スクエア)』の大きなデメリットが解消され、導入のハードルがさらに低くなりました。
スマホを決済端末として利用する「スマホでタッチ決済」なら初期費用0円で始められますし、カードリーダー型の決済端末「Squareリーダー」は4980円(税込)で提供されており、手軽に導入することができます。
『Square(スクエア)』のアカウント作成は無料で、審査結果は最短15分と非常にスピーディです。
今使っている決済端末が故障した際の予備機としても使うことができるため、興味がある方はぜひアカウントの作成から始めてみてください。
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