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STORES 決済(ストアーズ決済)とは?料金プランや、中小事業者プランの適用条件、デメリットなど徹底解説

STORES 決済(ストアーズ決済)とは?できることや料金などわかりやすい解説

STORES決済 ストアーズ決済
|基本情報 早見表

おすすめスコア
★3.8/5
  • 初期費用★3.5
  • 月額費用・各種手数料★4.09
  • 決済手段の種類★3.3
  • 入金サイクル★3.5
  • 審査難易度・導入スピード★4.5
  • 契約の柔軟性★5
  • アフターサポート★3.6
  • 使いやすさ★4.3
  • POSレジ★3.4
  • 決済機能★1.2
  • 信頼性とセキュリティ★4.3
  • 提供元:STORES株式会社
導入費用
19,800円※スマホまたはタブレットは加盟店側で用意※中小事業者向けスタンダードプランは決済端末が無料
決済手数料
1.98%~3.24%
月額利用料
3,300円/月※標準プランとフリープランは無料
入金手数料
無料※手動入金の場合、振込金額が10万円未満の場合、200円/回
入金サイクル
月1回or翌々営業日 ※月1回の場合は自動入金 ※翌々営業日の場合は管理画面から手動入金※任意で選択可※翌々営業日の場合は管理画面から振込依頼が必要
解約金
1年契約の残り月数×3,300円※その他のプランは違約金なし
導入期間
申込みから約3営業日
\お申込みはこちら/
STORES決済が対応する決済ブランドと手数料
カード決済全6種
VISA
Mastercard
中小事業者向けスタンダードプラン※1
1.98%(非課税)
中小事業者向けフリープラン※2
2.48%(非課税)
標準プラン
3.24%(非課税)
JCB
American Express
Diners Club
DISCOVER
中小事業者向けスタンダードプラン※1
2.38%(非課税)
中小事業者向けフリープラン※2
2.48%(非課税)
標準プラン
3.24%(非課税)
電子マネー決済全11種
iD
QUICPay
プラン共通
3.24%(非課税)
交通系IC (9種)
プラン共通
1.98%(税込)
QRコード決済全24種
PayPay
楽天ペイ
プラン共通
3.24%(税込)
d払い
au PAY
メルペイ
SmartCode
WeChat Pay
プラン共通
3.24%(非課税)
※1. 月額3,300円
※1. 1年間の契約期間あり
※1. 1年以内の解約時は残月数×3,300円の違約金あり
※1. 年間のキャッシュレス決済総額が3,000万円未満の事業者限定プラン
※2. 年間のキャッシュレス決済総額が3,000万円未満の事業者限定プラン
STORES決済 の決済端末
STORES決済 カードリーダー
STORES決済のカードリーダー
タイプ
  • モバイル決済端末
本体価格
  • 19,800円
※中小事業者向けスタンダードプランは決済端末が無料
必要な周辺機器
  • iPhone
  • iPad
  • Androidスマホ
  • Androidタブレット
※いずれか1点
レシートプリンター
  • 必要な場合は別途購入
カードの読み取り方式
  • ICカード
  • 磁気カード
  • タッチ決済
保証期間
  • 受け取りから1年間
  • 中小事業者向けスタンダードプラン契約中は永年保証
POSレジ
  • 外部のPOSレジと連携可
\お申込みはこちら/
目次

『STORES 決済(ストアーズ決済)』でできること|2つの決済機能

『STORES 決済(ストアーズ決済)』は、店舗運営だけでなく、様々な事業者がキャッシュレス決済の受付に対応できるサービスです。

幅広い業種やビジネスモデルでも使えるように、2つの決済機能を提供しています。

  • 決済端末を用いた『対面決済』
  • 決済用のWEBページを作成できる『STORES請求書』

それぞれの機能について、詳しく解説します。

決済端末を用いた『対面決済』

『STORES決済(ストアーズ決済)』の主な機能である『対面決済』では、小売業、レストランなどの店舗やイベント販売などで、顧客と直接対面して行う決済時に、クレジットカード決済や電子マネー決済の受付が可能になります。

STORES決済(ストアーズ決済)の対面決済イメージ
STORES決済(ストアーズ決済)の対面決済イメージ

使用する決済端末は、「スマホまたはタブレット」と「カードリーダー」を接続して使うモバイル決済端末です。

決済端末は通常19,800円ですが、月額3300円がかかる中小事業者向けプラン (スタンダード)では無料提供されます。iOS・Androidの両方に対応しているため、手持ちのスマホやタブレット使えば、初期費用を抑えて始めることが可能

決済用のWEBページを作成できる『STORES請求書』

『STORES請求書』は、オンライン上でカード決済を受け付けるWEBページを作成する機能です。

この機能を使用して決済用のページを作成し、顧客にURLを送信することで、顧客はそのページからカード情報を入力して決済処理を行うことができます。

【STORE請求書の使い方】機能は、決済用のページを作成し、顧客にURLを送信することで、顧客はそのページからカード情報を入力して決済処理を行うことができます。

ネットショップやECサイトは、不特定多数の顧客向けに価格が固定された商品を販売することに向いています。一方、『STORES請求書』は、個別に見積もりが必要な商品やサービスの販売時の請求処理に利用できます。

また、ホテルや飲食店ではキャンセル料の徴収にも使用できるほか、決済端末の故障やその他の緊急時にも決済処理として活用できます。

『STORES請求書』は『STORES決済(ストアーズ決済)』を申し込み、審査に通過すると利用できます。加盟店負担の費用は決済手数料のみです。

公式サイトで詳細を確認する

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の提供元

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の提供元はSTORES株式会社です。

STORES株式会社は、専門知識不要で本格的なネットショップを開設できる『STORESネットショップ』をはじめ、POSレジやオンライン予約システムなど、商売をデジタル化するサービスを提供している企業です。

STORES株式会社の提供サービス

STORESネットショップ
STORESネットショップ
STORES決済
STORES決済
STORESレジ
STORESレジ
STORES予約
STORES予約

これらのサービスは相互に連携することが可能であり、必要なサービスだけを利用したり、他社のサービスと連携して使用することもできます。

補足

2020年4月に「STORESネットショップ」とのブランド統合により、サービス名称が「Coiney(コイニー)」から「STORESターミナル」に変更されました。

その後、2020年11月には再度名称が「STORES決済(ストアーズ決済)」へと変更されています。

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の対象事業者

事業形態法人
個人事業主
店舗の有無問わない
ビジネスモデルBtoB(事業者間取引)
BtoC(対消費者取引)

『STORES 決済(ストアーズ決済)』は、法人・個人事業主のどちらの事業形態でも利用できます。

飲食店や小売店、美容室などの物理的な店舗を持つ事業者だけでなく、イベント出店やキッチンカー、タクシーなどの移動店舗でも利用可能です。

さらに、『STORES請求書』を使えば、フリーランスや個人事業主などの請求処理(対企業・対個人のどちらも可)や、ホテルや飲食店でのキャンセル料徴収、ECサイトを持たないSNS上でのオンライン販売など遠方の顧客への請求も可能です。

【『STORES 決済(ストアーズ決済)』の対象事業者】飲食店、美容室/サロン、アパレル/小売店、ホテル
、クリーニング などの店舗事業者。
タクシー、キッチンカー、イベント販売、出張サービスなどの移動店舗。STORES請求書を使えば、フリーランスや個人事業主の請求処理、飲食店やホテルのキャンセル料の徴収、遠方の顧客への請求、銀行振込の代替にも対応できる

ただし、事前決済や継続的なサービスの決済は禁止されています。具体例を挙げると、回数券の販売、習い事の月謝、年会費などが該当します。

『STORES請求書』でも事前決済は認められていないため、ホテルの宿泊料金や引越し業者の作業料金の前払いなどは利用できません。

このような決済ニーズに応えるためには、他社サービスのSquareの利用がおすすめです。『Square』は、対面からオンライン決済まで豊富な機能を備えており、『STORES決済(ストアーズ決済)』以上に多くの業種向けにサービスを提供しています。

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の3つの料金プラン

『STORES 決済(ストアーズ決済)』では、年間の取扱高や事業者規模に応じて2つの料金プランを提供しています。

スクロールできます
プラン名中小事業者向けスタンダードプラン中小事業者向けフリープラン標準プラン
概要年間キャッシュレス決済の総額が3,000万円未満の中小事業者向けSTORES決済の標準プラン
契約期間1年契約
※解約時は残月数×3300円の違約金あり
なしなし
月額費用3300円(税込)無料無料
初期費用無料
※周辺機器は加盟店負担
19,800円19,800円
クレジットカード手数料Visa/Mastercard: 1.98%(非課税)
その他: 2.38%(非課税)
Visa/Mastercard: 2.48%(非課税)
その他: 2.48%(非課税)
3.24%(非課税)
電子マネー手数料1.98%~3.24%
※税の取り扱いは決済手段による
QRコード決済手数料3.24%
※税の取り扱いは決済手段による
入金手数料無料※手動入金の場合、振込金額が10万円未満の場合、200円/回

初期費用

「中小事業者向けプラン (スタンダード)」は決済端末が無料です。「中小事業者向けプラン (フリー)」と「標準プラン」は決済端末費用として19,800円がかかります

ただし、どのプランもスマホやタブレット、カード明細の発行に必要なプリンターは加盟店負担で用意する必要があります。

月額費用と決済手数料

「中小事業者向けプラン (フリー)」と「通常プラン」は月額費用が無料です。「中小事業者向けプラン (スタンダード)」は月額費用3,300円が毎月かかります。

クレジットカード決済の手数料はプランによって異なり、「中小事業者向けプラン (スタンダード)」が1.98%~2.38%、「中小事業者向けプラン (フリー)」が2.48%、「通常プラン」が3.24%です。月額費用と決済手数料を考慮してプランを選択することが重要です。

契約期間と違約金

「中小事業者向けプラン (フリー)」と「通常プラン」は契約期間の縛りはありません。一方、「中小事業者向けプラン (スタンダード)」は1年契約で、期間内の解約は残月数×3,300円の違約金が発生します。

違約金の例
  • 3ヶ月目で解約した場合:(12-3)ヶ月 × 3,300円 = 29,700円

なお、他社サービスでも中小事業者向けプランを提供しており、契約期間の縛りや違約金の負担がない低リスクなサービスも存在します。

具体的には以下の3社が挙げられます。

スクロールできます
決済サービス 提供元 決済手段 月額利用料 決済手数料 契約期間 解約金 公式サイト
Square
SquareリーダーでのICカード読み取り
Square株式会社全42種以上
  1. 中小企業プラン:無料
  2. 大型店プラン:無料
  1. 2.50%~3.25%
  2. ~3.25%
カード情報手入力オンライン決済は3.60~3.75%
なしなし お申し込みはこちら
Airペイ
Airペイのカードリーダー
株式会社リクルート全71種以上
  1. ディスカウントプログラム:無料
  2. 標準プラン:無料
  1. 2.48%~3.24%
  2. 2.95%~3.24%
※COIN+は0.99%
なしなし※キャンペーンで貸与されたカードリーダーは解約時に要返却 お申し込みはこちら
stera pack
SMBC GMO PAYMENT株式会社全30種以上
  1. スモールビジネスプラン:初年度 月額0円(2年目以降 通常3300円)
  2. スタンダードプラン:初年度 月額0円(2年目以降 通常3300円)
※初年度は無料※2年目以降は、直近1年間の累計決済額が3,000万円以上の場合は永年無料
  1. 1.98%~3.24%
  2. 2.70%~3.24%
3年間解約申請から45日以内に端末返却で無料※端末返却ができない場合は利用期間に応じて違約金あり お申し込みはこちら

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の中小事業者向けプランの適用条件と注意点

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の中小事業者向けプランは、年間のキャッシュレス決済の総決済額3000万円未満の中小事業者を対象としています。具体的な対象者は以下の通りです。

中小事業者向けプランの対象者

  • 事業者単位で年間のキャッシュレス決済総額が3000万円未満
  • 中小企業庁が定める「中小企業」の定義に該当する事業者
  • 上場企業の子会社・関連会社でないこと
  • フランチャイズ店舗でないこと

中小企業庁が定める「中小企業」は業種別に定められており、具体的な定義は以下の通りです。

業種資本金等※1常時使用する従業員の数
製造業、建設業、
運輸業、その他の業種※2
3億円以下300人以下
卸売業1億円以下100人以下
サービス業5,000万円以下100人以下
小売業5,000万円以下50人以下
※1 資本金等:株式会社の場合は「資本金の額」、持分会社等の場合は「出資の総額」
※2 その他の業種は、卸売業、サービス業、小売業を除く
出典:中小企業庁「中小企業の定義に関するよくある質問

対象外となる事業者

  • 過去にSTORES 決済を利用した事業者
  • 上場企業とその連結子会社
  • フランチャイズ本部事業者
  • 禁止事項に該当する事業者
    • 加盟店規約違反
    • 虚偽情報の提供
    • 事業妨害行為

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の中小事業者向けプランは、新規加盟店を対象としています。過去に『STORES 決済(ストアーズ決済)』を利用していた場合はプランの対象外です。

中小事業者向けプランの注意点

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の「中小事業者向けプラン (スタンダード)」は1年契約であり、中途解約の場合は、残月数×3,300円の違約金が請求されます。一方、「中小事業者向けプラン(フリー)」には契約期間の縛りはありません。

年間キャッシュレス決済総額が3,000万円以上になった場合、中小事業者向けプランの対象外となります。対象外になった場合は、通常プランに移行することなく解約扱いとなる点に注意が必要です。

なお、『Square』や『Airペイ』では契約期間の縛りや違約金もなく、中小事業者向けプランを提供しています。

STORES決済と同料率の1.98%~中小プランを提供する『stera pack』も違約金の負担はありません。条件の対象外になった場合でも通常プランに自動的に移行し、継続利用が可能です。

スクロールできます
決済サービス 提供元 決済手段 月額利用料 決済手数料 契約期間 解約金 公式サイト
Square
SquareリーダーでのICカード読み取り
Square株式会社全42種以上
  1. 中小企業プラン:無料
  2. 大型店プラン:無料
  1. 2.50%~3.25%
  2. ~3.25%
カード情報手入力オンライン決済は3.60~3.75%
なしなし お申し込みはこちら
Airペイ
Airペイのカードリーダー
株式会社リクルート全71種以上
  1. ディスカウントプログラム:無料
  2. 標準プラン:無料
  1. 2.48%~3.24%
  2. 2.95%~3.24%
※COIN+は0.99%
なしなし※キャンペーンで貸与されたカードリーダーは解約時に要返却 お申し込みはこちら
stera pack
SMBC GMO PAYMENT株式会社全30種以上
  1. スモールビジネスプラン:初年度 月額0円(2年目以降 通常3300円)
  2. スタンダードプラン:初年度 月額0円(2年目以降 通常3300円)
※初年度は無料※2年目以降は、直近1年間の累計決済額が3,000万円以上の場合は永年無料
  1. 1.98%~3.24%
  2. 2.70%~3.24%
3年間解約申請から45日以内に端末返却で無料※端末返却ができない場合は利用期間に応じて違約金あり お申し込みはこちら

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の決済手段と決済手数料

『STORES 決済(ストアーズ決済)』は、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済など全41種の決済手段に対応しています。
※STORES請求書は、カード決済のみ受付可能です。

具体的な対応ブランドと手数料率は以下の通りです。

カード決済全6種
VISA
Mastercard
中小事業者向けスタンダードプラン※1
1.98%(非課税)
中小事業者向けフリープラン※2
2.48%(非課税)
標準プラン
3.24%(非課税)
JCB
American Express
Diners Club
DISCOVER
中小事業者向けスタンダードプラン※1
2.38%(非課税)
中小事業者向けフリープラン※2
2.48%(非課税)
標準プラン
3.24%(非課税)
電子マネー決済全11種
iD
QUICPay
プラン共通
3.24%(非課税)
交通系IC (9種)
プラン共通
1.98%(税込)
QRコード決済全24種
PayPay
楽天ペイ
プラン共通
3.24%(税込)
d払い
au PAY
メルペイ
SmartCode
WeChat Pay
プラン共通
3.24%(非課税)
※1. 月額3,300円
※1. 1年間の契約期間あり
※1. 1年以内の解約時は残月数×3,300円の違約金あり
※1. 年間のキャッシュレス決済総額が3,000万円未満の事業者限定プラン
※2. 年間のキャッシュレス決済総額が3,000万円未満の事業者限定プラン

通常プランのクレジットカード決済手数料は3.24%、中小事業者向けプラン (フリー)では2.48%、中小事業者向けプラン (スタンダード)では1.98%~2.38%です。交通系ICは全プラン共通で1.98%と他社サービスより安価です。

中小事業者向けプラン (スタンダード)では、月額3,300円でクレジットカード決済手数料が1.98%~2.38%と最もお得になりますが、1年契約となります。中小事業者向けプラン (フリー)は月額無料でクレジットカード決済手数料が2.48%です。

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の決済手段は少なくありませんが、AliPayや銀聯(UnionPay)といった外国人向けの決済手段への対応が不十分です。国内向け・外国人向けの双方に対応している決済手段に網羅的に対応したいなら『stera pack』がおすすめです。

stera pack おすすめ
  • 全30種以上の決済方法に対応!
  • 初期費用0円で使えるオールインワン端末!
  • 決済手数料1.98%~!
対応ブランド
全30種以上
初期費用
無料
決済手数料
  • 1.98%~3.24%
  • 2.70%~3.24%
月額費用
  1. スモールビジネスプラン:初年度 月額0円(2年目以降 通常3300円)
  2. スタンダードプラン:初年度 月額0円(2年目以降 通常3300円)

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の決済端末と周辺機器

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の利用には「決済端末(カードリーダー)」と「モバイル端末(スマホまたはタブレット)」の2点が必要です。各機器をBluetooth接続し、モバイル端末にインストールした専用アプリを通じて決済が行われます。

レシートプリンターは必須ではありません。ただし、カード明細(お客様控え)を紙で発行するには、別途レシートプリンターを用意する必要があります

ここでは、決済端末と各周辺機器について詳しく解説します。

決済端末

STORES 決済(ストアーズ決済/旧:Coiney・コイニー)のカードリーダー(決済端末)

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の決済端末は、クレジットカード決済と電子マネー決済に利用します。

この決済端末は、ICカード、磁気カード、タッチ決済の全ての決済方式に対応しています。

STORE決済は全てのカード決済方式に対応!
STORES 決済(ストアーズ決済/旧:Coiney・コイニー)のICカード決済
ICカード決済
STORES 決済(ストアーズ決済/旧:Coiney・コイニー)の磁気カード決済
磁気カード決済
STORES 決済(ストアーズ決済/旧:Coiney・コイニー)のタッチ決済
タッチ決済

また、手のひらサイズでコンパクトなため、場所を取らずに使用できます。さらに、持ち運びができるため、飲食店のテーブル会計やイベント出店時の屋外決済などでも利用できます。

通常価格は「19,800円」ですが「中小事業者向けプラン (スタンダード)」では1台無料提供されます。

スマホまたはタブレット

『STORES 決済(ストアーズ決済)』は、iOS、Androidの両方に対応しています。手持ちのスマホを使うことで初期費用を抑えることができます。

また、以前は電子マネー決済はiOS端末でしか受付できませんでしたが、現在はAndroid端末でも決済が可能です。

レシートプリンター

『STORES 決済(ストアーズ決済)』では、取引明細をメールで送信できるため、レシートプリンターは必須ではありません。しかし、Bluetooth接続に対応したレシートプリンターを別途用意することで、紙の明細発行が可能になります。

19,000~20,800円※時期によって価格変動あり

POSレジ導入済みの店舗など、すでにレシートプリンターを持っている場合は、Bluetooth接続に対応していればそのまま利用できる可能性が高いです。

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の入金サイクルと入金手数料

『STORES 決済(ストアーズ決済)』で決済した売上の入金は、2つの方式から選ぶことができます。

  • 月1回の「自動入金」
  • 最短2営業日以内に入金される「手動入金」

初期設定では「手動入金」が適用されており、管理画面から変更可能です。

自動入金手動入金
入金頻度月1回振込依頼ごと
入金日翌月20日
※土日祝の場合は翌営業日
振込依頼から2営業日以内
入金手数料無料10万円以上で無料
10万円未満は1回/220円

自動入金は定期的に行われ、入金額を問わず手数料はかかりません

一方で、手動入金は管理画面上から振込依頼を行うと、前回の振込依頼までの売上が翌営業日~翌2営業日程度で登録口座へ入金されます。ただし、入金額が10万円未満の場合には入金ごとに220円の手数料が発生します。

手動入金の方が着金が早いですが、都度、振込依頼を管理画面から操作する手間がかかります。そのため、頻繁に振込依頼を行う手間を避けたい場合は、自動入金の利用がおすすめです。

入金サイクルの選び方

手動入金のメリット

  • 振込のタイミングを自由に選択可能
  • 10万円以上の場合は手数料無料
  • 毎日6:00から振込依頼が可能

自動入金のメリット

  • 手続き不要で自動的に入金
  • 手数料が常に無料
  • 事務作業の軽減

小規模店舗は自動入金、大規模店舗は手動入金が向いています。

例えば、日々の売上が10万円を超える店舗は、手動入金を利用することで手数料を抑えつつ、必要なタイミングで入金できます。

一方で、事務作業の負担を減らしたい場合は、自動入金がおすすめです。毎月決まった日に入金されるため、資金繰りの計画が立てやすくなります。

入金方式はいつでも変更できるので、資金繰りに応じて使い分けると良いでしょう。

『STORES 決済(ストアーズ決済)』が連携できる外部サービス

『STORES 決済(ストアーズ決済)』は、POSレジと会計ソフトとの連携が可能です。それぞれ連携することで、業務効率の向上に期待できます。

POSレジ連携

『STORES 決済(ストアーズ決済)』が連携可能なPOSレジは全13種と種類が豊富です。ただし、POSレジによっては一部の決済情報しか連携できない場合があります。

スクロールできます
POSレジカード決済
(IC/磁気カード)
カード決済
(タッチ決済)
交通系
電子マネー
QUICPayiDWeChat PayQRコード決済
STORES レジ対応対応対応対応対応対応対応
スマレジ対応対応対応対応対応対応非対応
ユビレジ対応対応対応対応対応対応対応
あっと決済対応非対応非対応非対応非対応非対応非対応
Bionly対応対応対応対応対応対応対応
Salon Answer対応対応対応対応非対応非対応非対応
POS+対応非対応非対応非対応非対応非対応非対応
Orange Operation対応対応対応対応対応対応対応
poscube対応対応対応対応対応対応対応
Loyverse POS対応対応対応非対応非対応非対応非対応
NEXPO対応非対応非対応非対応非対応非対応非対応
Okage DX Platform対応対応対応非対応非対応非対応非対応
かんたんレジ対応対応対応対応非対応非対応非対応

全ての決済と完全に連携しているのは以下のPOSレジです。

全ての決済方法と連携できるPOSレジ
  • STORES レジ
  • ユビレジ
  • Bionly
  • Orange Operation
  • poscube

なお、POSレジとの連携は必須ではありません。しかし、POSレジと決済端末を連携させると、会計の二度打ちが不要になり、誤入力防止に繋がります。

POSレジとの連携は必須ではありませんが、POSレジと決済端末、双方での会計の二度打ちが不要になります。そのため、打ち間違えによる会計ミス防止に繋がります。

さらに、よりスムーズな会計処理ができるため、とくに多くの顧客の会計対応が求められる店舗や、ピークタイムの混雑緩和に効果的です。

会計ソフト連携

『STORES決済(ストアーズ決済)』は、会計ソフトとの連携も可能です。

連携可能な会計ソフト
  • MFクラウド会計
  • freee

連携すると、会計ソフト上に売上が自動計上されるため、売上の集計作業が不要になります。

なお、POSレジを導入している店舗では、POSレジが会計ソフトと連携できるものが多いです。そのため、決済端末機能だけ使う分には会計ソフトとの連携機能は必要ないでしょう。

『STORES請求書(ストアーズせいきゅうしょ)』の売上情報を会計ソフトと連携したい場合に特に便利です。

『STORES 決済(ストアーズ決済)』のセキュリティ

『STORES決済(ストアーズ決済)』は、世界基準のセキュリティ規格である「PCI DSS」に準拠しています。これは、カード情報の安全を確保するための国際的なセキュリティ基準で、決済サービス提供者が遵守すべき厳格な要件を定めています。

さらに、通信時のセキュリティ強化のために、暗号化技術の「トリプルDES」および「DUKPT」が採用されています。トリプルDESはデータ暗号化標準(DES)の強化版で、DUKPTは一度限りのトランザクションキーを生成する方式です。これらの技術により、通信中のデータ保護が強化され、セキュリティリスクが著しく低減されます

また、『STORES決済(ストアーズ決済)』では、カードリーダーや決済時に使用されるスマホ・タブレットなど、店舗側の機器にはカード情報が保存されない設計となっています。このため、店舗側の機器が不正利用されるリスクも最小限に抑えられています。

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の評判

『STORES決済(ストアーズ決済)』を導入している事業者からの評判は非常に良く、とくに以下の3点が高い評価を受けています。

  • カードリーダーがおしゃれ
  • 決済の処理スピードが早い
  • 操作が簡単で使いやすい

一方で、不満や改善としては、対応できる決済方法を増やしてほしいという声が挙げられています。

しかしながら、総じて肯定的な評価が多く、安心して利用できるサービスと言えるでしょう。

『STORES 決済(ストアーズ決済)』の申し込みから審査、導入までの流れ

『STORES決済(ストアーズ決済)』は申し込みから最短3~4営業日で導入できます。

申し込みから審査、導入までの流れは以下の通りです。

STEP
公式サイトから申し込み

まずは公式サイトからサービスへの申し込みを行います。

STORES決済の公式サイト
STORES決済の公式サイト
STEP
クレジットカード一次審査

申し込みから最短2営業日】
VISA/Mastercardに関する審査が実施されます。

STEP
端末の配送・利用開始

一次審査を通過後、翌営業日に決済端末が配送】
受け取り次第、初期設定を済ませることで利用できます。なお、審査に完了した決済ブランドから順次利用できるようになるため、最初はVISA/Mastercardの決済のみ受付可能です。

STEP
クレジットカード二次審査

一次審査の完了から最短5営業日】
残りのクレジットカードブランドに関する審査が行われます。

STEP
電子マネーの審査

一次審査の完了から最短10営業日
電子マネーに関する審査が行われます。

STEP
WeChatPayの審査※別途、申し込み

【利用申込から最短翌3営業日】
WeChatPayのみ管理画面から別途、利用申込が必要です。

『STORES 決済(ストアーズ決済)』をお得に導入するために知っておくべきポイント

『STORES決済(ストアーズ決済)』は、導入から運用に至るまで決済手数料のみで利用できます。

しかし、以下の状況下では追加の費用が発生するため、注意が必要です。

以下の場合は、別途費用が発生するので要注意
  • 【決済端末代】
    「中小事業者向けプラン (フリー)」および「通常プラン」では決済端末代19,800円が必要です。
    「中小事業者向けプラン (スタンダード)」では無料です。
  • スマホ・タブレット代】
    新しくスマホやタブレットを購入する場合
    加盟店が自費で購入
  • 【入金手数料】
    手動入金利用時、振込金額が10万円未満の場合
    1回あたり200円
    ※管理画面から振込依頼することで翌1〜2営業日に入金される入金方式

これらの追加費用が発生しないように、導入後は以下の形で運用しましょう。

追加費用を避けるための対策
  • 【決済端末代】
    「中小事業者向けプラン (スタンダード)」を選択すると決済端末は無料になります。
  • 【スマホ・タブレット代】
    手持ちのスマホやタブレットを使用しましょう。iOSとAndroidのどちらでも利用できます
  • 【入金手数料】
    振込金額が10万円以上の時のみ振込依頼を利用しましょう。なお、入金サイクルが月1回と限定される代わりに、手数料無料&振込依頼が不要な「自動入金」も利用できます。

まとめ

『STORES決済(ストアーズ決済)』の特徴
  • 年間キャッシュレス決済総額や月額費用の有無など、ニーズに応じて3つの料金プランを提供
  • 決済端末費用はプランによって0円または19,800円
  • 決済手数料は1.98%~3.24%
  • 申し込みから導入まで最短3~4営業日

以上、『STORES決済(ストアーズ決済)』について、その仕組みと導入のポイントについて解説しました。

プランによっては低コストで運用でき、クレジットカードからQRコード決済まで幅広く対応できます。

しかし、「中小事業者向けプラン (スタンダード)」利用時には1年契約となり、期間内の解約には所定の費用が発生する場合があります。また、条件外になると標準プランへの移行はなく、中途解約となります。

他社サービスでも中小事業者向けプランを提供しています。契約期間や違約金など厳しい条件のないものも珍しくないため、他社サービスと比較検討した上で導入するサービスを決めると良いでしょう

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月額費用
  1. 中小事業者向けプラン:3300円(税込)
  2. 標準プラン:3300円(税込)

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