この記事でわかること
- AirペイでPayPayを利用するための申し込み方法
- AirペイでPayPayを利用するメリットとデメリット
リクルートが提供する『Airペイ(エアペイ)』は、お店がキャッシュレス決済の受付ができるようにするサービスで、全69種以上の決済手段に対応しています。
厳密には、決済手段に合わせて以下の2つの決済サービスを利用します。
- クレジットカード決済と電子マネー決済は『Airペイ(エアペイ)』
- QRコード決済は『AirペイQR』
つまり、『Airペイ(エアペイ)』でPayPay(ペイペイ)決済を行うには『AirペイQR』の申し込みが必要です。
この記事では『Airペイ(エアペイ)』を通じて、PayPay(ペイペイ)決済に対応するための申込手順を状況に応じて詳しく解説します。
さらに、記事後半では『Airペイ(エアペイ)』でPayPay(ペイペイ)を利用するメリットとデメリットも紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
Airペイ(エアペイ)でPayPay(ペイペイ)決済に対応するための申込手順
『Airペイ(エアペイ)』の導入時期によって、PayPay(ペイペイ)決済への申込手順が異なります。
- Airペイ(エアペイ)を新規申込する場合…申し込み画面から申請可能
- Airペイ(エアペイ)のみ導入済みの場合…別途申込が必要
- AirペイQRのみ申込する場合…別途申込が必要
- 2019年5月以前にAirペイQRを導入した場合…管理画面上から追加申請
それでは各パターン別に解説していきます。
【パターン①】Airペイ(エアペイ)とAirペイQRを同時申込する場合
『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』は『Airペイ公式サイト』から同時申込できます。
申込フォームの「契約者情報入力」の画面上にある「Airペイ QRも同時に申し込む【無料】」をチェックを入れるだけです。
ちなみに『AirペイQR』の審査は『Airペイ(エアペイ)』に比べて時間が掛かります。
『PayPay(ペイペイ)』決済が可能になるのは、申込みから約1か月~1か月半が目安となります。
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【パターン②】Airペイ(エアペイ)のみ導入済みの場合
すでに『Airペイ(エアペイ)』を利用している場合は、『Airペイ(エアペイ)』の管理画面からAirペイQRの申込みを行います。
管理画面トップのバナー、もしくは下部のお店に役立つサービス紹介をクリックすると申込むことが出来ます。
すでに『Airペイ(エアペイ)』を利用している場合は、追加で書類の提出が不要なので申し込みは簡単です。
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【パターン③】AirペイQRのみ申込する場合
『AirペイQR』のみ申し込みをする場合には、「AirペイQR公式サイト」から申し込みを行います。
AirペイQRのみ申し込みをする場合、『Airペイ(エアペイ)』のキャンペーンは適用されません。
現在『Airペイ(エアペイ)』ではiPad&カードリーダーが無料の「キャッシュレス導入0円キャンペーン 」を実施しています。
カード決済や電子マネー決済など全69種以上のキャッシュレス決済に対応したい場合は、Airペイ(エアペイ)との同時申込をおすすめします。
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2019年5月以前にAirペイQRを導入した場合
『AirペイQR』に『PayPay(ペイペイ)』が追加されたのは2019年5月下旬です。
2019年5月以前にAirペイQRを導入した場合、AirペイQRの管理画面からPayPayの追加申請が必要です。
追加申請をしてから約1か月~1か月半で『PayPay(ペイペイ)』が決済手段として追加されます。
追加完了の連絡は『AirペイQR』に登録してあるメールアドレス届きます。
PayPay導入済みでも、AirペイQRで利用するには新たに審査が必要
すでに他の決済サービスでPayPay(ペイペイ)を導入しているお店が『Airペイ(エアペイ)』を通じて、PayPay決済に対応する場合でも、新たに審査が必要です。
これは、各決済サービスが独自の契約を要求するため、それぞれのサービスで別々に加盟店審査を行う必要があるからです。
決済端末を変更する際に、VisaやMastercardなどのカードブランドの審査を再び受ける必要があることと似ています。
ただし、すでに『PayPay(ペイペイ)』を導入していることが新たな審査に悪影響を与えることはありません。
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Airペイ(エアペイ)でPayPay(ペイペイ)を利用するメリット
- 全69種以上のキャッシュレス決済を一つのIDで管理できる
- バーコードリーダーで決済処理ができる
『Airペイ(エアペイ)』で『PayPay(ペイペイ)』を利用するメリットは管理や業務効率化に関する点です。
【全69種以上】のキャッシュレス決済を一つのIDで管理できる
『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』を併用することでクレジットカード・電子マネー・QRコード決済、全てキャッシュレス決済を一つID(AirID)で管理することが出来ます。
カード決済 | Visa 決済手数料3.24% Mastercard 決済手数料3.24% AMEX 決済手数料3.24% JCB 決済手数料3.24% Diners Club 決済手数料3.24% Discover 決済手数料3.24% 銀聯(UNION PAY) 決済手数料3.24% |
電子マネー決済 | iD 決済手数料3.24% QUICPay 決済手数料3.24% 交通系IC 決済手数料3.24% Apple Pay 決済手数料3.24% |
QRコード決済 | 楽天ペイ 決済手数料3.24% PayPay 決済手数料3.24% d払い 決済手数料3.24% au PAY 決済手数料3.24% J-Coin Pay 決済手数料3.24% COIN+ 決済手数料1.08% SmartCode 決済手数料3.24% 決済手数料3.24% WeChat Pay 決済手数料3.24% Union QR 決済手数料3.24% |
ただし、『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』は管理画面・アプリは分かれているため、売上情報はそれぞれの管理画面から確認する必要があります。
バーコードリーダーで決済処理ができる
通常『AirペイQR』ではiOS端末の内蔵カメラでお客さまが提示したQRコードを読み取り決済します。
また、コンビニチェーンやドラッグストアのようにバーコードリーダーを使って決済処理することが可能です。
また、AirペイQRの既存加盟店に対して「卓上QRコードリーダー」の無料レンタルを台数限定で実施しております。
上述のように『AirペイQR』は様々な周辺機器に対応しており、お店に合わせてよりスムーズに決済ができるのです。
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Airペイ(エアペイ)でPayPay(ペイペイ)を利用するデメリット
- 直接契約に比べて決済手数料が若干高い
- 審査に時間が掛かる
- Airペイ(エアペイ)と管理画面や入金サイクルが異なる
直接契約に比べて決済手数料が若干高い
『Airペイ(エアペイ)』で『PayPay(ペイペイ)』の決済を行う場合、決済手数料2.95%(税込3.24%)が掛かります。
一方、『PayPay(ペイペイ)』の公式サイトから直接契約した場合、決済手数料1.60~1.98%(税込1.76~2.18%)と低い料率で導入することが可能です。
ちなみに、『PayPay(ペイペイ)』と直接契約した場合の決済手数料の適用基準は以下の通り。
- 月額プラン(1980円/月)に加入した場合は1.60%
- 未加入の場合は1.98%
月額プラン(1980円/月)はPayPayアプリ内でクーポン配信ができる等、販促ツールが利用できます。
「手数料を削減」するのであれば『PayPay(ペイペイ)』は直接契約した方がお得です。
私の知人のお店では『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』を併用、『PayPay(ペイペイ)』のみ「直接契約」して使っている方が多いです。
PayPayを決済手数料1.60%~導入!
審査に時間が掛かる
『PayPay(ペイペイ)』を『AirペイQR』経由で導入する場合、約1か月~1か月半ほど審査に時間が掛かります。
一方、『PayPay(ペイペイ)』と直接契約する場合、審査を含めて最短1週間ほどで導入することができます。
PayPay(ペイペイ)決済にすぐに対応したい方は直接契約がおすすめです。
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Airペイ(エアペイ)と管理画面や入金サイクルが異なる
『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』は同じID(AirID)で利用できますが、決済アプリや管理画面はバラバラです。
また、『Airペイ(エアペイ)』で決済処理した売上は月6回(金融機関によっては月3回)入金されますが、『AirペイQR』で決済処理した売上は月1回、月末締め翌月末日入金です。
金融機関 | 金融機関問わず |
---|---|
入金サイクル | 月1回 |
締め日と入金日 | 月末締め/翌月末日入金 |
決済から入金までの期間 | 28~62日 |
早期振込サービス | なし |
つまり、『AirペイQR』は決済日から入金されるまで約30~60日も時間が掛かります。
『PayPay(ペイペイ)』と直接契約した場合も月1回入金ですが、月末締め翌日または翌営業日入金です。
金融機関 | PayPay銀行 | 他行 |
---|---|---|
入金サイクル | 月1回 | |
締め日と入金日 | 月末締め/翌日入金 | 月末締め/翌営業日入金 |
決済から入金までの期間 | 1~31日 | 3~31日 |
早期振込サービス | 申請後、翌日入金 | 申請後、翌営業日入金 |
また、管理画面から振込依頼をすれば翌日または翌営業日に入金される早期振込サービスも備えております。
『PayPay(ペイペイ)』は年々利用者が増えており、決済額が大きくなりやすい決済手段です。
資金繰りに不安がある場合は『PayPay(ペイペイ)』は直接契約した方が安心ですね。
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まとめ
『Airペイ(エアペイ)』で『PayPay(ペイペイ)』を利用する方法について解説しました。
全ての決済を一つのIDで管理できるのは便利ではありますが、決済手数料が多く掛かってしまうのはもったいないですね。そのため、『PayPay(ペイペイ)』は公式サイトから直接契約し、『AirペイQR』と併用するのがおすすめです。
『Airペイ(エアペイ)』ではiPad&カードリーダーが無料の「キャッシュレス導入0円キャンペーン 」を実施しているため、お得なこの機会にキャッシュレス導入することをおすすめします。
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対応決済ブランドの種類
カード決済
非対応
電子マネー決済
非対応
QRコード決済
全17種
導入費用 | 無料 |
---|---|
決済手数料 | 1.76~2.178% |
月額固定費 | 無料※月額プラン加入時は1980円(税別)/月 |
入金手数料 | 無料 |
その他手数料 | なし |
審査期間 | 最短1週間 |
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