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Airペイがオンライン決済対応でリンク決済とサブスク決済も可能に!設定方法や手数料など徹底解説

Airペイがオンライン決済対応でリンク決済とサブスク決済も可能に!設定方法や手数料など徹底解説

実店舗での決済に便利な『Airペイ(エアペイ)』が2025年3月17日より、オンライン決済にも対応することになりました。

新たに提供されるオンライン決済機能は、『Airペイ(エアペイ)』の新機能として、サブスク決済やリンク決済に対応できるようになりました。

この新機能により、店舗ビジネスだけでなくオンラインでの販売も可能になります。以下では、『Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済機能について詳しく解説します。

『Airペイ(エアペイ)』を提供するリクルートでは以前より「Airペイオンライン」というサービスを提供していますが、こちらは飲食店向けに提供するサービスで『Airペイ(エアペイ)』とは全く異なるサービスです。

Airペイオンライン」について詳しくは以下の記事をご覧ください。

目次

Airペイ(エアペイ)のオンライン決済機能とは?

Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済機能は、決済用のURLまたはQRコードを作成し、メールやSNSなどでお客様に共有することで、来店不要でカンタンに決済ができる仕組みです。

この画像は、「AirPAYのオンライン決済の仕組み」を図解したものです。3つのステップで説明されています:
STEP.01では、決済用リンクの作成プロセスが示されており、販売者がURL形式またはQRコードを作成します。
STEP.02では、決済用リンクをお客様に共有する方法が説明されています。QRコードの設置やメール、SMS、Instagram、Twitter、LINE等のさまざまな共有方法が示されています。
STEP.03では、お客様がリンクからアクセスして支払いを行うプロセスが描かれており、カード情報を入力して決済を完了させる様子が示されています。
各ステップには対応するイラストがあり、フロー図としてステップ間の繋がりが矢印で表現されています。

決済用のリンク作成は専用のWeb管理画面から利用でき、アプリのダウンロードは不要です。

お客様が決済リンクを開くと支払い画面が表示され、クレジットカードでの決済が可能になります。

Visa・Mastercard・JCB・AMEX・Diners Clubのブランドロゴ
Airペイのオンライン決済機能で決済可能なカードブランド

オンライン決済機能の追加により、実店舗・対面での決済だけでなく、場所や時間を問わない非対面での決済にも対応できるようになります。

Airペイ(エアペイ)のオンライン決済で実現できる【2つの決済方法】

Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済では、都度決済と定期決済(サブスク決済)の2種類を利用できます。以下では、それぞれの決済方法の仕組みと活用法について解説します。

この図解は「Airペイで実現できる2つの決済方法」についての説明です。左側(緑色の背景)では「定期決済(サブスク決済)」について紹介しており、活用事例としてジムの月会費、習い事の月謝、商品の定期便の3つが円形の画像で示されています。右側(青色の背景)では「都度決済」について紹介しており、活用事例としてSNS販売、イベント参加費、出張販売の3つが同様に円形の画像で示されています。画像上部にはAirペイのロゴがあり、全体としてAirペイで利用できる2つの主要な決済オプションとその具体的な使用例を視覚的に説明しています。

定期決済(サブスク決済)の仕組みと活用事例

定期決済(サブスク決済)は、毎月など一定期間ごとに自動的に決済が行われる仕組みです。お客様は一度カード情報を登録するだけで、翌月以降は自動で決済されるため、毎回の支払い手続きが不要になります。

定期決済(サブスク決済)の活用事例として、以下のようなものが挙げられます。

ジムの月会費
ジムのイメージ画像

ジムやスクールの月謝プランごとに決済リンクのQRコードを準備し、体験レッスンなどの契約時にお客様に提示します。お客様ご自身のスマホから一度決済していただければ、翌月からは自動で決済されるため、毎月の決済対応の手間が省けます。

集金業務の効率化と、滞納率の低下が期待できます。また、お客様側も毎月の支払い手続きの手間がなくなり、利便性が向上します。

習い事の月謝
習い事のイメージ

習い事やスクールなど、月謝制のサービスの料金徴収にも最適です。入会時に決済リンクを共有し、サブスク決済を設定することで、継続的な収益確保と会員管理の効率化が実現します。

商品の定期便
商品の定期便のイメージ

サプリメントや化粧品、食品など、定期的に購入するニーズがある商品にサブスク決済を導入することで、安定した収益基盤を構築できます。お客様も定期的に商品が届くため、買い忘れの心配がなくなります。

また、定期購入特典を設けることで、新規顧客の獲得や顧客ロイヤルティの向上にもつながります。

このように、定期決済(サブスク決済)を利用することで、毎月のお支払い対応を自動化し、業務を効率化できます。また、お客様の来店負担も軽減されるため、継続率向上にも貢献します

都度決済の仕組みと活用法

都度決済は、商品やサービスごとに決済リンクを作成し、お客様に送ることで支払いを受け付ける方法です。

来店不要でメールやSNSからの注文・決済受付が可能です。また、リンクをQRコード化して店頭での支払いにも活用できます。

都度決済の活用事例として、以下のようなものが挙げられます。

SNSでの注文販売
SNSでの注文販売のイメージ

InstagramやTwitterなどのSNSに商品情報を掲載し、購入希望のお客様には、商品の決済リンクをSNSのメッセージなどで送付します。お客様は受け取ったリンクから決済を行うだけで購入が完了します。

ECサイトを持たなくても、SNSのフォロワーに対して直接販売することが可能になります。

教室・セミナーの参加費の受付
教室・セミナーのイメージ

セミナーやイベントの告知時に、参加費用の決済リンクを掲載することで、申込みと支払いを同時に完結させることができます。参加者はスマホから簡単に支払いができるため、当日の受付業務も効率化されます。

出張販売・屋外イベントでの決済受付
出張販売・屋外イベントのイメージ

出張販売や屋外イベントでは、決済用のQRコードを商品の近くや店舗の入り口に掲示すれば、お客様は自分のスマホでスキャンし、その場で決済を完了できます。電源やネット環境が限られる場所でも専用端末不要で決済が可能となり、現金管理の手間も省けます。

ただし、お客様にカード情報を入力いただく手間がかかります。『Airペイ(エアペイ)』ではスマホそのものを決済端末として使える「Airペイタッチ」というサービスも提供しているので、用途に合わせて使い分けると良いでしょう。

都度決済を利用することで、販売手段を増やし、売上アップの機会を広げることができます。オンラインショップの構築など難しい準備も必要ありません

それぞれの違いと使い分け方

特徴都度決済定期決済(サブスク)
支払いタイミング1回限り自動的に繰り返し
顧客の操作毎回必要初回のみ
向いている商品単品商品
イベントチケット
1回限りのサービス
月額会員制
定期便
継続サービス
活用例SNSでの販売
セミナー参加費
出張販売
ジム会費
習い事の月謝
商品定期便

定期的な料金が発生するサービスには定期決済(サブスク決済)、単発の商品販売やイベント参加費には都度決済といった形で、提供するサービス・商品に合わせて使い分けると良いでしょう。

また、お店によっては両方を併用することで、より幅広い顧客ニーズに対応することも可能です。例えば、習い事やスクール等では、単発のレッスンには都度決済を使い、月謝制の定期レッスンには定期決済を活用できます。

Airペイ(エアペイ)のオンライン決済機能の【4つの特徴・メリット】

導入から運用まで費用負担は3.24%の決済手数料のみ

Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済機能は、初期費用0円で始められるのが大きな魅力です。専用のWEB管理画面を操作できるパソコンまたはiPadがあれば、すぐに利用可能です。

導入後の費用負担は、お店の規模や業種にかかわらず一律3.24%の決済手数料のみです。月額費用も一切かからず、振込手数料もすべての銀行で0円となっています。

このように、導入ハードルが非常に低く、運用コストを最小限に抑えながらオンライン決済を始められます。

追加機器不要で既存のパソコン・iPadから管理可能

Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済機能は、普段使用しているパソコンまたはiPadで専用の管理画面にログインするだけで簡単に管理できます。

特別なアプリのダウンロードも専用機器の購入も不要です。そのため、追加投資なしでオンライン決済をスタートできるのが大きなメリットです。

現状、スマホからは利用できませんのでご注意ください。

お店もオンラインも同じAirIDで管理できる利便性

オンライン決済機能は、Airペイ(エアペイ)』と同じAirIDで利用できます。『Airペイ(エアペイ)』を申し込み、審査に通過した時点でオンライン決済機能も利用でき、追加の申込みは不要です。

さらに、リクルートが提供する他のビジネスツールも同じAirIDで利用可能です。

リクルートでは、iOS端末で使えるPOSレジ「Airレジ」、飲食店向け予約台帳「レストランボード」、サロン向け予約台帳「サロンボード」など便利なサービスが月額無料で提供されています。

これら全てAirペイと同じAirIDで利用できるため、面倒な手続きや、アカウント管理の手間を削減できます。

実店舗を持つ事業者ならiPadが無料貸与される

現在、『Airペイ(エアペイ)』では実店舗を持つ事業者を対象に、iPadとカードリーダーを無料貸与する『キャッシュレス導入0円キャンペーン』を実施中です。

このiPadは店舗での対面決済だけでなく、オンライン決済機能の管理もできます。

さらに、Airペイを利用することが前提となりますが、他社製の事業者向けアプリもインストールして使用することが可能です。このiPad一台で対面からオンラインに至る決済業務のほとんどをカバーできるでしょう。

iPadは店舗運営に欠かせない多機能ツールとして定着しています。しかし、本体価格が高額なため、無料で貸与されることは事業者にとって大きなメリットとなります

Airペイ(エアペイ)のオンライン決済機能の【対象事業者】

Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済機能を利用するには、まず「Airペイ加盟店」である必要があります。つまり、『Airペイ(エアペイ)』を申し込み、加盟店審査に通過する必要があります

そのため、誰でも利用できるわけではありません

ここでは、どのような事業者が利用できるのか、また利用できないのはどんな事業者なのかをご説明します。

事業形態は「個人事業主」「法人」のどちらも対象

Airペイ(エアペイ)』は、事業者向けサービスなので「個人事業主」「法人」のどちらでも利用できます。

Airペイ(エアペイ)は事業形態は「法人」「個人事業主」どちらも対象

ただし、事業者間取引(BtoB)や個人間取引(CtoC)には利用できません。そのため、事業性のない個人は利用できません。

オンライン販売のみの事業者でも利用できる?

Airペイ(エアペイ)』は元々、実店舗での決済を想定して作られたサービスです。

しかし、実店舗がなく、オンライン販売だけをしている事業者も利用できる可能性があります。オンライン決済特約では「取扱店舗」の定義を「インターネット上のウェブサイト」にも拡大しています。

ただし、これはあくまで「可能性」であり、導入できるかどうかは申し込みして、加盟店審査を受けてみないとわかりません。『Airペイ(エアペイ)』の申し込みは無料で簡単に行えるため、まずは申込みをしてみることをおすすめします。

もし、Airペイの審査に落ちてしまった場合は、代替サービスとしてSquare(スクエア)』がおすすめです。『Square(スクエア)』はオンライン販売を専業とした事業者でも導入可能で、Airペイ同様にリンク決済やサブスク決済に対応しています。さらに、オンラインショップ作成など、Airペイよりも多彩な機能が充実しています。

絶対に利用できない事業者・取引方法

Airペイ(エアペイ)』では、以下のような業種や取引方法での決済を禁止されています。

特定商取引法関連

  • 訪問販売、電話勧誘販売
  • マルチ商法(連鎖販売取引)
  • 特定継続的役務提供
  • 業務提供誘因販売
  • 過去5年以内に特商法による処分を受けた事業者

サブスク・定期決済の制限

  • 定期決済はリース契約に該当せず、所有権が顧客に移転しないもののみ
  • 中途解約と返金に関する規定が契約に含まれていることが必須

禁止される主な業種・商品

  • アダルト関連や性風俗業
  • ギャンブル関連
  • 投資・財テク情報・情報商材
  • 科学的根拠に乏しい効果をうたった商品
  • 仲介・委託販売(不動産仲介は除く)
  • 募金、寄付金、政治献金
  • 自己啓発商品
  • 分譲住宅(仲介含む)
  • 通信サービス(通話料、通信費など)
  • BtoB取引全般
  • CtoC取引(個人事業主除く)

これらに該当する場合、オンライン決済機能も含めて利用できません。また、消費者契約法違反やその他の法令違反がある事業者も利用できません。

特に注意が必要なのが「特定継続的役務提供」です

特定継続的役務提供とは?

「一定期間にわたって継続して提供されるサービス(=継続的役務)」の中でも特定商取引法で規定されている3つの基準(業種・期間・金額)を満たすものを指します。

簡単に言えば、お金と時間をかけて長く通うサービスで、効果に個人差があるため、消費者保護を目的に法律で特別に規制されているものです。

具体的には以下の通りです。

スクロールできます
業種期間金額
いわゆるエステティック
人の皮膚を清潔にし若しくは美化し、体型を整え、又は体重を減ずるための施術を行うこと (いわゆる美容医療に該当するものを除く)
1か月を超えるもの5万円を超えるもの
いわゆる美容医療
人の皮膚を清潔にし若しくは美化し、体型を整え、体重を減じ、又は歯牙を漂白するための医学的処置、手術及びその他の治療を行うこと(美容を目的とするものであって、主務省令で定める方法によるものに限る)
1か月を超えるもの5万円を超えるもの
いわゆる語学教室
語学の教授(入学試験に備えるため又は大学以外の学校における教育の補習のための学力の教授に該当するものを除く)
2か月を超えるもの5万円を超えるもの
いわゆる家庭教師
学校(幼稚園及び小学校を除く)の入学試験に備えるため又は学校教育(幼稚園及び大学を除く)の補習のための学力の教授(いわゆる学習塾以外の場所において提供されるものに限る)
2か月を超えるもの5万円を超えるもの
いわゆる学習塾
学校(幼稚園及び小学校を除く)の入学試験に備えるため又は学校教育の補習のための学校(幼稚園及び大学を除く)の児童、生徒又は学生を対象とした学力の教授(役務提供事業者の事業所その他の役務提供事業者が当該役務提供のために用意する場所において提供されるものに限る)
2か月を超えるもの5万円を超えるもの
いわゆるパソコン教室
電子計算機又はワードプロセッサーの操作に関する知識又は技術の教授
2か月を超えるもの5万円を超えるもの
いわゆる結婚相手紹介サービス
結婚を希望する者への異性の紹介
2か月を超えるもの5万円を超えるもの
出典:特定商取引法ガイド(https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/continuousservices/

ただし、上記に該当する業種だからといって全てNGというわけではありません。

「特定継続的役務提供」は業種・期間・金額の3つ全てを満たすことが条件です。例えば、エステサロンでも1ヶ月以内のプランや5万円以下のコースであれば、特定継続的役務提供に該当せず、『Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済機能を利用できます。

このように『Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済機能は、利用できる事業者に条件があります。加盟店審査では、ホームページやメニュー表からサービス内容を確認し、禁止している商品やサービス、取引方法を行っていないかチェックされます。

自分で判断するのが難しい場合は、まずは申し込んでみることをおすすめします

Airペイ(エアペイ)のオンライン決済機能の【料金形態】|決済手数料は3.24%

オンライン決済機能は、『Airペイ(エアペイ)』の審査に通過した事業者であれば、新たな初期費用や月額料金なしで利用できます

決済時には3.24%の手数料がかかりますが、専用のWEB管理画面にログインできるパソコンまたはiPadがあれば、すぐに始められます。

『Airペイ(エアペイ)』の料金は以下の通りです。

初期費用 無料※今ならiPadとカードリーダーが無料
月額利用料 無料
決済手数料 3.24%
入金手数料 無料
解約金 なし※キャンペーンで貸与されたiPad・カードリーダーは解約時に要返却

さらに、『Airペイ(エアペイ)』は契約期間の縛りや解約金もなく、いつでも解約可能です。リスクを最小限に抑えながら、対面決済・オンライン決済に対応することができます

なお、料金については以下の2点について注意が必要です。

決済手数料ディスカウントプログラムの対象外

オンライン決済機能は、中小事業者向けの決済手数料ディスカウントプログラムの対象外です。このプログラムは、各カードブランド毎に定められた決済上限額を直近1年間で見たない中小事業者を対象に、通常3.24%かかる決済手数料を2.48%まで引き下げるものです。

Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済機能を通じた決済は、決済手数料ディスカウントプログラムの審査を通過している事業者でも3.24%が適用されますのでご注意ください。

iPadの無料貸与は実店舗を持つ事業者のみ

現在実施中の『キャッシュレス導入0円キャンペーン』ではiPadとカードリーダーが無料貸与されます。しかし、対象となるのは実店舗を持つ事業者のみです。

店舗を持たない事業者には『0円スタートキャンペーン』を実施しています。カードリーダーのみ無料になるため、対面決済は手持ちのiPhoneやiPadを使えば初期費用0円で始められます

ただし、オンライン決済には専用のWEB管理画面へのアクセスにパソコンまたはiPadが必要です。そのため、店舗を持たない事業者でパソコンやiPadを所有していない場合、自身でこれらのデバイスを用意する必要があります。

なお、『Square(スクエア)』のオンライン決済機能ならスマホでも利用できるため、パソコンやiPadをお持ちでない場合にもおすすめです。

Airペイ(エアペイ)のオンライン決済機能の【入金サイクル】|月1回と対面決済より少ない

Airペイ(エアペイ)』で決済した売上は後日指定口座に振り込まれますが、その入金サイクルは決済方法によって異なります。

対面決済の場合、カード決済と電子マネー決済の売上は振込先の金融機関によって、月3回または月6回のサイクルで振り込まれます。一方、対面決済のQRコード決済分とオンライン決済機能はどちらも月1回の入金となります。

つまり、Airペイの対面決済(カード・電子マネー)と比較すると、オンライン決済の入金頻度は少なくなっています。

スクロールできます
決済方法入金サイクル決済期間振込日
対面決済
(カード・電子マネー)
三井住友・みずほ・UFJは月3回
その他は月6回
月3回:10日ごと区切り

(例:1-10日, 11-20日, 21-月末)
月6回:5日ごと区切り

(例:1-5日, 6-10日, 11-15日…)
締め後5〜7営業日
対面決済
(QRコード)
月1回1日~末日翌月末日
オンライン決済月1回1日~末日翌月最終営業日

キャッシュレス決済の一般的なデメリットとして、現金払いと異なりすぐに手元に資金が入らないことが挙げられます。

対面決済は入金サイクルが比較的早いため資金繰りへの影響は小さいですが、オンライン決済の「月1回月末締め翌月末払い」というサイクルは、資金繰りに余裕がない事業者にとってはキャッシュフローに影響を与える可能性があります

この画像は「オンライン決済の入金サイクル」を説明するイラストです。左側のカレンダーには「締日」が赤い丸で示され、右側のカレンダーには「入金日」が赤い四角で表示されています。左側のカレンダーは「当月末」、右側は「翌月末」と書かれており、矢印で結ばれています。
下部のテキストでは「1日〜末日に決済した売上が翌月最終営業日に入金」と説明があり、赤い警告マークとともに「手元に入るまで約1〜2か月ほど時間がかかる」と注意書きが記載されています。

資金繰りに不安がある場合は、『Square(スクエア)』の利用がおすすめです。

『Square(スクエア)』は三井住友銀行・みずほ銀行なら決済の翌営業日、その他の金融機関でも週1回の入金があり、Airペイと比べて入金サイクルが早いのが特徴です。また、決済方法によって入金サイクルが変動しないため、経理業務やお金の流れを把握しやすいでしょう。

Airペイ(エアペイ)のオンライン決済機能の【導入方法】|申し込みから利用開始までの流れ

オンライン決済機能は、『Airペイ(エアペイ)』の加盟店審査に通過すれば利用可能です。

既存Airペイユーザーなら特別な手続き不要

既に『Airペイ(エアペイ)』を利用中の場合、新たに申込み・審査は不要です。サービス開始後、同じAirIDでオンライン決済の管理画面にログインするだけで利用可能です。

『Airペイ(エアペイ)』を利用している方は決済リンクの作成手順を解説している「使い方」をご覧ください。

『Airペイ(エアペイ)』の加盟店審査は決済機能別に決済ブランドごとに行われます。オンライン決済機能の場合は、最短3日で審査結果が通知されます。審査後、決済センター登録され、利用開始の案内がメールで届き次第利用できます。

『Airペイ(エアペイ)』の申し込みから利用開始までの流れは以下の通りです。

Airペイの申し込みから利用開始までの流れ
STEP

Airペイ公式サイト』トップの「今すぐ申込み」をクリック。

Airペイ公式サイトのトップページ(パソコン表示)。これから解説する「Airペイの申し込みから利用開始までの流れ」の最初のステップとなる申込みボタンが画面下部にオレンジ色で表示されている。
Airペイ公式サイトのトップページ(スマホ表示)。これから解説する「Airペイの申し込みから利用開始までの流れ」の最初のステップとなる申込みボタンが画面下部にオレンジ色で表示されている。
STEP
事業形態・開業状況の選択

申込者によって必要な書類・情報が異なるため、「個人or法人」「開店済みor開店前」の該当する項目を選択します。

Airペイ申込みページのスクリーンショット。画面上部にAirペイの各サービス(カード決済、タッチ決済、QR決済、ポイントカード連携)の説明が並び、左側には「下へスクロール」の案内矢印が表示。画面下部には赤枠で囲まれた申込み開始フォームがあり、「個人ですか?法人ですか?」「開店済みですか?未開店ですか?」の質問と選択肢が表示されている。

選択した項目に合わせて、申し込みに必要な情報が表示されます。必要書類は申込フォーム入力後にアップロード可能なので、手元に書類がなくてもそのまま申込を進められます。

内容を確認したら「申込みをはじめる」から次へ進みましょう。

alt="Airペイ申込みフォームのステップ解説画面。上部では「法人」と「開店済み」が選択された状態で、中央部には「お申込みのカンタン3ステップ」として「1.申込み情報の入力」「2.必要書類アップロード」「3.審査開始」の流れが図解されています。下部には注意事項と赤枠で強調された「申込みをはじめる」ボタンが表示されています。
STEP
AirIDの作成、またはログイン

AirIDでのログインを求められるので、ログインしましょう。AirIDを持っていない場合は、新規作成が必要です。

Airペイへのログイン画面。上部に「AirIDでAirペイにログイン」というタイトルがあり、「AirIDまたはメールアドレス」と「パスワード」の入力欄が表示されています。「次回からAirIDまたはメールアドレスの入力を省略」のチェックボックスと青色の「ログイン」ボタンがあります。下部には「AirIDを忘れた方」「パスワードを忘れた方」のリンクと「AirIDの新規登録」ボタンがあります。最下部には「ひとつのIDで、さまざまな業務支援サービスがご利用いただけます」という説明と複数のサービスアイコンが並んでいます。

このAirIDに登録したメールアドレス宛に審査結果や申込不備などの連絡が入ります。

審査をスムーズに進めるPOINT

申込不備の場合、書類の再提出などが求められるため、返信が遅れると審査に時間がかかります。普段メールをチェックしない方でも審査期間中は、『Airペイ(エアペイ)』からのメールがないか確認しましょう。不備の連絡があった場合には、なるべく早く返信するでスムーズに審査を進めることができます。

また、『Airレジ(エアレジ)』『Airメイト(エアメイト)』などと連携して使用する場合は、同じIDでの申し込みが必要です。

STEP
必要情報の入力

申し込みフォームに従って、必要事項を入力していきます。

申し込み時に必要な情報
  • 契約者情報
  • 店舗情報(店舗がない場合は事業所情報)
  • 口座情報

申し込み内容を確認し、利用規約に同意したら申し込み完了です。

STEP
必要書類のアップロード

最後に申込完了画面または申込完了メールに記載のURLより、必要書類をアップロードします。

必要書類は事業形態や業種によって異なるため、『Airペイ(エアペイ)』からの案内に従って提出してください。

必要書類の提出が完了すると、審査が始まりますので、審査結果の連絡メールを待ちましょう。

STEP
各サービスの加盟店審査と利用開始

Airペイ(エアペイ)』の加盟店審査は、決済機能ごとに決済ブランド単位で行われます。各サービスごとの審査期間と利用開始までの目安は以下の通りです。

スクロールできます
サービス名審査期間利用開始のタイミング
Airペイタッチ最短15分審査完了後すぐに利用可能
オンライン決済機能最短3日審査完了後、利用開始メールを受取後から利用開始
Airペイ
(対面のカード決済・電子マネー)
最短3日審査完了後2~4日でカードリーダーとiPad※が発送
その後、利用開始メールを受取後から利用開始
AirペイQR
(対面のQRコード決済)
約2~3週間審査完了後、利用開始メールを受取後から利用開始
※iPadはキャンペーン対象店舗のみ

『Airペイ(対面のカード決済・電子マネー)』と『AirペイQR』は、対応できる決済ブランドが豊富です。審査は決済ブランド単位で行われるため、通過した決済ブランドから順次利用可能になります。

そのため、利用開始直後はカード決済しか対応できない期間があります。

『Airペイ』は申込日から約2~3週間、『AirペイQR』は申込日から約1か月半ほどで、全ての決済ブランドの利用できるようになります。

とくに、QRコード決済は審査に時間がかかるため、対応を急ぐ場合はなるべく早めの申し込みをおすすめします『Airペイ(エアペイ)』ではOPEN前の申し込みも可能です。

以下の記事では、『Airペイ(エアペイ)』を導入した際の申込から利用開始までの期間について、実際の申し込みベースで解説しています。興味がある方は併せてご確認ください。

Airペイ(エアペイ)のオンライン決済機能の【使い方】|決済リンクの作成手順

Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済機能を利用するには、パソコンまたはiPadから『Airペイ(エアペイ)』と同じAirIDを使って専用のWeb管理画面にログインします。アプリのダウンロードは不要で、Webブラウザから直接アクセスできます。

以下では、専用Web管理画面へのログイン方法を解説し、決済リンク・QRコードの作成手順を画像付きで説明します。さらに、お客様側の操作手順や決済の取消・キャンセル方法、定期決済(サブスク決済)の解約手順まで、使い方を徹底的に解説します。

専用Web管理画面へのログイン方法

STEP

AirペイのパソコンまたはiPadで管理画面にログイン

Airペイ公式サイトのトップページ。これから解説する「オンライン決済機能専用Web管理画面へのログイン方法」の最初のステップとなるログインボタンを赤枠で囲っている
Airペイへのログイン画面。上部に「AirIDでAirペイにログイン」というタイトルがあり、「AirIDまたはメールアドレス」と「パスワード」の入力欄が表示されています。「次回からAirIDまたはメールアドレスの入力を省略」のチェックボックスと青色の「ログイン」ボタンがあります。下部には「AirIDを忘れた方」「パスワードを忘れた方」のリンクと「AirIDの新規登録」ボタンがあります。最下部には「ひとつのIDで、さまざまな業務支援サービスがご利用いただけます」という説明と複数のサービスアイコンが並んでいます。
STEP

管理画面のメニュー内にある「オンライン決済」を選択

Airペイの管理画面のスクリーンショット。上部にはAirペイのロゴとナビゲーションメニュー(取引履歴、取引集計、振込一覧、振込明細、契約情報)があり、右側には赤枠で強調された「オンライン決済」ボタンが表示されています。
STEP

オンライン決済の専用Web管理画面にログイン完了

Airペイのオンライン決済の管理画面トップのスクリーンショット。

続いて、決済リンク・QRコードの作成方法を解説します。

決済リンク・QRコードの作成方法

管理画面にログインしたら、決済リンクを作成します。決済金額、商品名、決済の種類(定期or都度)などの必要事項を入力すると、決済リンクとQRコードが生成されます。

STEP

管理画面の右上「決済リンクを作成する」を選択

Airペイのオンライン決済の管理画面トップのスクリーンショット。画面右上には赤枠で強調された「決済リンクを作成する」ボタンがあります。

以下のような設定画面が表示されたら、各項目を設定していきます。ここでは項目別に設定する内容を解説します。

Airペイのオンライン決済の決済リンク作成画面のスクリーンショット。画面上部に「決済リンク管理 > 決済リンクを作成」というパンくずリストがあります。基本情報セクションでは商品名(必須)とお客様向け説明文の入力欄があり、特定商取引法に基づく「通信販売」を行う加盟店向けの注意事項が記載されています。請求内容セクションでは決済タイプとして「都度決済(一度だけお客様に決済いただく場合)」が選択され、「定期決済」のオプションもあります。金額セクションでは税抜金額入力欄があり、税率は「10%(標準税率)」が選択されています。その他、店舗用メモ欄やリンクの公開設定があり、公開/非公開を切り替えるトグルスイッチが表示されています。
STEP

基本情報の入力

まず初めに基本情報として「商品名」と「お客様向け説明文(400文字以内)」を設定していきます。

Airペイのオンライン決済の決済リンク作成画面、基本情報セクションのスクリーンショット。基本情報セクションでは商品名(必須)とお客様向け説明文の入力欄があり、特定商取引法に基づく「通信販売」を行う加盟店向けの注意事項が記載されています。

なお、ホームページやSNSなどオンライン上だけで取引を行う場合、特定商取引法で規定される「通信販売」に該当します。「通信販売」に該当すると事業者情報やキャンセルポリシー等を事前に通知する義務があります。そのため、「お客様向け説明文」には商品説明と共に事業者情報やキャンセルポリシーを記載しておくことをおすすめします。

ただし、400文字の入力制限があるため、入力しきれない場合には、リンク元のホームページ等に全文記載し、「お客様向け説明文」にURLを記載しておくと良いでしょう。

ここでは例として「コーヒー豆の定期便」として設定していきます。

入力例

商品名:

プロのバリスタが厳選したスペシャルティコーヒー豆の定期便

お客様向け説明文:

毎月、プロのバリスタが厳選したスペシャルティコーヒー豆をセレクトし、ご自宅にお届けします。コーヒーの新しい発見と、豊かな時間をお楽しみください。
https://〇〇〇.com(ホームページURL)

販売業者:〇〇(ショップ名)
運営統括責任者名:〇〇(代表者名)
所在地:〒〇〇-〇〇〇〇 〇〇県〇〇市〇〇町〇-〇-〇
連絡先電話番号:〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇
連絡先メールアドレス:xxx@〇〇〇.com
支払方法:クレジットカード決済
支払時期:初回はご注文時、2回目以降は毎月〇日に決済されます。
商品代金以外の必要料金:送料は全国一律600円です。
返品に関する事項:返品や交換は、商品受取後10日以内にご連絡ください。
定期購入の解約:定期便の解約は、毎月20日までにご連絡ください。
配送時期:毎月15日の間にお届けします。※配送日は前後する場合がございます。

上記を入力したら、基本情報の設定は完了です。

Airペイのオンライン決済の決済リンク作成画面、基本情報セクションのスクリーンショット。商品名(必須)とお客様向け説明文の入力欄に、具体例として「商品名:

プロのバリスタが厳選したスペシャルティコーヒー豆の定期便

お客様向け説明文:

毎月、プロのバリスタが厳選したスペシャルティコーヒー豆をセレクトし、ご自宅にお届けします。コーヒーの新しい発見と、豊かな時間をお楽しみください。
https://〇〇〇.com(ホームページURL)

販売業者:〇〇(ショップ名)
運営統括責任者名:〇〇(代表者名)
所在地:〒〇〇-〇〇〇〇 〇〇県〇〇市〇〇町〇-〇-〇
連絡先電話番号:〇〇-〇〇〇-〇〇〇〇
連絡先メールアドレス:xxx@〇〇〇.com
支払方法:クレジットカード決済
支払時期:初回はご注文時、2回目以降は毎月〇日に決済されます。
商品代金以外の必要料金:送料は全国一律600円です。
返品に関する事項:返品や交換は、商品受取後10日以内にご連絡ください。
定期購入の解約:定期便の解約は、毎月20日までにご連絡ください。
配送時期:毎月15日の間にお届けします。※配送日は前後する場合がございます。」と入力。
STEP

請求内容の設定

次に請求内容を設定していきます。

請求内容(決済タイプ、決済頻度、決済日、金額)は一度設定すると変更できません。これは定期決済(サブスク決済)加盟店側が一方的に価格変更できてしまうことを防ぐためです。修正が必要な場合は、新たに決済リンクを作成し直す必要があります。

最初に決済タイプを「都度決済」と「定期決済(サブスク決済)」から選択します。

Airペイのオンライン決済の決済リンク作成画面、請求内容のセクションのスクリーンショット。
「都度決済」の場合

「都度決済」は一度だけお客様に決済してもらう場合に選択します。

この場合は、「金額と税率」の設定のみでOKです。商品の単発販売やサービスの一回払いに適しています。

Airペイのオンライン決済の決済リンク作成画面、請求内容のセクションのスクリーンショット。決済タイプ「都度決済」と金額「10000円」と入力している箇所を枠で囲って強調している。
「定期決済(サブスク決済)」の場合

「定期決済」は設定した決済頻度で自動的に請求する場合に選択します。この場合は、「金額と税率」に加えて、「決済頻度」と「決済日」の設定が必要になります。

Airペイのオンライン決済の決済リンク作成画面、請求内容のセクションのスクリーンショット。決済タイプ「定期決済」を選択し、決済頻度や決済日といった定期決済独自の設定項目が表示されている。

決済頻度の設定

「決済頻度」では、お客様への請求間隔を設定できます。

月謝のように毎月同じ金額を請求する場合は「毎月」を選択します。

請求間隔を複数月にしたい場合は「月間隔を指定」を選び、希望する月数を入力します。例えば、四半期ごとの請求には「3」、半年ごとの請求には「6」と入力します。

Airペイのオンライン決済の決済リンク作成画面、請求内容のセクションのスクリーンショット。決済タイプ「定期決済」の決済頻度の設定項目を枠で囲って強調。している

年単位の請求が必要な場合は、月間隔を「12」と設定することで年払いに対応できます。

決済日の設定

次に設定する「決済日」は、毎月何日にカード決済処理を行うかを以下の3つから選択します。

Airペイのオンライン決済の決済リンク作成画面、請求内容のセクションのスクリーンショット。決済タイプ「定期決済」の決済日の設定項目を枠で囲って強調。している
  1. お客様の初回決済日と同日
    • 例:7月10日に申込みがあった場合、翌月以降も10日に請求
  2. 月末日
    • 例:7月10日に申込みがあった場合、当月の31日に初回請求、以降は各月の末日に請求
  3. 日付を指定
    • 例:15日を指定した場合、申込日から直近の15日に初回請求、以降は毎月15日に請求

月末近くの日付を設定した場合、存在しない日付(例:2月30日)は自動的にその月の末日(2月28日または29日)に調整されます。

商品の定期便のように、毎月決まった日に商品を発送するサービスであれば「月末日」や「日付を指定」した方が管理しやすくなります。

サブスク型のサービスの場合、「お客様の初回決済日と同日」に設定することで、お客様の利用開始日に合わせた請求が可能になります。

最後に、「金額と税率」を設定したら請求内容の設定は完了です。

STEP

必要に応じて「店舗用メモ」に入力する

「店舗用メモ」欄には、内部管理用の情報を記入できます。ここに入力した内容はお客様には表示されません。例えば、決済リンクを作成した担当者の名前や、特記事項などを記録しておくと便利です。

Airペイのオンライン決済の決済リンク作成画面、店舗用メモのセクションのスクリーンショット。
STEP

リンクの公開設定はそのままに「確認に進む」を押す

公開設定はデフォルトで「公開」になっています。この設定のままに「確認に進む」ボタンをクリックします。

Airペイのオンライン決済の決済リンク作成画面、リンクの公開のセクションのスクリーンショット。公開がONになっており、右下の「確認に進む」ボタンを赤枠で強調している。

この後、設定内容の確認画面が表示されます。

Airペイのオンライン決済の決済リンク作成確認画面のスクリーンショット。右下の「作成する」ボタンを赤枠で強調している。

内容を十分に確認してから最終的な作成を行ってください。

一度作成した決済リンクの請求内容(決済タイプ、決済頻度、決済日、金額)は後から変更できません。特に定期決済の場合、設定内容に間違いがあるとお客様に再度決済手続きをして頂く必要があるので、間違いがないかしっかりと確認するようにしましょう。

STEP

QRコードまたはURLを共有

設定が完了すると、決済リンクとQRコードが発行されます

ホームページやSNSにリンクを張ったり、画面上のQRコード直接読み取ってもらったり、販促物に印刷するなど任意の方法でお客様に共有しましょう。

Airペイのオンライン決済の決済リンク作成後の画面のスクリーンショット。画面上に決済用QRコードとリンクが表示されており、QRコードとリンクにはアクセス防止のためボカシが入っている。

お客様の操作手順

決済を完了するための手順は次の通りです。お客様は決済リンクまたはQRコードから決済専用ページにアクセスし、必要な情報を入力するだけで簡単に支払いが完了します。

STEP

決済リンクまたはQRコードから決済ページにアクセス

決済リンクをクリックするか、QRコードを読み取ると、『Airペイ(エアペイ)』の決済ページが表示されます。このページではプラン名や金額などの支払い情報を確認できます。

Airペイのオンライン決済機能で作成した決済ページのスクリーンショット。プラン名と支払い情報の詳細が表示されている。
STEP

リクルートIDにログイン

STEP2 リクルートIDにログイン

『Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済では、「リクルートID」が必要となります。

  • リクルートIDをお持ちの方
    既存のIDでログインしてください
  • リクルートIDをお持ちでない方
    新規登録が必要です
Airペイのオンライン決済機能で作成した決済ページのスクリーンショット。下部のボタン「リクルートIDをお持ちの方」「リクルートIDをお持ちでない方」を強調している。

ホットペッパーやじゃらんなどのリクルートサービスを利用したことがある方は、すでにリクルートIDをお持ちの可能性が高いです。

なお、リクルートID登録なしでの決済はできません。この点が気になる場合は『Square(スクエア)』のサブスク決済機能も検討されるとよいでしょう。

STEP

お支払い情報の確認とカード登録

ログイン後、以下の情報を確認・入力します。

  1. お支払い内容の確認:商品名・金額・支払頻度・決済日などを確認
  2. お客様情報の確認:リクルートIDに登録されている情報が自動表示
  3. クレジットカードの選択または登録
Airペイのオンライン決済機能で作成した決済ページのスクリーンショット。お支払い情報の登録画面。商品名、支払金額、支払頻度、決済日などの情報が表示されており、お客様情報が入力済み

下部にスクロールすると、クレジットカード情報欄があります。

カード情報の入力方法

  • 既存カードでの支払い:過去にリクルートサービスで使用したカードを選択できます
  • 新規カードでの支払い:「新規クレジットカード」を選択し、必要情報を入力
Airペイのオンライン決済機能で作成した決済ページのスクリーンショット。クレジットカード情報登録部分。対応カードブランド(VISA、Mastercard、JCB、Amex、Diners)が表示され、既存カードか新規カードかの選択肢がある
Airペイのオンライン決済機能で作成した決済ページのスクリーンショット。新規クレジットカード登録フォーム。カード番号、カード名義、有効期限、セキュリティコードの入力欄が表示されている

入力されたカード情報はリクルートのサーバーで安全に管理され、加盟店には表示されません。加盟店による情報漏洩のリスクはありません。

必要情報を入力したら「登録内容を確認する」ボタンを選択します。

Airペイのオンライン決済機能で作成した決済ページのスクリーンショット。「登録内容を確認する」ボタンを強調している。
STEP

最終確認し、「上記に同意して、登録を確定する」を選択

支払い内容の最終確認画面が表示されます。内容に問題がなければ「上記に同意して、登録を確定する」ボタンを選択します。

Airペイのオンライン決済機能で作成した決済ページのスクリーンショット。お支払い情報の確認画面。まだ登録が確定していない状態を示す警告メッセージが表示されている
Airペイのオンライン決済機能で作成した決済ページのスクリーンショット。お支払い情報確認画面の下部。「上記に同意して、登録を確定する」ボタンと「支払内容を修正する」ボタン、および注意事項が表示されている
STEP

3Dセキュアによる本人認証と完了

セキュリティ対策として3Dセキュアによる本人認証が行われます。

3Dセキュアによる本人認証画面。認証プロセスを進めるための青いボタンが表示されている

認証が完了すると、決済が確定します。

Airペイのオンライン決済機能で作成した決済ページのスクリーンショット。登録完了画面。緑色のチェックマークと契約番号が表示され、支払い確認メールが送信された旨の通知がある
STEP

登録が完了すると、「お客様」と「お店」双方にメールで通知

決済が完了すると、お店宛ての控えメールとお客様宛ての控えメールが送信されます。

お店宛ての控えメール

Airペイのオンライン決済機能でお客様が決済完了後にお店に届く控えメール

お客様宛ての控えメール

Airペイのオンライン決済機能でお客様が決済完了後にお客様に届く控えメール

決済の取り消し・返金方法

決済の取り消しや返金は専用Web管理画面から行います。以下の手順に従って操作してください。

STEP
管理画面のメニューから「取引履歴」を選択

Airペイのオンライン決済機能専用Web管理画面にログインし、左側にあるメニューから「取引履歴」を選択します。

Airペイのオンライン決済機能管理画面。画面左の「取引履歴」を強調している。
STEP
決済の取り消し・返金したい取引を選択

取引履歴一覧から、取り消しまたは返金を行いたい取引をクリックします。

Airペイのオンライン決済機能管理の取引履歴画面。決済取消する取引を強調している。
STEP
取引詳細が表示されるので、画面右下「取消処理へ進む」を選択

選択した取引の詳細情報が表示されます。内容を確認した後、画面右下にある「取消処理へ進む」ボタンをクリックします。

Airペイのオンライン決済機能管理の取引詳細画面。右下の「取消処理へ進む」を強調している。
STEP
画面上部の「取消金額の指定」から返金額を設定

取消処理画面に進むと、返金額を指定できます。

全額返金する場合は「全額」を選択します。

Airペイのオンライン決済機能管理の取消し処理画面。取消金額の指定セクションで全額または一部を選択できる箇所を強調している。

決済額の一部返金したい場合は「一部」を選択し、返金する金額を入力します。

Airペイのオンライン決済機能管理の取消し処理画面。取消金額の一部を選択できる箇所を強調している。

最後に画面右下の「取消確認へ進む」を選択します。

Airペイのオンライン決済機能管理の取消し処理画面。画面右下の取消確認へ進むボタンを強調している。
STEP
取り消し内容を確認し、右下の「取り消す」を選択して完了

最終確認画面で取り消し内容を確認し、問題がなければ画面右下の「取り消す」ボタンをクリックして処理を完了します。

Airペイのオンライン決済機能管理の取消確認画面。画面右下の「取り消す」ボタンを強調している。

定期決済(サブスク決済)の利用者の確認方法と解約手順

定期決済(サブスク決済)の利用者の確認方法と解約は専用Web管理画面から行います。解約手続きはお客様側では行えず、お店側で処理が必要です。以下の手順に従って操作してください。

STEP
管理画面のメニューから「定期決済者一覧」を選択

Airペイのオンライン決済機能専用Web管理画面にログインし、左側のメニューから「定期決済者一覧」を選択します。

Airペイのオンライン決済機能管理画面。左側メニューの「定期決済者一覧」が赤枠で強調表示されており、管理者が定期契約顧客を確認できる
STEP
ここで契約中の「定期決済者」を確認でき、解約や詳細を確認したい決済者をクリックします。

この画面では契約中のすべての定期決済利用者が一覧で表示されます。解約や詳細を確認したい決済者をクリックします。

Airペイのオンライン決済機能管理画面の定期決済者一覧。氏名検索欄とメールアドレス・電話番号が表示された顧客情報を確認できる
STEP
決済者の基本情報が表示されるので「契約中」を選択

決済者の基本情報画面が表示されたら、上部のタブから「契約中」を選択します。

Airペイのオンライン決済機能管理画面のステータスタブ。「契約中」タブが赤枠で強調され、現在契約中の顧客情報を管理者が確認できる状態
STEP
契約中の定期決済の詳細が表示されるので、右下の「解約処理へ進む」を選択

契約中の定期決済の詳細情報が表示されます。

Airペイのオンライン決済機能管理画面での定期契約詳細表示。月額5,400円の商品情報と支払い履歴が確認でき、契約解除機能へアクセス可能

内容を確認し、画面右下にある「解約処理へ進む」を選択します。

Airペイのオンライン決済機能管理画面の定期契約詳細。商品情報タブと取引履歴が表示され、右下の「契約解除へ進む」ボタンが赤枠で強調されている
STEP
内容を確認し、右下の「解約する」を選択すると完了です。

解約内容の最終確認画面が表示されます。内容に問題がなければ、画面右下の「解約する」ボタンを選択すると解約処理が完了します。

Airペイのオンライン決済機能管理画面の解約確認ページ。プロのバリスタが厳選したスペシャルティコーヒー豆の定期便の解約に関する注意事項と契約情報が表示されている

このように、『Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済機能は、誰でも簡単に決済リンクを作成できる設計になっています。そのため、決済システムの導入に不安がある方でも安心して利用できるでしょう。

Airペイ(エアペイ)のオンライン決済機能の【9つの注意点・デメリット】

Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済機能を導入する前に知っておくべき注意点とデメリットをまとめました。一部は本記事で既に触れた内容もありますが、導入前の最終チェックリストとしてご活用ください。

クレジットカード以外の決済方法は使えない

Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済ではクレジットカードのみが利用可能です。対応しているブランドはVisa・MasterCard・JCB・AMEX・ダイナースクラブの5種類です。

Airペイのオンライン決済機能で対応できる5つのカードブランド(Visa・MasterCard・JCB・AMEX・ダイナースクラブ)

電子マネーやQRコード決済、銀行振込には対応していません

また、デビットカード/プリペイドカードは利用可能ですが、公式には非推奨となっています。これは登録時の有効性チェックで一時的に1円の与信枠が確保され、返金までの期間がカード会社によって異なるためです。顧客から問い合わせがあった場合は、カード会社への直接確認をご案内ください。

決済時にお客様はリクルートIDの登録が必須

お客様は決済時にリクルートIDでのログインが必要です。ホットペッパーグルメやじゃらんなどのリクルートサービスを利用したことがある方は既存IDが使えますが、初めての方は新規登録する必要があります。

RECRUITIDで利用できる複数のサービスを示す画像。上部に「RECRUIT IDが使えるサービス」というタイトルがあり、じゃらん、じゃらんゴルフ、HOT PEPPERグルメ、HOT PEPPER Beauty(ピンクと金色の2種類)、AirCARD、リクルートかんたん支払い、RECRUIT Card、スタディサプリENGLISH、ゼクシィ内祝い、スルガ銀行リクルート支店、Oisixなどのロゴが表示されています。下部には緑色のチェックマークと「上記含む50種以上のサービスで利用可能!」という文言があります。

リクルートサービスを利用したことのない顧客にとっては新規登録の手間が生じます。しかし、既にリクルートIDを持ちカード情報を登録している顧客にとっては、再度カード情報を入力する手間が省けるメリットがあります。また、リピート利用時には、都度カード情報の入力が省け、決済がスムーズにできるため、一概にデメリットとは言えません。

ただし、リクルートIDの登録をせず、カード情報を都度入力して決済することはできません。新規顧客が多い場合や、リクルートIDの登録を促す必要が出てくる点が気になる場合は『Square(スクエア)』のリンク決済・サブスク決済機能も検討するとよいでしょう。

決済手数料ディスカウントプログラムの対象外

Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済機能は、中小事業者向けの決済手数料ディスカウントプログラムの対象外です。

このプログラムは通常3.24%かかる決済手数料を2.48%まで引き下げるものですが、オンライン決済では審査通過事業者でも常に3.24%が適用されます

入金サイクルが月1回と対面決済に比べて少ない

Airペイ(エアペイ)』では対面決済の場合、カード決済と電子マネー決済の売上は月3回または月6回のサイクルで振り込まれますが、オンライン決済は月1回(月末締め翌月末払い)のみです。

スクロールできます
決済方法入金サイクル決済期間振込日
対面決済
(カード・電子マネー)
三井住友・みずほ・UFJは月3回
その他は月6回
月3回:10日ごと区切り

(例:1-10日, 11-20日, 21-月末)
月6回:5日ごと区切り

(例:1-5日, 6-10日, 11-15日…)
締め後5〜7営業日
対面決済
(QRコード)
月1回1日~末日翌月末日
オンライン決済月1回1日~末日翌月最終営業日

資金繰りに余裕がない事業者にとっては、キャッシュフローに影響を与える可能性があります

資金繰りを重視する場合は、対面決済でもオンライン決済でも入金サイクルが変わらず、決済日の翌営業日または週1回のサイクルで入金されるSquare(スクエア)』も検討するとよいでしょう。

一度作った決済リンクの請求内容は変更できない

請求内容(決済タイプ、決済頻度、決済日、金額)は一度設定すると変更できません。これは定期決済で加盟店側が一方的に価格変更できることを防ぐためです。

修正が必要な場合は、新たに決済リンクを作成し直す必要があります

複数商品をまとめて購入する機能はない

ショッピングカート機能がないため、複数商品を一度に購入することはできません。商品ごとに個別決済が必要なため、本格的なECサイト運営には不向きです。

本格的なオンラインショップを作成したい場合は、『スクエアオンラインビジネス』など他社サービスの利用を検討するとよいでしょう。

事業者間取引(BtoB)や個人間送金(CtoC)には使えない

Airペイ(エアペイ)』は事業者から消費者への販売(BtoC)専用のサービスです。事業者間取引(BtoB)や個人間送金(CtoC)には利用できません

一方、『Square(スクエア)』では事業者間取引(BtoB)での利用も可能です。コンサルタントやフリーランスなど法人取引が多い業種の方は、『Square(スクエア)』の利用も検討すると良いでしょう。

エステ・学習塾などは特定継続的役務提供に該当しないように注意が必要

Airペイ(エアペイ)』では特定継続的役務提供に該当する取引での決済を禁止しています。

特定継続的役務提供とは、特定商取引法で規定された3つの基準(業種・期間・金額)を満たすサービスのことです。例えばエステは1ヶ月超・5万円超、学習塾は2ヶ月超・5万円超の場合に該当します。

ただし、3つの基準(業種・期間・金額)すべてを満たす場合にのみ規制対象となるため、対象業種であっても短期間コースや低価格プランであれば、『Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済を利用できる可能性があります。

判断が難しい場合は、まずは申し込んでみることをおすすめします

今なら”iPadと決済端末”が無料

オンライン決済機能の管理画面はスマホ非対応

オンライン決済機能の専用WEB管理画面はスマホに対応していません。管理操作にはパソコンかiPadでアクセスする必要があります。スマホのみで運営している事業者は注意が必要です

なお、『Airペイ(エアペイ)』では実店舗を持つ事業者を対象に、iPadとカードリーダーを無料貸与する『キャッシュレス導入0円キャンペーンを実施中です。店舗とオンラインの両方で決済を受け付けたい場合は、このキャンペーンを利用するとよいでしょう。

【他社比較】Airペイ(エアペイ)のオンライン決済機能は他社と比べてどうなの?

Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済機能は手軽に導入できる点が魅力ですが、事業の特性によっては他社サービス、特に『Square(スクエア)』の方が適している場合があります。

『Airペイ(エアペイ)』と『Square(スクエア)』のオンライン決済機能を比較すると、それぞれ以下のような特徴があります。

決済サービス Airペイ
Square
Square(スクエア)
決済手数料 3.24% 3.6%※対面決決済は2.50~3.25%
対応決済手段 カード決済のみ カード決済のみ
入金サイクル 月1回(月末締め翌月末払い)
  • みずほ・三井住友銀行は翌営業日
  • その他は週1回
顧客登録要件 リクルートID登録が必須 アカウント登録不要
対応取引タイプ BtoC取引のみ BtoCおよびBtoB取引に対応
ECサイト機能 ショッピングカート機能なし 「Squareオンラインビジネス」でフル機能のECサイト構築可能
お申し込みはこちら お申し込みはこちら

各サービスがそれぞれおすすめの事業者は以下の通りです。

Airペイがおすすめの事業者

  • リピーターが多い事業
    リクルートIDとカード情報を一度登録すれば、次回からの決済がスムーズ
  • リクルートサービス利用者が多い顧客層
    ホットペッパーやじゃらん利用者は既存IDが使えるため便利
  • 手数料を重視する事業者
    オンライン決済手数料が0.36%お得
  • シンプルな操作性を重視する事業者
    機能が絞られているため、直感的に操作できる
  • Airペイを店舗決済で利用中
    同一プラットフォームで管理できる

Squareがおすすめの事業者

  • 資金繰りを重視する事業者
    入金が最短翌営業日と早いため
  • 法人取引が多い事業者
    BtoB取引に対応しているため
  • ECサイト構築を検討している方
    複数商品販売や在庫管理機能があるため
  • 新規顧客の獲得を重視する方
    アカウント登録不要で初回購入のハードルが低い
  • Squareを店舗決済で利用中
    同一プラットフォームで管理できる

機能面では『Square(スクエア)』の方が優れており、より多くの取引に対応できます。一方で、『Airペイ(エアペイ)』の方が手数料が安く、機能が絞られているため操作が簡単です。

ビジネスの規模や顧客層、必要な機能に合わせて最適なサービスを選んでみてください。

まとめ

以上、『Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済機能について解説しました。

『Airペイ(エアペイ)』のオンライン決済機能は、販売方法を手軽に追加できる強力なツールです。初期費用・月額費用なしで始められ、決済手数料3.24%のみのシンプルな料金体系が魅力的です。

既存のAirペイユーザーなら追加申込みなしで利用できるため、すぐにSNSでの販売や定期サービスの提供を始められます。特に実店舗とオンラインの両方で決済を受け付けたい事業者や、リピーターの多いビジネスに最適でしょう。

導入を検討する際は、以下のポイントを確認しておくと良いでしょう。

導入前の確認ポイント

  1. 販売形態に合わせた決済タイプの選択
    商品の一回販売には都度決済、会員制サービスには定期決済が適しています
  2. 入金サイクルの確認
    月1回の入金サイクルを踏まえた資金繰り計画が必要です
  3. 管理環境の準備
    管理にはパソコンかiPadが必要で、スマホでは操作できません
  4. 対象事業の確認
    特定商取引法に関わる業種や取引方法は利用できないため確認が必要です

サービス選びに迷った場合は、リピーターが多く手数料を重視するなら『Airペイ(エアペイ)』、資金繰りを重視する、またはECサイト機能を求めるなら『Square(スクエア)』と使い分けるのがおすすめです。

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