「電源が入らない」「通信エラーが出る」など、クレジットカード決済端末が突然使えなくなると、売上の機会損失につながってしまいます。
特に飲食店や美容室など、サービス提供後にお会計を行うお店では、現金を持ち合わせていないお客様に「ATMへ行ってもらう」「後日支払いに来てもらう」といった負担をかけることになり、お店の信頼にも影響します。
症状別の対処法を知っておけば、自力で解決できるケースも多いです。万が一に備えて事前準備をしておくことで、売上への影響を最小限に抑えることができます。
この記事では、決済端末が故障したときにまず試すべき対処法、問い合わせ方法、故障中のカード決済の受付方法、故障の原因や予防策までをわかりやすく解説します。
クレジットカード決済端末が故障?症状別のチェックポイントと対処法
決済端末が動かなくなったとき、すぐに「故障」と決めつける必要はありません。症状によっては自力で解決できるケースも多くあります。ここでは、各症状別のチェックポイントと対処法をご紹介していきます。
まずは以下の対処法を試してみてください。
電源が入らない場合
決済端末の電源が入らないときは、電源ボタンの押し方、端末のフリーズ、電源不足などが原因になっているケースがあります。
①電源ボタンが正しく押されているか
多くの決済端末は、電源ボタンを「短く押すだけ」では起動せず、数秒以上の長押しが必要です。まずはしっかり押し込んでみてください。
また、ボタンの押し心地がいつもと違う場合は、ボタンが凹んだままになっていたり、物理的に引っかかっている可能性があります。ボタンが凹んだまま戻らないときは、針やピンセットで軽く引き上げると改善することがあります。
それでもボタンが押せない場合は、部品が壊れている可能性があるため、サポートに修理・交換を依頼しましょう。
②決済端末がフリーズしていないか
単純に電源が入っていないのではなく、端末そのものがフリーズしてしまっている可能性もあります。
決済端末には必ず再起動やリセットの仕組みがあり、電源ボタンの長押しで再起動できるものもあれば、専用のリセットボタンが用意されている機種もあります。
また、据置型の決済端末のように常に電源から給電して使うタイプの場合は、電源ケーブルを一度抜き差しするだけで復帰することもあります。
③バッテリーや電源供給に問題がないか
次に、バッテリーや電源供給に問題がないかを確認します。持ち運びできる決済端末であれば、単純な充電不足が原因になっていることがあります。
据置型の場合は電源ケーブルが緩んでいたり、延長コードやタコ足配線を使っていることで電力が不安定になり、起動しないケースがあります。飲食店の厨房機器や、美容サロンのドライヤー・スチーマーといった電力を多く使う機器が近くに多い場所では、この影響が出やすくなります。
壁のコンセントに直接挿し替えるだけで改善することもあります。
充電できない場合
持ち運びできるタイプの決済端末で充電ができない場合は、ケーブルの不良・接続不良・端子の汚れ・電源環境の問題、バッテリーの劣化など、いくつか考えられる原因があります。次のポイントを順番に確認してみてください。
① 充電ケーブルが正しく接続されているか
まず、ケーブルが決済端末にしっかり接続されているか確認します。ケーブルが緩んでいたり、端子が奥まで差さっていないと、決済端末が充電を認識しません。
特に持ち運ぶことが多い決済端末はケーブルの抜き差しが増えるため、端子が劣化しやすくなります。
接触が甘い、端子がぐらつくなどの接触不良が見られる場合は、無理に使い続けず、サポートに修理や交換を依頼しましょう。
②別のケーブルで試してみる
角度によって充電がついたり消えたりする場合は、ケーブル側が断線している可能性があります。ケーブルの根元が折れていたり曲がっていると分かりやすいですが、断線は外見では判断できないこともあります。
別のケーブルで試すことで、ケーブルが原因なのか、決済端末側の端子に問題があるのかを切り分けることができます。別のケーブルでも改善しない場合は、決済端末側の端子が劣化している可能性があるので、サポートに修理や交換を依頼しましょう。
③充電端子部分にホコリや汚れが溜まっていないか
決済端末側の充電端子にホコリやゴミが溜まっていると、充電が正しくできなくなることがあります。綿棒やエアダスターを使って、優しく清掃してみてください。
カバンの中に入れて持ち歩く機会が多い決済端末ほど、端子内部に繊維やホコリが溜まりやすいため注意が必要です。
④ 延長コードやタコ足配線を使っていないか
そもそも電力が決済端末に安定して供給されていない可能性があります。
延長コードやタコ足配線を使っていると、電圧が不安定になり、
- 充電ランプが点灯しない
- 充電が途中で止まる
- 充電速度が極端に遅い
といった症状が起きることがあります。
このような場合は、壁のコンセントに直接つなぐだけで改善することもあります。
⑤ 長期間使用していなかった場合
長期間、充電が切れたまま放置されていた決済端末は、過放電によってバッテリーが劣化しやすくなります。この状態になると、充電を始めてもすぐにランプが点灯せず、反応が戻るまで時間がかかることがあります。
見た目ではわかりませんが、バッテリー内部の電圧が大きく落ちているため、一定の電圧まで回復するまで決済端末が「充電を開始した」と認識しないのが理由です。
そのため、まずはケーブルをつないだまま、しばらく(数十分〜数時間)待ってみてください。ゆっくり電圧が戻ってくれば、充電ランプが点灯し始め、電源が入るようになることがあります。
ただし、長期間の過放電でバッテリーが大きく劣化している場合は、そもそも電圧が回復せず、端末が起動できないケースもあります。その場合は、自力での復旧は難しいため、サポートに相談し、バッテリー交換や本体交換を依頼するのが確実です。
通信エラー・決済エラーが発生する場合
通信エラーや決済エラーが表示されたときは、決済端末や通信環境だけでなく、決済ブランド側・決済サービス側のシステムが原因になっていることもあります。
① モバイルデータ通信の場合(4G/5G回線を使用しているとき)
「Airペイ」や「Squareリーダー
」、「stera tap
」など、スマホやタブレットを使うタイプの決済端末をモバイルデータ通信(4G/5G)で使っている場合、通信は場所によって大きく影響を受けます。
地下やコンクリ壁の近く、キッチン奥など電波が弱い場所では、決済が途中で止まったり通信エラーが出やすくなります。まずは電波の入りやすい場所へ移動して再度試すのが有効です。
また、ギガ(データ容量)の残りが少なく速度制限がかかっている場合も通信が極端に遅くなるため、プランの残量も確認してみてください。
お店のどこで試しても通信が安定しない場合は、エリアとの相性が悪い可能性があるため、
- 別の通信キャリアに乗り換える
- 店舗用のWi-Fiを導入する
を検討しましょう。
屋外や移動販売でも、キャリアを変えるだけで一気に安定するケースがあります。
さらに、格安SIM(MVNO)は大手キャリアの回線を借りているため、環境によって通信が安定しにくい傾向があります。場所や時間帯によって急に速度が落ちることがあり、決済エラーの原因になりやすい点には注意が必要です。
実際、Squareでは「MVNOでの利用は控えるように」と案内されています。モバイル回線で決済する場合は、どのサービスでも大手キャリアの回線を使うほうが安心です。
また、PAYGATEのように、端末自体に専用SIMを内蔵したタイプもあります。スマホの回線やギガ残量に左右されず、キャリア変更をする必要もないため、通信まわりのトラブルが大幅に減るというメリットがあります。
② Wi-Fi接続の場合
Wi-Fiで接続している場合は、電波干渉や壁・天井などの遮蔽物、それからルーターの置き場所によって通信が不安定になることが多いです。
例えば飲食店だと、キッチンにある電子レンジがWi-Fiと近い周波数帯を使っているため、通信が不安定になります。また、金属製のキャッシュドロワーや厨房機器の近く、鉄骨・コンクリートの壁に囲まれた場所では、電波が遮られてしまいます。
まずは、
- ルーターを再起動する
- 端末側のWi-Fiをつなぎ直す
- ルーターと端末の距離を近づける
といった基本的な確認をした上で、決済端末かルーターの位置を少し動かしてみるだけでも改善することがあります。
店舗のようにフロアが広い場合、ルーター1台だけではどうしても電波が届きにくいエリアが出やすいです。その場合は、中継器を設置して電波が弱いゾーンを補うことも検討しましょう。
すでに中継器を置いている場合でも、ルーター → 中継器 → 決済端末 の間にコンクリートや鉄が挟まっていないか、遮蔽物が多くないかなど、設置位置を見直すだけで電波の届き方が大きく改善することがあります。
③ 有線LAN接続の場合
有線LANは、本来もっとも安定した接続方法ですが、意外と単純な理由で通信エラーが起きることがあります。LANケーブルが緩んでいたり、差し込みが浅いだけで通信が途切れることがあるため、一度ケーブルを抜いてしっかり差し直してみてください。
ケーブルを少し動かしただけで接続が途切れる場合は、ケーブルが内部で断線している可能性があります。別のLANケーブルを使って試してみると、ケーブル側の問題かどうか切り分けやすくなります。
④ 導入したばかりの場合、決済ブランドごとの審査状況を確認する
導入したばかりで決済エラーが出る場合は、決済ブランドごとの審査がまだ完了していない可能性があります。
- Visa・Mastercardは使える
- JCBだけ審査中
- iD/QUICPay の審査は別日
といった状態はよくあります。
審査が終わっていないブランドは、通信環境に問題がなくても決済を受け付けることができません。管理画面やメールに「審査完了」の通知が届いていないかを確認してみてください。
⑤ 決済ブランド・決済サービス側の障害がないか確認する
決済エラーの中には、店舗側の決済端末や通信の問題ではなく、決済ブランドや決済サービスの障害が原因で発生するものがあります。
この場合、店舗側でできる対処はなく、サービス側の復旧を待つ必要があります。管理画面の「お知らせ」や、メール等で障害情報が出ていないかチェックしてみてください。
カードが読み取れない場合
カードの読み取りエラーは、決済端末側とカード側のどちらかに問題がある可能性があります。
①カード側に問題がある場合
まずは、カードのICチップ部分を軽く拭き取って汚れを落としてみてください。
別のカードで試してみて、問題なく読み取れる場合は、特定のカード側の問題が原因です。
②決済端末に問題がある場合
別のカードでも読み取れない場合は、決済端末側の物理的な故障が考えられます。
カード読み取り部分の破損やピンの摩耗、内部の接触不良などが原因で、ICカードも磁気カードも反応しなくなることがあります。
この状態は自力での復旧が難しいため、無理に使い続けず、サポートに修理や交換を依頼するのが安全です。
故障時のサポート窓口への問い合わせ方法
決済端末がどうしても使えない場合は、サポートへ連絡しましょう。
問い合わせ前に、次の情報を準備しておくと対応がスムーズになります。
- 加盟店ID(管理画面で確認できます)
- 出ている症状・エラーコード
- 自分で試した対処(再起動・ケーブル交換など)
サポート窓口はサービスによって、電話・メール・チャットなどさまざまです。急ぎなら電話が最速ですが、時間帯によっては繋がりにくいこともあります。チャットサポートがあるサービスなら、担当に繋がるスピードが早く、返信も比較的スムーズです。
また、サポート窓口が常に混み合っていたり、受付時間が短くて相談しづらい場合は、今後の不測の事態に備えて、サポート体制のしっかりしたサービスへの乗り換えを検討するのも一つの手です。
端末故障中でもカード決済を受け付ける方法
端末の修理・交換が必要なケースでは、交換品の到着まで数日〜1週間程度かかります。すぐに復旧できないことが多いため、代替の決済手段を準備しておくことで、万が一の故障時にもお客様に迷惑をかけずに済みます。
スマホだけでカード決済が受付できるTap to Payを利用する
一部の決済サービスでは、専用端末がなくてもスマホだけでカード決済ができる機能を提供しています。
| 決済端末 | 初期費用 | 対応OS | 決済手数料 | 月額利用料 | 入金手数料 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|---|
Squareスマホでタッチ決済
|
無料※スマホは加盟店が用意 |
|
2.50%~3.25% | 無料 | 無料 |
公式サイトへ |
stera tap
|
無料※スマホは加盟店が用意 |
|
1.98%~3.24% | 無料 | 三井住友銀行は無料※他行は1回辺り税込220円 |
公式サイトへ |
Airペイ タッチ
|
無料※iPhoneは加盟店が用意 | iPhone | 2.48%~3.24% | 無料 | 無料 |
公式サイトへ |
「Square」と「Airペイ
」は、既存の加盟店契約があればそのまますぐに使えます。どちらもカード決済だけでなくQRコード決済にも対応しているため、端末が故障した際に「カードもQRもどちらも受け付けたい」という場合に便利です。
一方、「stera tap」はカード決済専用で、QRコード決済には対応していません。ただし、決済手数料が1.98%〜と比較的安いのが大きなメリットです。ただし、stera pack
と提供元(SMBC GMO PAYMENT)が同じですが、別途契約が必要です。
いずれも手持ちのスマホを使えば初期費用0円で導入でき、月額費用などの固定費もかからず利用できます。そのため、決済端末が故障したときの「予備の決済手段」としても非常に便利です
カード情報を手入力して決済できるサービスを利用する
「Square」では、決済アプリからカード情報を手入力してカード決済できるサービスもあります。「スマホでタッチ決済
」と同様に、Squareアカウントを持っていれば別契約は必要なく、そのまま使えます。

この機能は、スマホやタブレット上にSquare POSレジアプリをインストールすれば利用できます。Squareアカウントの開設は無料、維持費等もかからないため、端末の故障に備えてアカウントを作っておくことをおすすめします。
本体価格の安い予備端末を準備しておく
メインの決済端末とは別に、もう1台予備の決済端末を用意しておくのも有効です。
ただし、Airペイのように「端末無料キャンペーン」を行っているサービスでは、導入後に継続した利用が条件となります。予備機として置いておくだけだと利用頻度が少なくなり、端末代を請求されます。
また、サービスによっては月額費用がかかるものもあるため、「予備のためだけに毎月固定費を払い続ける」状態になってしまうため、コスト面でおすすめできません。
その点、Squareが提供するSquareリーダー
は、本体価格が4,980円と非常に安価で、月額費用も不要です。使った分の決済手数料だけで運用できるため、予備端末としても負担が少ないのが特徴です。

カード決済だけができれば良い場合は、前述の 「Tap to Pay」 でも代用できますが、
- ICカードの読み取りも必要
- 電子マネー決済にも対応したい
という店舗であれば、本体が安く、維持費がかからない専用端末を予備として用意しておくのがおすすめです。
【比較表あり】決済サービス別の保証・サポート比較
決済端末が故障したときに、「どれくらいで交換してもらえるのか」「修理は無料なのか」は、サービスによって大きく変わります。ここでは 主要な決済サービスの保証内容・端末交換スピード・サポート体制 を比較表にまとめました。
故障時のリスクに備える意味でも、保証が手厚いサービスを選んでおくことは非常に重要です。
比較表のチェックするポイント
- 端末の保証期間(1年/無期限/条件付きなど)
- 故障時の交換スピード
- サポート対応(電話・チャット・メール/受付時間など)
| 決済サービス | 保証期間 | 保証期間外の交換費用 | 交換スピード | 交換・修理の対応方式 | 故障申請の受付方法 | サポート対応 | サポート受付時間 | その他のサポート | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
stera pack |
契約中は何度でも修理・交換無料 | 無料 | 1週間~ | 現地訪問 | サポート窓口に連絡 |
| 24時間365日受付 | プリンターロール紙の追加発注無料 |
お申し込みはこちら |
|
Square |
注文日から1年間※Square Registerのみ注文日から2年間 |
| 2日~ | 配送 | 専用フォームから申請 |
|
| 注文から30日以内なら使用済みでも返品可 |
お申し込みはこちら |
|
Airペイ |
受取月を含む6ヶ月以内 | 20,167円 | 3日~ | 配送 | サポート窓口に連絡 |
|
| – |
お申し込みはこちら |
|
PAYGATE |
決済端末の到着から12ヶ月以内 | 39,600円 | 要問合せ | 配送 | サポート窓口に連絡 |
|
| – |
お申し込みはこちら |
上記の比較表を見ると、決済サービスごとに保証内容や交換スピードに大きな差があることが分かります。特に、「端末の復旧スピード」と「保証の手厚さ」は、サービス選びで必ず押さえておきたいポイントです。
端末が故障しても安心!保証が強いおすすめの決済サービス
決済端末が故障したときの対応力はサービスによって大きく異なります。
中でも「stera pack」と「Square
」は、故障時でも安心して利用しやすいサービスです。stera pack
は保証とサポートの手厚さが特徴で、Square
は代替手段の豊富さや予備端末の準備しやすさが強みです。
ここからは、それぞれの特徴を分かりやすく紹介していきます。
stera packの口コミ
日本人でなくても使いやすく、わかりやすい点。画面も見やすく、使いやすい。端末自体もそれほど重くない。
開催中のキャンペーン・お得情報
詳細情報
基本情報
- スモールビジネスプラン:初年度 月額0円(2年目以降は通常、税込3,300円)
- スタンダードプラン:初年度 月額0円(2年目以降は通常、税込3,300円)
- ※初年度は無料
- ※2年目以降は、直近1年間の累計キャッシュレス売上が3,000万円以上の場合は永年無料
- ※スモールビジネスプランはVisa/Mastercardの年間決済額2,500万円以下の事業者限定
- 【対象事業者・利用条件など詳細はこちら】
- スモールビジネスプラン:1.98%~3.24%
- スタンダードプラン:2.70%~3.24%
- ※他行は1回辺り税込220円
- 毎日締め・2営業日後払い
- 月6回締め・2営業日後払い
- 月2回締め・2営業日後払い
- 月2回締め・15日後払い
- ※任意で選択可
- ※一部の業種・取り扱い商材は月2回締め15日後払い
- ※端末返却ができない場合は利用期間に応じて違約金あり
決済ブランド・決済手数料
入金サイクル・運用・サポート
- 毎日締め・2営業日後払い
- 月6回締め・2営業日後払い
- 月2回締め・2営業日後払い
- 月2回締め・15日後払い
- ※任意で選択可
- ※一部の業種・取り扱い商材は月2回締め15日後払い
- ※他行は1回辺り税込220円
機能・外部サービス連携
- ※上記以外のPOSレジをご利用の場合でも、個別の連携開発により対応できる可能性があります。
端末情報
stera terminal
Squareの口コミ
手数料が安く、特に端末の購入なく自分のスマホで決済できるのでありがたいです。審査も早く、イベント出店に間に合い、ありがたかったです。
お客様のお席で決済出来るので、お互いに安心出来る。導入もしやすいし、操作も簡単なので経営者の方にも紹介しやすい。
スタンドタイプを使用しており、決済端末とディスプレイが一体型なっているところが使いやすい。お客様からも喜ばれる。
詳細情報
基本情報
- ※決済端末が必要な場合は4,980円~
- 中小企業プラン:無料
- 大型店プラン:無料
- ※中小企業プランは年間決済額3000万円未満の事業者限定
- 中小企業プラン:2.50%~3.25%
- 大型店プラン:3.25%
- 三井住友、みずほ銀行は翌営業日
- その他の金融機関は週1回
- ※週1回入金=毎週木~翌週水曜日までの売上が翌週金曜日に入金
決済ブランド・決済手数料
入金サイクル・運用・サポート
- 三井住友、みずほ銀行は翌営業日
- その他の金融機関は週1回
- ※週1回入金=毎週木~翌週水曜日までの売上が翌週金曜日に入金
- 10:00~18:00(年末年始・臨時休業日除く)
- 端末故障時は専用フォームで24時間申請可
- ※Square Registerのみ注文日から2年間
- Squareリーダー:4,980円
- Squareスタンド:29,980円
- Squareターミナル:39,980円
- Squareハンディ:44,980円
- Squareレジスター:84,980円
機能・外部サービス連携
- ※磁気カードの読み取りは「Squareターミナル」「Squareレジスター」のみ可能
- ※お客さま側での金額入力は不要
端末情報
スマホでタッチ決済
- ※スマホは加盟店が用意
- ※専用端末の提供がないため、保証の概念がない
Square Reader
- ※スマホまたはタブレットは加盟店側で用意
- 注文日から1年間
- 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
Square Terminal
- 注文日から1年間
- 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
Squareハンディ
- 注文日から1年間
- 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
Square Stand
- ※iPadは加盟店側で用意
- 注文日から1年間
- 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
Square Register
- 注文日から2年間
- 注文から30日以内なら使用後で無料返品可
決済端末が故障する原因と予防策
決済端末の故障を防ぐには、原因を理解し、日頃の扱いを少し工夫することが大切です。ここでは、各サービスに共通する故障の原因と予防策をまとめています。
国際規格外の厚み・材質のカード(主にチタン製カード)の決済
チタンなどの金属製のクレジットカードは、国際規格より厚みがある場合が多く、カードリーダーの挿入口に負荷を与えることがあります。規格外のカードを無理に挿し込むと、IC接点のピンが曲がる・内部パーツが傷むといった物理的な故障につながります。
また、金属製カードは静電気を帯びやすい特性があり、充電しながら決済すると静電気放電が発生し、基板を損傷するリスクがあります。
金属製カードが提示された場合は、タッチ決済に促したり、IC読み取りでの決済はお断りする等が安全です。
- 金属製のカードはタッチ決済で処理する
- タッチ決済に対応していない金属製のカードは決済を受け付けない
- 充電しながらの決済は避ける
過放電によるバッテリー劣化
持ち運び可能な決済端末はバッテリー搭載しており、電源が切れた状態で長期間放置すると過放電が起き、起動しなくなることがあります。季節営業の店舗や移動販売、使用頻度が低い店舗、予備端末として保管している場合は特に注意が必要です。
「Airペイ」を例に挙げると使用しない期間でも6カ月ごとに満充電にすることを推奨しています。ただし、バッテリーの持ちは決済端末ごとに異なり、6カ月ごとの充電だと忘れてしまうこともあります。
できれば月1回以上は端末を充電し、電池残量がゼロのまま放置しないようにすることをおすすめします。
- 長期間利用しない場合は保管前に充電する
- 定期的に充電する
外部からの衝撃や落下
外部から強い衝撃が加わったり、端末を落としてしまったりすると、内部の部品が損傷し、カードの読み取り不良や電源トラブルが起きることがあります。忙しい時間帯のレジや客席での決済では、端末を誤って落としてしまったりする可能性が高いため、注意が必要です。
決済端末は安定した場所に設置し、できるだけレジカウンターで決済を行うと、安全に利用できます。決済端末によっては、目隠しカバーや充電ドッグなどのアクセサリーが用意されており、これらを利用することで衝撃がやわらぐ場合があります。

キッチンカーや屋外イベントのように、決済端末を持ち運んで使う場面では、ケースに入れて保護しておくと安心です。
- できるだけレジカウンターで決済する
- 持ち運ぶ際はケースに入れて保護する
- サイズに合うカバーや周辺機器があれば活用する
水濡れ・異物混入
水や油、粉じんが端末内部に入り込むと、読み取り不良や故障の原因になることがあります。飲食店で利用する場合は、水回りの近くでの使用を避け、手をしっかり拭いてからお会計を行うようにしましょう。
屋外で利用する場面では、目に見えない粉じんが付着することもあるため、決済時以外はケースに入れて保護しておくと安心です。
- 屋外では決済時以外はケースに入れて保護する
- 飲食店では水回りの近くで使用しない
- 濡れた場合は電源を切り、よく乾燥させてから使う
高温環境での使用
決済端末を直射日光の下や車内、キッチン周辺のような高温になる場所で使用すると、内部の電子部品が過熱し故障の原因になります。
機材を運搬する車内に放置したり、火のそばやストーブの近くに置いたりすることも避けた方が安全です。
高温になりやすい環境では、日陰で保管するなど、温度に配慮した使い方を意識すると安心して利用できます。
- 直射日光を避けて利用する
- ストーブ付近やキッチン周辺で使わない
- 発熱がある場合はクールダウンさせる
- 車内に放置しない
まとめ
クレジットカード決済端末が使えなくなると、単なる売上の損失だけでなく、お客様にATMへ行ってもらうなど手間をかけ、お店の信頼低下に繋がるリスクがあります。 しかし、本記事で解説した通り、「電源が入らない」「充電できない」「通信エラーが出る」「カードが読めない」といったトラブルの多くは、症状ごとのポイントさえ押さえておけば、その場で解決できるケースも少なくありません。
自力での解決が難しい場合は、迷わずサポートへ連絡しましょう。その際、加盟店ID、エラーコード、試した対処法を整理しておくとスムーズです。また、修理・交換には時間がかかるため、Tap to Payやカード番号の手入力、Squareリーダーのような安価な予備端末など、「代替手段」を用意しておくと安心です。
さらに、stera packのような「契約期間中は修理・交換無料で訪問対応してくれるサービス」や、Square
のような「代替手段が多く予備端末も用意しやすいサービス」を選んでおくことで、故障時のリスクをさらに抑えられます。
最後に、チタンカードはタッチ決済を促す、長期間使わない決済端末は定期的に充電する、落下防止のカバーをつけるなど、日頃の扱いを少し工夫するだけで、故障のリスクは大きく減らせます。
「いざというときにどうするか」と「そもそも壊れにくくする」の両方を準備しておけば、決済端末がトラブルを起こしても、落ち着いて対処できるはずです。
端末が故障しても安心!保証が強いおすすめの決済サービス
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- 決済手数料1.98%~!
- 全30種以上の決済方法に対応
- 契約中の故障は無料交換&レシートロール紙は何度でも無料発注
- 入金サイクルは「毎日締め・2営業日後払い」や「月6回締め・2営業日後払い」など4種類から選択可能
- 1.98%~3.24%
- 2.70%~3.24%
- スモールビジネスプラン:初年度 月額0円(2年目以降は通常、税込3,300円)
- スタンダードプラン:初年度 月額0円(2年目以降は通常、税込3,300円)
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- 中小企業プラン:無料
- 大型店プラン:無料
よくある質問(FAQ)
- 決済端末の通信エラーが起きたときはどうしたらいいですか?
-
まずは、モバイル回線・Wi-Fi・有線LANのどれを使っているかを確認し、それぞれの項目で紹介した手順どおりに切り分けるのが基本です。
モバイル回線なら電波状況の良い場所へ移動、Wi-Fiならルーターの再起動と端末の再接続、有線LANならケーブルの抜き差しと断線チェックを行ってください。
そのうえで、他の端末でもネットが不安定なら回線側の問題、決済だけエラーになる場合は決済サービス側の障害の可能性があります。
- 決済端末の電源が入らないときはどうすればいいですか?
-
電源ボタンの長押し・再起動・電源ケーブルやコンセントの確認・十分な充電といった基本的なチェックを順番に試してみてください。それでも改善しない場合は、端末側の故障が疑われるため、無理に使い続けずサポートに連絡するのがおすすめです。
- 決済端末が故障したらどこに問い合わせればいいですか?
-
利用している決済サービスのサポート窓口に問い合わせます。加盟店ID、表示されているエラーコード、自分で試した対処内容(再起動・ケーブル交換など)をメモしてから連絡すると話が早いです。
電話が繋がりにくい場合は、チャットや問い合わせフォームが用意されているサービスもあるため、そちらの利用も検討してください。
- 決済端末の故障時の修理費用はいくらですか?
-
自然故障であれば、保証期間内は無料で修理・交換してもらえます。
保証期間外の場合は端末代が加盟店負担となり、金額は機種によって異なります。Squareリーダー
のように4,980円程度で購入できるものもあれば、オールインワンタイプの決済端末は30,000〜100,000円ほどと幅があります。
また、水濡れ・落下・衝撃など、店舗側の過失と判断される故障は、保証期間内でも無償交換の対象外となり、加盟店負担となるケースが一般的です。
- 決済端末が故障する主な原因は何ですか?
-
主な原因は、チタン製カードなど国際規格外の厚み・材質のカードによるリーダー部の破損、長期間放置によるバッテリーの過放電、落下や衝撃、水濡れや異物侵入、直射日光や車内など高温環境での使用などです。
詳しくは本文の「端末故障の原因と予防策」で解説しています。
- 故障中に現金以外で決済を受ける方法はありますか?
-
はい、あります。
「Squareスマホでタッチ決済
」、「stera tap
」、「Airペイタッチ
」のように、スマホだけでカード決済ができるサービスなら追加費用をかけずに、故障時の予備として利用できます。
詳しくは本文の「端末故障中でもカード決済を受け付ける方法」で紹介しています。
- 決済端末が故障した時の保証やサポートが手厚い決済サービスはどれですか?
-
本文で紹介しているstera pack
とAirペイ
が代表的です。
「stera pack
」は契約期間中の修理・交換が無料で、365日24時間対応のヘルプデスクがあります。「Square
」は専用フォームからいつでも交換申請できるほか、予備端末を用意しやすい価格帯の機種もそろっています。
詳細は「端末が故障しても安心!保証が強いおすすめの決済サービス」を確認してください。














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