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Airペイ(エアペイ)とAirペイQRの6つの違いを徹底解説!

『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』はリクルートが提供する店舗向けキャッシュレス決済サービスです。

どちらも『Airペイ(エアペイ)』という名前がついているため、同じサービスと混合してしまいがちですが、厳密には異なるサービスです。

単純に対応可能な決済方法だけでなく、決済処理が異なったり、管理画面や入金サイクルがバラバラなど事前に知っておくべき注意点もいくつかあります。

この記事では『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』の導入を検討している方に向けて、各サービスの6つの違いをわかりやすく解説していきます。

目次

『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』の6つの違い

『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』の6つの違い
Airペイと『AirペイQR』の6つの違い
  1. 対応可能な決済方法
  2. 必要機器と導入費用
  3. 決済用のアプリ
  4. 管理画面
  5. 入金サイクル
  6. 取り扱いできる商品・サービス

それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。

1.対応可能な決済方法

1.対応可能な決済方法

各サービスが対応しているキャッシュレス決済は以下の通り。

『Airペイ(エアペイ)』
Airペイ

AirペイQR
決済方法
カード決済
電子マネー決済
決済方法
QRコード決済

『Airペイ(エアペイ)』は決済処理にカードリーダーが必要なもの『AirペイQR』はQRコードを読み取ることで決済処理ができるものに対応しております。

具体的に各サービスで対応できる決済ブランドと決済手数料は以下の通り。

『Airペイ(エアペイ)』
Airペイ

AirペイQR
カード決済(全7種)
VisaVisa
決済手数料3.24%
MastercardMastercard
決済手数料3.24%
AMEXAMEX
決済手数料3.24%
JCBJCB
決済手数料3.24%
Diners ClubDiners Club
決済手数料3.24%
DiscoverDiscover
決済手数料3.24%
銀聯(UNION PAY)銀聯(UNION PAY)
決済手数料3.24%

電子マネー決済(全12種)
iDiD
決済手数料3.24%
QUICPayQUICPay
決済手数料3.24%
交通系IC交通系IC
決済手数料3.24%
Apple PayApple Pay
決済手数料3.24%
QRコード決済(全50種以上)
楽天ペイ楽天ペイ
決済手数料3.24%
PayPayPayPay
決済手数料3.24%
d払いd払い
決済手数料3.24%
au PAYau PAY
決済手数料3.24%
J-Coin PayJ-Coin Pay
決済手数料3.24%
COIN+COIN+
決済手数料1.08%
SmartCodeSmartCode
決済手数料3.24%
決済手数料3.24%
WeChat PayWeChat Pay
決済手数料3.24%
Union QRUnion QR
決済手数料3.24%

各サービスを併用することで、対面決済における国内の主要キャッシュレス決済のほとんどに対応することができます。

2.必要機器と導入費用

2.必要機器と導入費用
『Airペイ(エアペイ)』
Airペイ

AirペイQR
必要機器
iOS端末(iPadまたはiPhone)
カードリーダー
必要機器
iOS端末(iPadまたはiPhone)
導入費用
キャンペーン利用で無料
導入費用
 『AirペイQR』単体申込の場合、
iOS端末は加盟店側で用意

両サービスとも必要になるのがiPadまたはiPhone、いずれかのiOS端末です。

どちらもandroid端末では利用できません。

『AirペイQR』はiOS端末のみで利用できますが、『Airペイ(エアペイ)』はクレジットカードや電子マネーを読み取るためのカードリーダーが必要です。

しかし、導入費用はカードリーダー分だけ『Airペイ(エアペイ)』の方が高いと思いきや、『Airペイ(エアペイ)』で実施中の『キャッシュレス導入0円キャンペーン 』を利用すればiPadとカードリーダーが無料提供されます。

このキャンペーンはAirペイ公式サイト上から申込みした場合のみ適用されるため、『AirペイQR』公式サイト上から『AirペイQR』のみ申し込むする場合は適用されません。

『AirペイQR』を申し込む場合はAirペイ公式サイトから行うことをおすすめします。

今なら"iPadと決済端末"が無料

3.決済用のアプリ

3.決済用のアプリ

決済処理はiOS端末にインストールした決済用アプリからを行います。

決済用のアプリは『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』で分かれているため、決済方法によって使い分ける必要があります。

各サービスの決済用アプリアイコン
『Airペイ(エアペイ)』アプリ
Airペイアプリ
『Airペイ(エアペイ)』QRアプリ
『AirペイQR』アプリ

それぞれのアプリでの決済処理の流れについてみていきましょう。

『Airペイ(エアペイ)』の決済用アプリの使い方

STEP
Airペイアプリを起動
STEP
決済方法を選択し、決済金額を入力する
出典:Airペイ公式
STEP
画面に従ってカードリーダーでカード等を読み取る
カード決済
出典:Airペイ公式
電子マネー
出典:Airペイ公式
STEP
暗証番号入力またはサインで認証を行う(カード決済のみ、タッチ決済は不要)
磁気カードの場合

①カードリーダー上部でカードをスワイプする

出典:Airペイ公式

②Airペイアプリ上からお客様にサインを頂く

出典:Airペイ公式
ICカードの場合

①ICチップが上向きになるように挿入口へ挿入

出典:Airペイ公式

②カードリーダーからお客様に暗証番号を入力してもらう

出典:Airペイ公式

暗証番号が不明の場合、何も入力しないまま確定ボタンを押すことでサイン認証に切り替えできる

出典:Airペイ公式
STEP
決済完了が表示されれば完了
出典:Airペイ公式

『AirペイQR』の決済用アプリの使い方

STEP
『AirペイQR』アプリを起動
STEP
決済金額を入力
出典:『AirペイQR』公式
STEP
決済方法を選択(設定で省略可)
出典:『AirペイQR』公式

ちなみに、『AirペイQR』には「QRコードの自動識別機能」が備わっております。

この機能を使うことで決済方法の選択を省略でき、お客様が提示したQRコードから自動的に識別することができます。

出典:『AirペイQR』公式

『AirペイQR』対応の決済方法は現在、全50種以上と非常に多く、事前に設定しておくと会計業務が効率化できます。

STEP
お客様が提示したQRコードを読み取る
出典:『AirペイQR』公式

QRコードの読み取りはiPadまたはiPhoneの内蔵カメラ以外にも、バーコードスキャナー(別途購入)にも対応しております。

STEP
決済完了が表示されれば完了
出典:『AirペイQR』公式

4.管理画面

4.管理画面

決済情報の確認を行う管理画面は『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』で分かれております。

Airペイ管理画面トップ
『AirペイQR』管理画面トップ
各サービスで確認できる決済方法
  • 『Airペイ(エアペイ)』…クレジットカード決済、電子マネー決済
  • 『AirペイQR』…QRコード決済

管理画面上では、

  • 取引履歴
  • 取引集計
  • 振込一覧
  • 振込履歴
  • 振込明細
  • 契約者情報

上記の項目を確認できるわけですが、『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』の合計決済額を確認したい場合は各管理画面上から個別にデータを取得して、自分で計算する必要があります。

ただ、POSレジを導入している場合はPOSレジ上でキャッシュレス決済の売上を把握することができるので、あまり管理画面を利用することはないでしょう。

「全ての決済方法を一つの管理画面で管理したい!」という方にはSquare(スクエア)』がおすすめです。

Squareリーダー

『Square(スクエア)』では全42種以上の決済手段に対応できます。また、決済手数料は2.50%~と『Airペイ(エアペイ)』より安価です。

また、開業したばかりで売上実績がない個人事業主でも導入することができ、審査結果は申込から最短15分と非常にスピーディです。審査に不安がある方にもおすすめです。

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解説記事はこちら

5.入金サイクル

5.入金サイクル

決済から入金までにかかる日数や頻度を入金サイクルといいますが、『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』では大きく違いがあります。

『Airペイ(エアペイ)』
Airペイ

AirペイQR
入金サイクル
三井住友、みずほ、三菱UFJ銀行は月6回
その他の金融機関は月3回
入金サイクル
金融機関を問わず月1回
決済から入金までにかかる日数
6~16日
決済から入金までにかかる日数
28~62日
入金手数料
無料
入金手数料
無料

『Airペイ(エアペイ)』は三井住友、みずほ、三菱UFJ銀行であれば月6回です。締め日は5日ごと、その5日後に入金されます。

その他の金融機関の場合でも決済日から最長で16日後には入金されるので、入金サイクルはそこまで遅くありません。

月6回の入金サイクル例

1月10~14日に決済した売上は1月20日に入金
決済日から6~11日後に入金される

月3回の入金サイクル例

1月10~19日に決済した売上は1月25日に入金
決済日から6~16日後に入金される

一方、『AirペイQR』は金融機関を問わず月1回の入金です。毎月1~末日までの売上が翌月末日に入金されます。

AirペイQRの入金サイクル例

1月1~31日に決済した売上は2月末日に入金

⇒決済日から28~62日後に入金される

QRコード決済は年々利用者が増えているため、資金繰りに余裕がない場合は導入前に注意が必要です。

このような事業者は決済方法を問わず最短翌営業日入金のSquare(スクエア)等、他社サービスの導入も検討してみると良いでしょう。

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6.取り扱いできる商品・サービス・取引方法

6.取り扱いできる商品・サービス・取引方法

『Airペイ(エアペイ)』』と『AirペイQR』では取り扱いできる商品・サービス・取引方法に違いがあります。

具体的には『Airペイ(エアペイ)』ではサービス・商品提供完了前の決済が可能ですが、『AirペイQR』では禁止されております。

サービス・商品提供完了前の決済例
  • 複数回に渡って商品・サービスを引き渡すもの
  • 継続的に商品・サービス提供するもの
  • 決済後に納品を行うもの
  • サービス提供が完了する前の決済

ただし、『Airペイ(エアペイ)』でも特定継続的役務提供に該当する場合は利用できないなど条件があります。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』の申込方法

『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』の申込方法

『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』の申込方法は大きく以下の2つに分けられます。

申込方法
  1. Airペイ(エアペイ)公式サイトから同時申込みする
  2. AirペイQR公式サイトから申込みする

上記のいずれかです。

注意点として『②AirペイQR公式サイト』から申込みする場合、『Airペイ(エアペイ)』との同時申込が出来ないだけでなく、iPadとカードリーダーが無料の『キャッシュレス導入0円キャンペーン 』が適用されません。

カード決済や電子マネー決済に対応したくない等、特別な理由がない限り、『①Airペイ公式サイトから同時申込み』することをおすすめします。

今なら"iPadと決済端末"が無料

『①Airペイ公式サイトから同時申込み』する場合、契約者情報入力画面上の「Airペイ QRも同時に申し込む【無料】」に必ずチェックを入れるようにしましょう。

まとめ

まとめ
Airペイと『AirペイQR』の6つの違い
  1. 【対応可能な決済方法】
    Airペイはカード決済、電子マネー決済/『AirペイQR』はQRコード決済に対応可
  2. 【必要機器と導入費用】
    AirペイはiOS端末とカードリーダー/『AirペイQR』はiOS端末のみで利用できる
    Airペイ公式サイトから申込した場合のみiPad&カードリーダーが無料!
  3. 【決済用のアプリ】
    Airペイと『AirペイQR』、アプリが分かれているため、決済方法によって使い分けが必要
  4. 【管理画面】
    Airペイと『AirペイQR』、管理画面が分かれているため、決済情報はそれぞれで確認が必要
  5. 【入金サイクル】
    Airペイは月6回or月3回と入金サイクルは早い/『AirペイQR』は月末締め翌月末1回払いと入金サイクルが遅い
  6. 【取り扱いできる商品・サービス】
    Airペイはサービス提供完了前でも決済可能だが、『AirペイQR』は禁止している

以上、『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』の違いについて解説してみました。

どちらも『Airペイ(エアペイ)』を冠するサービスでキャッシュレス決済に対応できるわけですが、中身が微妙に異なります。

とくにアプリや管理画面が分かれていたり、入金サイクルがサービスによって異なるなど会計業務や管理に関わる違いは事前に把握しておくべきポイントです。

中でも入金サイクルは資金面に余裕がない場合や現金仕入れが多い場合に非常に重要です。『AirペイQR』の月末締め翌月末1回払いという入金サイクルだと資金繰りに影響が出る可能性があるので注意が必要です。

また、『Airペイ(エアペイ)』と『AirペイQR』を申込する場合、Airペイ公式サイトから同時申込することでiPadとカードリーダーが無料の『キャッシュレス導入0円キャンペーン 』が利用できます。

お得なこの機会にぜひ導入を検討してみてください。

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  • 今なら”iPad&決済端末”が無料
  • 全69種以上もの決済手段に対応
  • 導入後の費用負担は1.08~3.24%の決済手数料のみ
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  • 審査結果は最短15分!即日カード決済が導入できる
  • 開業したばかりの個人事業主でも導入できる
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