お店のキャッシュレス導入をご検討中の方にとって、多くの決済端末がある中で、どれを選べば良いか迷いますよね。
SMBC GMO PAYMENT株式会社が提供する『stera pack(ステラパック)』は、様々な決済手段への対応と充実した機能を提供する決済サービスです。
この記事では、導入費用や決済手数料、そしてどのような特徴があるのか、詳しく解説していきます。
stera pack
ステラパック
|基本情報 早見表

- 毎日締め・2営業日後払い
- 月6回締め・2営業日後払い
- 月2回締め・2営業日後払い
- 月2回締め・15日後払い














- 据置型オールインワン決済端末
- 無料
- 不要
- 端末に内蔵
- ロール紙無料
- ICカード
- 磁気カード
- タッチ決済
- 契約期間中は常に保証対象
- POSレジ内蔵
- 外部のPOSレジと連携可
stera pack(ステラパック)とはどんなサービス?
『stera pack(ステラパック)』は、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済といった全30種以上のキャッシュレス決済に対応できる店舗向け決済サービスです。
決済処理は、導入時に無償提供されるオールインワン決済端末「stera terminal(ステラターミナル)」1台で完結します。この端末はキャッシュレス決済機能だけでなく、集客や店舗運営に役立つアプリも利用可能な高性能な端末です。

大手企業にも採用実績があり、例えば2021年4月には、長らくキャッシュレス決済に対応していなかったイタリアンレストラン「サイゼリヤ」の全店舗に導入されるなど、その信頼性と機能性が評価されています。
提供事業者は「SMBC GMO PAYMENT 株式会社」
『SMBC GMO PAYMENT株式会社』は、三井住友銀行とGMOペイメントゲートウェイによって2015年11月に設立された合弁会社です。
2021年4月からは、SMBCグループのキャッシュレス決済戦略を強化する目的で、三井住友カードの連結子会社として新たな体制で運営されています。

メガバンクの一角である「三井住友銀行」と、オンライン決済をはじめ多様な決済サービスを提供する「GMOペイメントゲートウェイ」の強みを活かした『stera pack(ステラパック)』は、安心感と信頼性の高い決済代行サービスと言えるでしょう。
stera pack(ステラパック)の2つの料金プラン
『stera pack(ステラパック)』では、事業者規模によって異なる2つの料金プランを提供しています。
プラン名 | プラン | スモールビジネスプラン | スタンダード
---|---|---|
概要 | Visa/Mastercardの年間決済額2,500万円以下の事業者向け | stera packの基本プラン |
月額費用(税込) | 初年度:0円 2年目以降:0円 or 3,300円※ ※2年目以降は、直近1年間の累計決済額が3,000万円以上の場合は永年無料 | |
Visa/Mastercard 決済手数料(税別) | 1.98% | 2.70% |
JCB/AMEX/Diners Club/DISCOVER 決済手数料(税別) | 2.48% | 3.24% |
各プランの主な違いは、クレジットカードの決済手数料です。
「スモールビジネスプラン」は、Visa/Mastercardの年間決済額が2,500万円以下の中小規模事業者を対象としており、業界でも特に低い水準の決済手数料1.98%~3.24%でクレジットカード決済に対応できます。
「スタンダードプラン」は、スモールビジネスプランの対象外となるVisa/Mastercardの年間決済額が2,500万円を超える事業者向けのプランです。
どのプランも初期費用と初年度の月額費用は無料です。2年目以降の月額費用は、直近1年間の累計決済額が3,000万円以上だと無料となり、通常は月額3,300円です。
「スモールビジネスプラン」の適用条件など詳しくは以下の記事をご覧ください。

契約期間は3年間|中途解約でも端末返却で違約金は免除
『stera pack(ステラパック)』の契約期間は3年間です。解約する場合は残月数に応じた違約金が定められています。
契約期間 | 端末返却時 | 端末返却しない場合 |
---|---|---|
申込月~13ヶ月目以内 | 0円 | 88,000円 |
14ヶ月目~ 25 ヶ月目以内 | 0円 | 66,000円 |
26ヶ月目~ 37 ヶ月目以内 | 0円 | 44,000円 |
38ヶ月目以降 | 0円 | 0円 |
つまり、実質的にいつでも解約できます。
特に、『stera pack(ステラパック)』は初年度の月額利用料が無料です。この期間に使い勝手をじっくり試し、お店に合わなければ、端末を返却することで追加費用なしに解約することが可能です。
【決済方法は全30種以上】クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応
『stera pack(ステラパック)』は「全30種以上」の決済方法に対応可能です。
具体的な対応ブランドは以下の通りです。













カード決済の読み取り方式は、ICカード・磁気カード・タッチ決済、全てに対応しています。



QRコード決済は、お客様が提示したQRコードを読み取る「ストアスキャン方式」で、「stera terminal(ステラターミナル)」に搭載されているカメラで読み取ります。
国内での利用者多い決済手段はもちろん、AlipayやWeChat Pay等、外国人観光客向けの決済手段にも網羅的に対応しています。
決済端末「stera terminal(ステラターミナル)」の仕様を徹底解剖!

『stera pack(ステラパック)』の決済処理は、「stera terminal(ステラターミナル)」と呼ばれる決済端末で行います。
ここでは「stera terminal(ステラターミナル)」に搭載されている機能など端末本体の仕様について解説していきます。
2つのタッチパネル搭載のデュアルスクリーン端末
4インチと7インチ、2つのタッチパネルを搭載しているため、端末の向きを変える必要なく、スムーズな決済が可能です。
お客様側は4インチのタッチパネルを搭載しており、暗証番号やサインの入力を行います。また、カードリーダーやQRコードを読み取るカメラが内蔵されているため、スタッフとの接触なく、決済を完了させることができます。

店舗側には7インチの大画面タッチパネルを搭載しております。サイズ感は、6.1インチのiPhone 12より一回り大きく、コンパクトだけど操作がしやすいよう設計されております。

豊富な決済方法に対応できるカードリーダー、読み取りカメラを搭載
種類豊富なキャッシュレス決済は、種類によって決済処理の方法が異なります。
国内主要キャッシュレス決済の全てに対応できるカードリーダー、読み取り専用カメラを搭載しております。




レシートプリンター搭載|ロール紙は何度でも無料で追加発注OK!
「stera terminal(ステラターミナル)」は、紙での明細発行に必要なレシートプリンターを搭載しているため、店舗側でレシートプリンターを別途用意する必要がありません。

据え置き型のレシートプリンターは価格が高いだけでなく、場所を取ってしまいますが、「stera terminal(ステラターミナル)」ならこれ1台でOK。
また、交換用のレシートロール紙の追加発注は何度でも無料です。
最近では、メールやSMSを用いたデジタルレシートに対応した決済端末も少なくありません。しかし、日本では紙でレシートを求められることが一般的なため、レシートプリンターは必須の機能と言っても過言ではありません。
android OS採用!アプリで自由にカスタマイズも可
「stera terminal(ステラターミナル)」は、スマホやタブレット向けOS「android」を採用しているため、操作性はスマホに近く、誰でもかんたんに使用することができます。
また、アプリをインストールすることで、お店に必要な機能を自由にカスタマイズすることも可能です。

標準搭載アプリ「おみせポケット」は、デジタル会員証やスタンプカード、クーポンの発行など、顧客の囲い込みや再来店促進を行うことができます。
その他にも、POSレジや、飲食店などでお客様のスマホから注文できるセルフオーダーシステムなど様々な業務用アプリが提供されております。
通信方法は「有線LAN」と「Wi-Fi」のどちらにも対応

「stera terminal(ステラターミナル)」は、インターネットを通じて、決済処理を行います。
ネットへの接続は、「有線LAN」と「Wi-Fi」のどちらにも対応しております。
ただし、通信回線は、安定性の問題から固定回線を推奨しております。
常時電源接続が必要なため、持ち運びは不可

「stera terminal(ステラターミナル)」は、レジカウンターに設置して使う据え置き型の決済端末です。
バッテリーを搭載していないため、持ち運びや屋外での使用はできません。

連携可能なPOSレジシステム

『stera pack(ステラパック)』とPOSレジを連携することで、よりスムーズな決済処理が行なえます。
また、POSレジ上の会計情報がそのまま決済端末に連携されるため、決済額の間違いといった細かいミスを防ぐことが可能です。
以下のPOSレジシステムでは、「stera terminal(ステラターミナル)」用の連携アプリを提供しており、端末本体にインストールすることで連携を進めることができます。

上記以外のPOSレジシステムでも個別に連携対応できる場合があるようです。
また、POSレジアプリを直接インストールして「stera terminal(ステラターミナル)」そのものをPOSレジとして利用することができます。この場合、同じ端末上でPOSレジと決済端末、双方の機能が使うことができます。
POSレジ連携機能が気になる方は導入前に確認してみると良いでしょう。
stera pack(ステラパック)の入金サイクル|4種から選択式
『stera pack(ステラパック)』で決済した売上金は、後日指定した口座へ振り込まれます。
入金手数料は、振込先口座が三井住友銀行の場合は無料、その他の金融機関の場合は入金1回あたり220円(税込)がかかります。
入金サイクルは、加盟店のニーズに合わせて以下の4種類から選択可能です。
入金サイクル | 特徴 |
---|---|
毎日締め・2営業日後払い | 最も早い入金サイクル |
月6回締め・2営業日後払い | 週に1回以上の入金頻度 |
月2回締め・2営業日後払い | 月に2回の安定した入金 |
月2回締め・15日後払い | 一部の業種・取り扱い商材で適用 |
ただし、一部の業種や取り扱い商材によっては「月2回締め・15日後払い」しか選べないため、申し込み時に確認しましょう。
「月2回締め 15日後払い」対象の業種・商材一覧はこちら
- エステティックサロン
- ネイルサロン
- 不動産
- 旅行業・代理店
- 防犯・防火
- 趣味講座
- 書道・そろばん
- ペット その他
- リラクゼーション
- リフォーム
- スポーツ
- 自動車・バイク その他
- カイロプラクティック・整体
- 住まい その他
- 生花・茶道
- 接骨院
- 美容・ファッション その他
- 塾・予備校
- 武道
- 美容・形成
- 占い・姓名判断
- 保育施設
- マリンスポーツ
- その他医療機関
- 浴場・銭湯
- 資格
- 料理
- あん摩・はり・灸・接骨・柔道整復
- 修理
- 専修学校
- 美容・メイク
- 医療・健康・介護 その他
- 託児施設
- 幼児教育
- カルチャーセンター
- 交通 その他運輸
- 代行・支援サービス
- 音楽
- ヨガ
- くらし その他
- 各種学校
- 文化教育
- 語学
- 教育・習い事 その他
資金繰りを重視するなら、入金サイクルが最も早い「毎日締め・2営業日後払い」や「月6回締め・2営業日後払い」がおすすめです。
しかし、振込先口座を三井住友銀行以外に設定している場合、入金の都度220円(税込)の手数料が発生します。「毎日締め」を選択した場合、入金は銀行の営業日ごとに行われます。1ヶ月の営業日数を仮に20日とすると、毎月4,400円(220円×20営業日)の振込手数料がかかります。
『stera pack(ステラパック)』の入金サイクルは後から変更できるため、次のような柔軟な運用が可能です。
例えば、三井住友銀行の口座開設までは「月2回締め」などで手数料を抑え、口座が準備でき次第「毎日締め」へ変更するといった対応ができます。お店の状況と手数料のバランスを考慮し、最適なサイクルを選び、必要に応じて見直しましょう。
stera pack(ステラパック)のアフターサポート
日々の店舗運営に欠かせない決済端末だからこそ、導入後のアフターサポートは重要です。『stera pack(ステラパック)』は、導入後も安心のサポートを提供しています。
保証期間は期限なし!契約中の修理・交換は無料
『stera pack(ステラパック)』は保証期間を定められていません。契約中の修理・交換は無料です。
他社の決済端末は保証期間が限られているものが多く、端末が故障した場合には加盟店が費用を負担する必要あります。
そのため、初めてのキャッシュレス決済導入する方でも安心して利用できるサービスです。
サポートは電話またはメールで対応!メールなら365日24時間受付
導入後の操作やトラブルなどのサポート窓口は電話とメールの両方で対応しています。受付方法によって、サポート受付時間が異なります。
- 電話サポート:平日9時~17時30分
- メールサポート:365日24時間受付
メールサポートのみですが、年中無休24時間対応のサポート窓口があるのは嬉しいですね。
stera pack(ステラパック)の申し込み対象となる業種・サービス

事業形態は個人事業主・法人のどちらも対象
導入店舗の事業形態は問わず、法人はもちろん、個人事業主でも導入可能です。
stera pack(ステラパック)は店舗事業者を対象とした決済サービス
『stera pack(ステラパック)』は、飲食店や美容室など店舗を持つ事業者向けの決済サービスです。
提供される決済端末「stera terminal(ステラターミナル)」は常時電源接続必須のため、タクシー等の移動体では導入できません。
stera pack(ステラパック)の申し込み対象外となる業種・サービスは?
『stera pack(ステラパック)』は、店舗を持つ事業者であっても以下の業種については、申し込み対象外となっております。

また、以下に該当するサービス提供方法をとっている場合も申し込み対象外となっております。

つまり、先払いや月謝払いを中心としたサービス提供を行っている場合は、業種を問わず申し込み対象外となってしまいます。

上述に該当する場合は『Airペイ(エアペイ)』『Square(スクエア)
』など事前決済や月謝払いの利用を認めている決済サービスを利用すると良いでしょう。

自身の事業が『stera pack(ステラパック)』の申し込み対象かどうかわからない場合は、一度申込みをしてみてください。
3営業日程度で申し込みの可否の連絡がメールで通知されます。

stera pack(ステラパック)の導入手順~申し込みから審査・導入までの流れ~
『stera pack(ステラパック)』の申込みから導入までの流れは以下の通りです。

申込みから導入までに目安は1.5~2ヶ月程度です。
本申込の際に、以下の書類の提出が求められるので、事前に準備しておくと手続きがスムーズに進みます。
stera packの本申込に必要な書類
- 履歴事項全部証明書(法人のみ)
- 本人確認書類(個人事業主のみ)
- 各種許可証(指定業種のみ)
許可証が必要な業種はこちら
業種 | ご提出書類 |
---|---|
処方箋・ドラッグストア | 薬局開設許可証 または 店舗販売業許可証 |
メガネ・コンタクトレンズ・補聴器 | 高度管理医療機器等販売業・貸与業許可証 |
化粧品・メイク用品 | 化粧品製造販売業許可証 |
リサイクルショップ・買取専門店・古本屋・中古CD、DVD、レコード販売・骨董・古美術品 | 古物商許可証 |
ホテル・旅館・ペンション | 旅館業の営業許可 |
旅行代理店 | 旅行業法に基づく登録証 または 旅行業者代理業登録票 |
施術所(鍼灸/接骨/整骨院/治療院) | 施術所の開設届 |
医院・診療所・歯科・美容クリニック・美容外科・総合病院 | 病院開設許可証 または 診療所開設許可証 または 診療所の開設届 |
動物病院 | 診療施設の開設に関する届け出 |
幼稚園 | 学校設置認可 |
保育園 | 保育所設置認可 または 認可外保育施設設置届 |
学童保育所 | 放課後児童健全育成事業開始届 |
導入までに時間を要するため、すぐにでもキャッシュレス決済を導入したい場合は、審査や導入が比較的早い他社サービスを一時的に併用することも一つの方法です。
例えば、『Square(スクエア)』は審査スピードが非常に早く、最短当日から利用開始できます。
- 決済手数料2.50%~
- 最短15分で審査結果がわかる
- 初期費用0円~!4種の決済端末を提供
- 2.50%~3.25%
- ~3.25%
- 中小企業プラン:無料
- 大型店プラン:無料
stera pack(ステラパック)のデメリット|申込み前に知っておくべき注意点
『stera pack(ステラパック)』は、業界最安水準の決済手数料で利用でき、高機能なオールインワン端末を初期費用無料で導入できるため、多くの事業者にとって非常に魅力的なサービスです。
しかし、導入を決定する前に、いくつか理解しておくべき注意点やデメリットが存在します。
主なものは以下の3点です。
それでは一つずつ解説していきます。
2年目以降、条件により3,300円の月額費用がかかる
『stera pack(ステラパック)』の利用には、サービス利用料として月額3,300円(税込)が必要です。
ただし、以下の条件を満たせば、月額費用は無料になります。
月額利用料が無料になる条件
- 初年度の月額利用料は無料
- 2年目以降は、直近1年間のキャッシュレス年間取扱高が3,000万円以上の場合、月額利用料は永年無料
しかし、月々のキャッシュレス決済額が少ない店舗にとっては、2年目以降に発生する月額費用の負担が気になるかもしれません。
まずは初年度の月額無料期間を活用して、実際の決済額や使い勝手を確認した上で、2年目以降も契約して使用するか検討すると良いでしょう。
3年以内に解約する場合、端末返却をしないと違約金が発生する
『stera pack(ステラパック)』の契約期間は3年間です。本申込月の翌月から3年以内に解約する場合、最大88000円の解約金が発生します。
ただし、解約から45日以内に端末を返却することで、3年以内に解約しても解約金が免除されます。
契約期間 | 端末返却時 | 端末を返却しない場合 |
---|---|---|
本申込~13ヶ月目以内 | 0円 | 88,000円 |
14ヶ月目~ 25 ヶ月目以内 | 0円 | 66,000円 |
26ヶ月目~ 37 ヶ月目以内 | 0円 | 44,000円 |
38ヶ月目以降 | 0円 | 0円 |
実質的には契約期間の縛りなく、いつでも解約を検討できます。例えば、初年度の月額無料期間にじっくり試してみて、もしお店の運用に合わないと感じた場合には、端末を返却することで追加費用なしに解約することも可能です。
この点は申込みのハードルを大きく下げる要素と言えるでしょう。
導入までに1.5~2ヶ月かかる
『stera pack(ステラパック)』は、申込みから実際に利用を開始できるまで、約1.5ヶ月から2ヶ月程度の期間を見込む必要があります。
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済といった多様な決済ブランドに対応しており、全ブランドの審査が完了した後に決済端末が発送されるためです。導入スピードを最優先したい事業者にとっては、この期間がデメリットと感じられるかもしれません。
一方、他社サービスでは、Visa/Mastercardなど主要な国際カードブランドの審査が完了次第、利用できるものも存在します。
とくに『Square』は、申込みから約15分で審査が完了し、直後からカード決済の受付が可能です。

1日でも早くキャッシュレス決済環境を整えたい場合は、『stera pack(ステラパック)』の導入準備を進めつつ、審査や導入がより迅速な他社サービスの利用を一時的に検討するのも一つの方法です。
- 決済手数料2.50%~
- 最短15分で審査結果がわかる
- 初期費用0円~!4種の決済端末を提供
- 2.50%~3.25%
- ~3.25%
- 中小企業プラン:無料
- 大型店プラン:無料
stera pack(ステラパック)は結局のところ、安いの?高いの?

『stera pack(ステラパック)』は、「月額費用がかかる場合があるけれど、手数料が低い。結局、トータルで見るとお得なの?」と考える方も多いでしょう。
結論として、料金が高いか安いかは、毎月の決済額次第です。
ここでは、月額無料の他社サービスと比較した場合の損益分岐点を具体的なシミュレーションで明らかにし、『stera pack(ステラパック)』が本当に「安い」のか「高い」のかを徹底比較します。
【比較の前提】stera pack(ステラパック)と月額無料サービスの決済手数料
まず、『stera pack(ステラパック)』の料金体系と、比較対象とする一般的な月額無料の決済サービスの手数料率を整理します。
この比較は、主に利用者の多いVisa/Mastercardの決済手数料で行い、『stera pack(ステラパック)』の月額費用は2年目以降に3,300円(税込)が発生するケースを想定します。
中小事業者向けプラン
サービス・プラン | スモールビジネスプラン | stera pack他社サービス |
---|---|---|
Visa/Mastercard 決済手数料率 | 1.98% | 2.48% |
月額費用 | 3,300円 | 0円 |
標準プラン
サービス・プラン | スタンダードプラン | stera pack他社サービス |
---|---|---|
Visa/Mastercard 決済手数料率 | 2.70% | 3.24% |
月額費用 | 3,300円 | 0円 |
【シミュレーション①】stera pack スモールビジネスプランの場合
『stera pack(ステラパック)』のスモールビジネスプラン(Visa/Mastercard手数料1.98%)と、月額無料で決済手数料2.48%の他社サービスを比較します。
両サービスの手数料率の差は0.50%(2.48% – 1.98%)です。『stera pack(ステラパック)』の月額費用3,300円(税込)を、この手数料率の差で相殺できる分岐点を計算してみましょう。
3300円(sterapackの月額費用)÷0.5%(決済手数料の差額)=月間66万円(決済額の分岐点)
Visa/Mastercardの月間決済額が66万円を超える場合、月額費用3,300円を支払っても、『stera pack(ステラパック)』のスモールビジネスプランの方が費用負担は安くなります。逆に66万円未満のケースでは、月額無料の他社サービスの方が有利になります。
決済額 | (手数料1.98% + 月額3,300円) | stera pack (手数料2.48% + 月額0円) | 他社サービス
---|---|---|
25万円 | = 8,250円 | 4,950円(決済手数料) + 3,300円(月額費用)6,200円(決済手数料) |
50万円 | = 13,200円 | 9,900円(決済手数料) + 3,300円(月額費用)12,400円(決済手数料) |
66万円 | = 16,368円 | 13,068円(決済手数料) + 3,300円(月額費用)16,368円(決済手数料) |
100万円 | = 23,100円 | 19,800円(決済手数料) + 3,300円(月額費用)24,800円(決済手数料) |
125万円 | = 28,050円 | 24,750円(決済手数料) + 3,300円(月額費用)31,000円(決済手数料) |
【シミュレーション②】stera pack スタンダードプランの場合
次に、『stera pack(ステラパック)』のスタンダードプラン(Visa/Mastercard手数料2.70%)と、月額無料で決済手数料3.24%の他社サービスを比較します。
手数料率の差は0.54%(3.24% – 2.70%)となります。同様に分岐点を計算してみましょう。
3300円(sterapackの月額費用)÷0.54%(決済手数料の差額)=月間 約61.1万円(決済額の分岐点)
Visa/Mastercardの月間決済額が約61.1万円を超える場合、『stera pack(ステラパック)』のスタンダードプランの方が費用負担は安くなります。逆に61.1万円を下回るのケースでは、月額無料の他社サービスの方が有利になります。
決済額 | (手数料2.70% + 月額3,300円) | stera pack(手数料3.24% + 月額0円) | 他社サービス
---|---|---|
25万円 | 6750円(決済手数料) + 3300円(月額費用) =10050円 | 8100円(決済手数料) |
50万円 | =16800円 | 13500円(決済手数料) + 3300円(月額費用)16200円(決済手数料) |
61.1万円 | =19797円 | 16497円(決済手数料) + 3300円(月額費用)19796円(決済手数料) |
100万円 | =30300円 | 27000円(決済手数料) + 3300円(月額費用)32400円(決済手数料) |
125万円 | =37050円 | 33750円(決済手数料) + 3300円(月額費用)40500円(決済手数料) |
ここでは毎月で計算しておりますが、飲食店のような繁忙期と閑散期がはっきりしている業種など、月によって決済額に大きく違いが出る場合は、年間の決済額で計算してみると良いでしょう。
【まとめ】stera packはこんなお店におすすめ
- Visa/Mastercardの月間決済額が約60~70万円以上を見込めるお店
- スモールビジネスプランの場合は、月間決済額66万円以上
- スタンダードプランの場合は、月間決済額61.1万円以上
- 年間キャッシュレス決済取扱高が3,000万円以上を見込める店舗
- 開業直後などで初年度の運営コストを大幅に削減したい店舗
- 長く使えて保証付きの決済端末をお探しのお店
- POSレジから顧客管理まで1台で管理できる端末をお探しのお店
以上、「SMBC GMO PAYMENT 株式会社」が提供する店舗向け決済サービス『stera pack(ステラパック)』について解説しました。
『stera pack(ステラパック)』は、事業者・店舗規模を問わずにクレジットカード決済を手数料が1.98%~で使える点が非常に魅力的です。
月額費用は通常3,300円ですが、初年度は無条件で無料になります。さらに、年間決済取扱高3,000万円以上で2年目以降も永年無料で利用できます。
月額費用が発生する場合でも、月額無料の他社サービスよりトータルコストで有利になる決済額の分岐点をクリアできるかが、導入判断の重要なポイントです。この分岐点の目安がスモールビジネスプランで月間66万円、スタンダードプランでは月間約61.1万円となります。
まずは初年度の月額無料期間を活用して、毎月の決済額や使い勝手を確認した上で、2年目以降も契約して使用するか検討すると良いでしょう。
stera packのお申し込みはこちら
- 全30種以上の決済方法に対応!
- 初期費用0円で使えるオールインワン端末!
- 決済手数料1.98%~!
- 1.98%~3.24%
- 2.70%~3.24%
- スモールビジネスプラン:初年度 月額0円(2年目以降 通常3300円)
- スタンダードプラン:初年度 月額0円(2年目以降 通常3300円)
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