PayPayでは、2023年9月からチャージにかかる入金手数料の一部が引き上げが予定されていることはご存知でしょうか?
キャリア決済によるチャージは、2回目以降2.5%の手数料が発生します。また、登録可能なカードもPayPayカードのみに制限されます。これらの変更は、日常的にPayPayを使用する多くのユーザーにとって、大きな影響を与える可能性があります。
しかし、これらの変更に対応しつつ、さらにお得にPayPayを活用する方法も存在します。
この記事では、2023年9月以降の手数料改定の詳細とこれらの変更に対する具体的な対策について、わかりやすく解説していきます。
当記事はPayPayユーザー向けの手数料情報です。
2021年10月に実施されたPayPay加盟店の手数料引き上げについては、以下の記事をご覧ください
【2023年9月以降】キャリア決済によるPayPayチャージ、2回目以降は手数料2.5%が発生
2023年9月以降、「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い(キャリア決済)」からPayPay残高にチャージする際、毎月2回目以降は、入金手数料が発生します。
2023年9月以降のキャリア決済時のチャージ手数料
チャージ回数 | 入金手数料 |
---|---|
毎月1回目 | 無料 |
毎月2回目以降 | チャージ額の2.5% |
上述の通り、毎月1回目のチャージ時はこれまで通り、入金手数料は掛かりませんが、2回目以降はチャージする度にチャージ額に対して2.5%の手数料が掛かります。
- 毎月1回目:無料
- 毎月2回目以降:10,000円×2.5%=250円
PayPayの残高払いのポイント還元率は0.5~1%ということを考慮すると、チャージ手数料は決して安くありません。
キャリア決済を使い続けるのであれば、毎月使う分をまとめてチャージするのがおすすめです。また、同じ後払いであれば後述するPayPayカードやあと払いなどを使った方が手数料を気にする必要もありません。
【入出金手数料一覧】銀行口座やATMからのチャージなど、その他の手数料は変更なし
今回、手数料関係で変更があるのは、「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い(キャリア決済)」のみです。
PayPayの各種手数料(2023年8月末まで) | ||
---|---|---|
チャージ方法 | 入金 | 出金 |
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い(キャリア決済) | 無料 | 不可 |
銀行口座 | PayPay銀行口座への出金:無料PayPay銀行以外の金融機関口座への出金:100円 | |
セブン銀行・ローソン銀行ATM | ||
ヤフオク・PayPayフリマ | ||
PayPayあと払い | 不可 | |
PayPayカード |
PayPayの各種手数料(2023年9月以降) | ||
---|---|---|
チャージ方法 | 入金 | 出金 |
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い(キャリア決済) | 毎月1回目:無料 2回目以降:チャージ額の2.5% | 不可 |
銀行口座 | 無料 | PayPay銀行口座への出金:無料PayPay銀行以外の金融機関口座への出金:100円 |
セブン銀行・ローソン銀行ATM | ||
ヤフオク・PayPayフリマ | ||
PayPayあと払い | 不可 | |
PayPayカード |
キャリア決済以外でPayPayを使っていた方は、これまで通り、追加の手数料負担なく利用できます。
私は銀行口座からのPayPayチャージをよく利用します。これはPayPayでの支払いだけでなく、他の銀行からPayPay銀行への送金にも使えます。
チャージから出金まで即時行われ、手数料が一切かからないので、非常に便利です。もしこれが有料化したら、PayPayを使うことはなくなるでしょう。
2025年1月以降はカード決済はPayPayカードのみ
手数料関係の変更は「キャリア決済」のみですが、PayPay経由でのカード決済についても変更がありました。
PayPayではVISA、Mastercardの国際ブランドカードであれば、発行元を問わず登録し、PayPay加盟店でカード決済ができました。
しかし、2025年1月からはPayPayカードのみが登録可能となり、他社発行カードは全て利用できなくなります。また、すでにPayPayに登録しているカード情報は削除されます。
今まではPayPayにクレジットカードを登録していれば、PayPay加盟店でも実質的にカード決済ができましたが、今後は利用できません。
スーパーや個人店ではクレジットカードは使えないけど、PayPayは使えるお店も少なくありません。これまでPayPay経由でカード決済していた方は、PayPayカードを発行するか、残高チャージを行う必要があります。
PayPayの後払いで使うなら「PayPayあと払い」「PayPayカード」がお得
「キャリア決済」と同じくPayPayを後払いで利用するなら、「PayPayあと払い」や「PayPayカード」がおすすめです。
キャリア決済と違って、同月に何度チャージを行っても入金手数料が掛かりません。また、「PayPayあと払い」「PayPayカード」でPayPayを利用すると還元率が常時1%となります。
また、PayPayは以下の条件を満たすと、翌月の還元率が0.5%増加します。
- 同月内に300円以上30回
- 同月内に累計10万円以上利用
翌月の還元率が0.5%アップ
「PayPayあと払い」や「PayPayカード」を利用すると、上記の条件を満たすことで還元率が最大1.5%まで上がります。
さらに、「PayPayカード」を持っている方が「PayPayあと払い」に登録することで、1度の決済で2回分としてカウントされます。
例えば、コンビニで600円決済すると、
- 利用回数2回
- 累計決済額1,200円
上記の扱いとなるため、還元率アップの条件が緩和されます。
ポイント還元率増加の条件が実質的に300円以上を15回、累計5万円以上となるので、普段の買い物からPayPayを利用している方であれば、現実的に達成の難易度が大幅に下がるわけです。
以上の理由から、チャージ時の手数料やポイント還元率を考慮すると、「PayPayあと払い」または「PayPayカード」の利用が後払いでPayPayを利用する方にとって、最もお得な選択となります。
PayPayカードをお得に発行する方法
PayPayカードを発行する際にポイントサイトを利用すると、PayPayカード実施のキャンペーンとは別に、追加でキャッシュバックを受けることができます。
PayPayカード発行でポイント還元されるサイト※2023年6月時点
サイト名 | キャッシュバック | 交換手数料 |
---|---|---|
モッピー | 3,000円 | 0~154円 |
ポイントタウン | 3,500円 | 無料 ※LINEポイントのみ10% |
ハピタス | 2,800円 | 無料 |
Powl | 3,900円 | 無料 |
A8.net | 3600円 | 66~660円 |
これらの中では、『Powl』を経由してPayPayカードを発行するのが最もお得です。
ただし、各サイトのキャッシュバックは変動する可能性があります。そのため、PayPayカードを最大限にお得に発行したい方は、実際に各サイトを確認することをおすすめします。
また、ポイントサイト経由での申し込みでも、PayPayが2023年3月1日~実施している最大5000円相当のポイントプレゼントキャンペーンが適用されるので、安心して利用できます。
【登録無料】Powl公式サイトはこちら
【まとめ】
- キャリア決済によるPayPayチャージは、2回目以降、2.5%の入金手数料が掛かる
- 2025年1月以降は、PayPayに登録できるカードはPayPayカードのみとなり、既に登録済みの他社発行カードは全て利用不可
これまでキャリア決済を使ってPayPayにチャージをしていた方は毎月1回目にまとめてチャージすることで、手数料負担なく、利用できます。しかし、急な買い物で残高が不足した場合など、突発的な出費には対応が難しくなります。
そのため、あらかじめ「銀行口座」や「PayPayカード」「PayPayあと払い」を登録し、チャージ手段を増やしておくことをおすすめします。
とくに「PayPayカード」はPayPayのポイント還元率が増加させる上で非常に効果的です。当サイトでご紹介した『Powl』などのポイントサイトを活用することで、さらにお得に「PayPayカード」が発行できるので、ぜひ活用してみてください。
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