注文の取り違えや、伝票の失くして、お客様からお叱りを受けちゃった…
注文をキッチンスタッフまで伝えたり、伝票の手計算が大変…
このような問題に頭を抱えている方は多いのではないでしょうか?そんな方にとって、オーダーエントリーシステムの導入は有効な解決策となります。
でも機械は苦手だし、料金は高いんじゃない?
そんな悩みをお持ちのお店には『スマレジ』提供の「スマレジ・ウェイター」がおすすめです。オーダーエントリーシステムやPOSレジ機能が無料で利用でき、iPadやiPhoneを使用するため直感的な操作が可能です。
この記事では、無料プランも提供するオーダーエントリーシステム「スマレジ・ウェイター」を徹底解説します。
オーダーエントリーシステムの役割から、「スマレジ・ウェイター」の特徴、無料プランと有料プランの違いと料金、そして導入の流れから使い方まで、詳しく説明していきます。
「スマレジ・ウェイター」の導入を検討している方や、すでに使用しているが更に詳しく知りたいという方、ぜひ最後までお読みください。
スマレジとは?
『スマレジ
全国38,000店舗以上で稼働(2023年7月時点)しており、飲食店ではカプリチョーザやスープストック、ダンダダン酒場といった飲食チェーンでも採用されております。
月額無料のスタンダードプランの提供など料金の手頃さや、1か月ごとの契約による柔軟性から個人店や中小規模の飲食店でも人気です。
オーダーエントリーシステムを始めとした飲食業向けの機能も豊富で、トレタやウーバーイーツなど外部システムとの連携にも対応しています。
オーダーエントリーシステムの基本的な仕組みと飲食店での活用法
『スマレジ
そもそもオーダーエントリーシステムとはどういったものなのか、簡単に解説します。
オーダーエントリーシステムは、ハンディ端末やお客様のスマホ等から受けた注文情報を即時にキッチンへ送信し、テーブルごとの伝票管理を可能にするシステムです。
手書き伝票の場合、注文を受けたホールスタッフが毎回キッチンへ注文を伝える必要があり、その過程での書き間違いや読み間違いによるオーダーミスが発生する可能性があります。
さらに、会計時には手書き伝票を基に金額を計算する必要があり、これがスタッフの業務負担を増加させ、結果として人件費の上昇を招く恐れがあります。
しかし、オーダーエントリーシステムを導入すれば、客席からの注文情報を直ちにキッチンやドリンクバーに送信でき、テーブルごとの注文情報を管理し、会計伝票を自動作成することが可能になります。これにより、効率的な店舗運営を実現できます。
スマレジのオーダーエントリーシステム「スマレジ・ウェイター」の特徴
オーダーエントリーシステムは、多くのPOSレジシステムで提供されております。基本的な機能はどのサービスも共通しており、客席ごとに伝票を作成し、注文を受け、キッチンに送信、注文情報を会計伝票にまとめるといった形です。
では、違いは全くないのかというとそんなことはありません。
「スマレジ・ウェイター」には大きく3つの特徴があります。
- オーダーエントリーシステムが無料で使えるスタンダードプランを提供
- レストランやラーメン屋、テイクアウト、デリバリーまで幅広い飲食業態に対応
- 直感的な操作が可能なユーザーインターフェース(UI)
また、『スマレジ
ここでは「スマレジ・ウェイター」の3つの特徴について、詳しくみていきましょう。
オーダーエントリーシステムが無料で使えるスタンダードプランの提供
多くのPOSレジサービスでは、オーダーエントリーシステムはオプション機能として提供されており、月額利用料が発生します。無料のPOSレジとして有名なAirレジでも、オーダーエントリーシステムの利用にはAirレジオーダーという有料プランの契約が必要です。
「スマレジ・ウェイター」は、月額12,100円の「フードビジネスプラン」と月額無料の「スタンダードプラン」の2つを提供しております。
「スタンダードプラン」は一部機能が制限されるものの、オーダーエントリーシステムを無料で利用することができます。
- 利用できる店舗が1店舗のみ
- メニュー登録数1000件まで
- スマレジ・アプリと会計情報の自動連携ができない
- キッチンプリンター1台まで
- ハンディ端末1台まで
機能は限定的ではありますが、オーダーエントリーシステムを無料提供しているPOSレジサービスは大手ではほとんどありません。マイナーなものであればあるかもしれませんが、急にサービス提供が停止してしまうリスクを考慮するとあまりおすすめはできません。
これらの点から費用を抑えてオーダーエントリーシステムを導入したいお店に『スマレジ
「スマレジ・ウェイター」の無料版と有料版の違いは『スマレジ・ウェイターの無料版と有料版の違い』にて詳しく解説していきます。
レストランやラーメン屋、テイクアウト、デリバリーまで幅広い飲食業態に対応
スマレジは、レストランや居酒屋、カフェ、ファーストフード、テイクアウト店など、多種多様な業態に対応した機能を備えております。
例えば、セルフレジ機能を利用すれば食券機としても利用できたり、お客様自身で注文を行うモバイルオーダーやテーブルオーダーにも対応できます。
さらに、全60種以上の外部システムとの連携やAPI公開によるアプリマーケットによって、多くの機能を追加することができます。
- テイクアウトのモバイルオーダー受付
- ウーバーイーツ連携による売上情報の取り込み
- トレタ連携による顧客情報の共有
『スマレジ
直感的な操作が可能なユーザーインターフェース(UI)
「スマレジ・ウェイター」は、レジ用のiPadで全体の座席管理を行い、iPhoneやiPod touchでホールスタッフが注文を受け付けます。
私は飲食業界に10年以上携わっており、タブレットPOSレジはもちろん、専用のレジ端末を使用するターミナル型POSレジ(レガシーPOS、据置型POS)など様々なPOSレジの利用経験があります。
その中でも『スマレジ
導入前に「スマレジ・ウェイター」を試してみたい方は、スマレジショールーム
スマレジを見て、試して、相談できる!
0円から始められるPOSレジ
スマレジ・ウェイターの無料プランと有料プランの違い
「スマレジ・ウェイター」は月額無料のスタンダードプラン、月額12,100円のフードビジネスプラン、2つのプランを提供しております。
それぞれの違いは以下の通りです。
(スタンダードプラン) | 無料プラン(フードビジネスプラン) | 有料プラン
---|---|
月額利用料 | |
無料 | 12,100円/1店舗 |
利用可能店舗数 | |
1店舗のみ | 制限なし |
注文受付 | |
対応 | 対応 |
テーブル管理 | |
対応 | 対応 |
キッチンプリンター | |
1台のみの利用制限 ※レジ端末で使用するプリンターは含まない | 台数制限なく利用可能 |
ハンディ端末 | |
1台のみの利用制限 | 1店舗5台まで ※6台目以降は1台1540円で追加可能 |
スマレジ・アプリとの会計情報の自動連携 | |
不可 | 対応 |
オプション機能・外部システム連携 | |
不可 | 対応 |
無料プランでは、複数店舗での利用はできず、キッチンプリンターとハンディ端末はそれぞれ1台までの台数制限があります。そのため、客席の多いお店やキッチンとドリンカーが離れているようなお店での利用には向きません。
また、有料版では「スマレジ・ウェイター」の注文情報を基に、 スマレジ・アプリに会計情報の自動連携されます。一方、無料版ではスマレジ・アプリで会計情報の手入力が必要です。
これらの制限があるため、無料版は席数が少ないお店かつ、1店舗のみ運営している小規模事業者向けです。
また、『スマレジ
(スタンダードプラン) | 無料プラン(フードビジネスプラン) | 有料プラン
---|---|
機能 | |
基本的なレジ機能 売上分析※一部機能制限あり メールサポート 1000件までの商品登録 1店舗までの利用制限 | 基本的なレジ機能 売上分析 メールサポート 10万件までの商品登録 外部システム連携 複数店舗管理 PL管理 ユーザー権限の設定 操作ログの管理 顧客管理 セルフレジ・券売機 自動釣銭機連携 電話サポート オーダーエントリーシステム 予約台帳システムとの連動 |
スマレジの各プランの違いは以下の記事をご覧ください。
「スマレジ・ウェイター」の無料プランと有料プランには機能面での違いが多く見られますが、現在手書き伝票を利用している飲食店なら無料プランでも、注文情報の伝達を効率化できるので、より効率的な店舗運営ができるでしょう。
プランアップはいつでもできるので、将来的に店舗展開を計画している場合、事業規模が小さいうちは無料版を利用し、事業の成長に伴って有料版に移行すると良いでしょう。
スマレジ・ウェイターの機能と周辺機器
オーダーエントリーシステムは「ホールスタッフが注文を受け付けるハンディ端末」「キッチンスタッフが注文情報を確認するキッチンプリンター」「会計処理を行うレジ端末」の3つの機器での運用が基本的な構成です。
しかし、近年ではお客様のスマホから注文を受け付けるモバイルオーダーや、卓上に配置したタブレット端末から注文を受け付けるテーブルオーダーなど、新しい機能や周辺機器に対応できるものも珍しくありません。
ここでは、
- 注文受付
- 注文確認
- レジ端末
上記の3つに分けて「スマレジ・ウェイター」が対応できる機能・周辺機器について解説していきます。
注文受付に関する機能と周辺機器
ハンディ端末
(スタンダードプラン) | 無料プラン(フードビジネスプラン) | 有料プラン|
---|---|---|
対応端末 | iPhone/iPod touch | |
対応 | 対応 | 対応 |
追加料金 | 1台無料 ※追加は不可 | 5台まで無料 ※6台目以降は月額1540円/台で追加可能 |
「スマレジ・ウェイター」での基本的な注文受付は、ホールスタッフがハンディ端末を使用します。ハンディ端末として利用できるのはiPhoneまたはiPod touchのみ、androidは利用できません。
ホールスタッフがお客様から注文を取るため、お客様とのコミュニケーション機会が生まれたり、お客様側での操作が不要なので、機械操作が苦手な方などお客様を選ばずに注文を受け付けることができます。
テーブルオーダー端末
(スタンダードプラン) | 無料プラン(フードビジネスプラン) | 有料プラン|
---|---|---|
対応端末 | iPad | |
対応 | 非対応 | 対応 |
追加料金 | – | 1〜10台目…月額1,320円/台 11〜20台目…月額880円/台 21〜30台目…月額660円/台 31台目以降…月額440円/台 |
「スマレジ・ウェイター」は、お客様自身にテーブル上で注文してもらうテーブルオーダーに対応しております。
テーブルオーダー端末として利用できるのはiPadのみで、iPhoneやiPod touch、android端末は利用できません。また、テーブルオーダーは有料プランのオプション機能となるため、無料プランでは利用できません。
ホールスタッフが注文を受け付ける必要がなくなるため、人件費削減や注文ミスを防ぐことができます。ただし、席の数だけiPadを用意しなければならないので、初期費用が高額になります。また、毎月1台あたり440円~1320円のテーブルオーダー利用料が発生します。
また、テーブルオーダーを導入しても、操作がわからないお客様への対応としてハンディ端末で個別に注文を受け付けることができます。
人手不足に悩まされるお店にとって、スタッフの人員削減や教育の簡略化が実現できるテーブルオーダー機能に心強い味方になるでしょう。
モバイルオーダー
(スタンダードプラン) | 無料プラン(フードビジネスプラン) | 有料プラン|
---|---|---|
対応端末 | お客様のスマホ | |
対応 | 非対応 | 対応 |
追加料金 | – | 利用するアプリによって、 月額0~15000円/店舗 |
「スマレジ・ウェイター」は、お客様のスマホから注文してもらうモバイルオーダーに対応しております。
以前は「QRセルフオーダー機能」を提供していましたが、2022年6月30日をもって提供を終了しました。現在はスマレジ・アプリマーケットのモバイルオーダーアプリを利用することでモバイルオーダーに対応可能です。ただし、スマレジ・アプリマーケットは無料プランでは利用できません。
フードビジネスプランの月額利用料12,100円に加えて、各アプリの利用料が必要となります。現在、約20種類のモバイルオーダーアプリが提供されており、機能は似ていますが、細かな機能に違いがあります。
具体的にいくつかスマレジ対応のモバイルオーダーアプリを挙げてみましょう。
アプリ名 | 主な機能 | 料金 |
---|---|---|
LBB Cloud | 客席からの注文の受付 テイクアウトの事前注文 クレジット決済、PayPay決済によるセルフ会計 LINEからの注文、友だち追加の促進 | 月額利用料13,200円/店舗 クレジット決済時は別途手数料あり |
QR Order | 客席からの注文の受付 テイクアウトの事前注文 クレジット決済によるセルフ会計 LINEからの注文、友だち追加の促進 | 30日間の無料お試しあり ※無料お試し終了後の本契約後に以下の料金が掛かります。 月額利用料11,000円/店舗 クレジット決済時は別途手数料あり |
食べログオーダー | 客席からの注文の受付 クレジット決済によるセルフ会計 | 3か月間の無料お試しあり ※無料お試し終了後の本契約後に以下の料金が掛かります。 初期費用15万円/店舗 月額利用料16,500円/店舗 クレジット決済時は別途手数料あり |
おもちかえり.com | テイクアウトの事前注文 クレジット決済によるセルフ会計 電話、メール、LINEによる注文通知 | 月額利用料は0円 クレジット決済時の手数料のみ |
とくにおすすめなのは「QR Order」です。30日間無料でお試し利用ができ、その後の月額利用料も他社より安価です。また、全体的に必要な機能を網羅しています。
また、テイクアウト業態の場合、「おもちかえり.com」は決済手数料のみで利用できるため、、コスト面に優れております。
モバイルオーダーは、お客様のスマホから注文するため、初期費用0円で導入できるものが多いです。スマホを持っていないお客様には対応できませんが、ハンディでの注文受付も可能なので、安心して利用できるでしょう。
注文確認に関する機能と周辺機器
キッチンプリンター
(スタンダードプラン) | 無料プラン(フードビジネスプラン) | 有料プラン|
---|---|---|
対応端末 | 対応メーカー:スター精密/EPSON/HIT/セイコーインスツル/エフケイシステム | |
対応 | 対応 | 対応 |
追加料金 | 1台無料 ※追加は不可 | 台数無制限 |
キッチンプリンターは、注文を受け取ると同時にキッチン伝票(チビ券)を印刷し、リアルタイムでキッチンに注文情報を伝えます。キッチン伝票は、文字の表示の大きさや余白の幅など、好みに合わせて調整可能です。
無料プランでは1台のみ設置可能なキッチンプリンターですが、有料プランでは台数制限がありません。広いキッチンを持つお店では、各ポジションごとや、ドリンク専用としてプリンターを設置することができます
ただし、キッチン伝票を切り取って、各ポジションに配布することができるので、キッチンの造りによりますが、キッチンプリンターは1台でも充分利用できる場合もあります。
キッチンモニター
(スタンダードプラン) | 無料プラン(フードビジネスプラン) | 有料プラン|
---|---|---|
対応端末 | iPad | |
対応 | 非対応 | 対応 |
追加料金 | – | 30日間の無料お試しあり 1台利用…月額1,650円/店舗 2台利用…月額3,300円/店舗 3台利用…月額4,400円/店舗 4台利用…月額5,500円/店舗 ※1台増えるごとに料金が安くなる |
キッチンモニターは、注文を受け取ると同時にiPadに表示します。ペーパーレス化を行うことができ、紙の伝票による紛失防止にもつながります。
しかし、キッチン伝票が印字されないため、注文の確認は全てモニター上で行う必要があります。そのため、キッチンの造りによっては、iPadの台数を増やす必要が出てくる場合もあります。
さらに、キッチンモニターは水回りの使用による水没や、高温による故障が起きるリスクがあります。
また、キッチンはWi-Fiの電波干渉を起こす機材が多く、通信障害によって注文情報をうまく受け取れない可能性もあります。この場合、iPadを有線環境で利用するなど対策はできますが、持ち運びができなくなるなど、利便性が悪くなります。
これらの問題から、私が関わる飲食店ではキッチンモニターの採用は少ないです。また、追加料金やiPad自体のコストも考慮すると、特別な理由がなければキッチンプリンターの利用がおすすめです。
レジ端末に関する機能と周辺機器
レジ端末
(スタンダードプラン) | 無料プラン(フードビジネスプラン) | 有料プラン|
---|---|---|
対応端末 | iPad/iPhone/iPod touch | |
対応 | 対応 | 対応 |
追加料金 | なし ※スマレジ・ウェイターの注文情報をスマレジ・アプリに自動連携不可 | なし |
「スマレジ・ウェイター」はオーダーエントリーシステムに特化したサービスで、会計処理などはスマレジ・アプリで行います。iOS端末(iPad/iPhone/iPod touch)に対応しておりますが、飲食店ではiPadが最も使い勝手が良いでしょう。
無料プランでは「スマレジ・ウェイター」からの注文情報の連携はできず、手動での会計処理が必要となります。一方、有料プランでは注文情報のスマレジ・アプリへの連携が可能で、スムーズな会計処理が行えます。
食券機
(スタンダードプラン) | 無料プラン(フードビジネスプラン) | 有料プラン|
---|---|---|
対応端末 | iPad | |
対応 | 非対応 | 対応 |
追加料金 | – | 1台辺り…月額1,320円/台 |
『スマレジ
この機能はiPadだけで利用できますが、引換券の印字用のプリンターや自動釣銭機を設置することで、お客様に自身で決済処理を行っていただくこともできます。
また、スマレジはプリンター一体型の端末、「セルフレジキオスク」にも対応しています。
この端末は各所にロックを設けることができるため、セキュリティ面でも安心です。
スマレジ・ウェイターの料金
(スタンダードプラン) | 無料プラン(フードビジネスプラン) | 有料プラン||
---|---|---|---|
初期費用 | 周辺機器 | レジセット(iPad、プリンター、キャッシュドロア)…160,000円 ハンディ端末…20,000~30,000円/台 キッチンプリンター…47,000円/台 | |
導入 サポート 費用 | セットアップ費用(希望店舗のみ)…44,000円 トレーニング費用(希望店舗のみ)…44,000円 | ||
月額利用料 | 無料 | 12,100円/店舗 | |
オプション料金 | 非対応 | ハンディ端末…6台目以降は月額1540円/台 テーブルオーダー端末…月額440~1,320円/台 モバイルオーダー…月額0~15000円/店舗 キッチンモニター…月額1,650円~/店舗 食券機…月額1,320円/台 |
「スマレジ・ウェイター」の導入から運用までにかかる料金は以下の3つです。
- 「初期費用」
- 「月額利用料」
- 「オプション料金」
それぞれに詳しくみていきましょう。
初期費用(導入費用)
導入時には『スマレジ
周辺機器の代金
(スタンダードプラン) | 無料プラン(フードビジネスプラン) | 有料プラン|
---|---|---|
周辺機器 | レジセット(iPad、プリンター、キャッシュドロア)…160,000円 ハンディ端末…20,000~30,000円/台 キッチンプリンター…47,000円/台 |
『スマレジ
これらの合計費用は約20~30万円となりますが、後述のIT導入補助金を活用すれば実質的な費用負担は半額以下に抑えられます。費用を抑えたい方は『IT導入補助金を使えば、実質半額以下の費用負担で導入可能!』の項もご確認ください。
セットアップ・トレーニング費用(任意)
(スタンダードプラン) | 無料プラン(フードビジネスプラン) | 有料プラン|
---|---|---|
導入 サポート 費用 | セットアップ費用(希望店舗のみ)…44,000円 トレーニング費用(希望店舗のみ)…44,000円 |
周辺機器の設置や初期設定、スタッフの操作方法レクチャーは、それぞれ44,000円で『スマレジ
これらは希望する店舗のみで実施可能で、店舗側で行う場合は費用は発生しません。導入サポートは後からでも依頼可能なので、初期費用を抑えたい場合は自身で行ってみると良いでしょう。
月額利用料
(スタンダードプラン) | 無料プラン(フードビジネスプラン) | 有料プラン|
---|---|---|
月額利用料 | 無料 | 12,100円/店舗 |
月額利用料はスタンダードプランなら無料、フードビジネスプランなら1店舗あたり12,100円です。
プランの違いは『スマレジ・ウェイターの無料プランと有料プランの違い』で解説した通り、店舗や周辺機器の利用数や機能性、スマレジ・アプリとの自動連携などが挙げられます。
席数の少ない飲食店であれば、無料プランでも十分に利用可能でしょう。
オプション料金
(スタンダードプラン) | 無料プラン(フードビジネスプラン) | 有料プラン|
---|---|---|
オプション料金 | 非対応 | ハンディ端末…6台目以降は月額1540円/台 テーブルオーダー端末…月額440~1,320円/台 モバイルオーダー…月額0~15000円/店舗 キッチンモニター…月額1,650円~/店舗 食券機…月額1,320円/台 |
オプション機能を利用する場合、サービスによって別途料金が発生します。とくにモバイルオーダー機能は外部アプリとの連携が必要で、追加料金が1万円を超える場合があります。
これらのオプション機能の利用を検討している場合は、スマレジショールーム
実際に飲食店が負担する合計金額は?
「スマレジ・ウェイター」の導入から運用に掛かる料金の内訳を基に、実際に飲食店が負担する合計金額についてみてみましょう。
無料プランで導入する場合の合計金額
初期費用
導入サポートなし | 導入サポートあり | |
---|---|---|
周辺機器 | レジセット(iPad、プリンター、キャッシュドロア)…160,000円 ハンディ端末…20,000~30,000円/1台 キッチンプリンター…47,000円/1台 | |
導入サポート | セットアップ費用(希望店舗のみ)…44,000円 トレーニング費用(希望店舗のみ)…44,000円 | 0円 |
合計 | 305,000~315,000円 | 227,000~237,000円 |
月額利用料
導入サポートなし | 導入サポートあり | |
---|---|---|
月額利用料 | 0円 |
無料プランでも、初期費用として周辺機器の購入代金が必要です。なお、初期費用の大半は周辺機器の購入代金が占めるため、中古市場で手に入れることで費用を抑えられます。
有料プランで導入する場合の合計金額
有料プランでは、ハンディ端末やキッチンプリンターなどを複数利用できます。以下の合計金額は、各2台を想定したものです。
初期費用
導入サポートなし | 導入サポートあり | |
---|---|---|
周辺機器 | レジセット(iPad、プリンター、キャッシュドロア)…160,000円 ハンディ端末…20,000~30,000円/2台 キッチンプリンター…47,000円/2台 | |
導入サポート | セットアップ費用(希望店舗のみ)…44,000円 トレーニング費用(希望店舗のみ)…44,000円 | 0円 |
合計 | 382,000~402,000円 | 294,000~314,000円 |
月額利用料
導入サポートなし | 導入サポートあり | |
---|---|---|
月額利用料 | 12,100円 |
初期費用は、ハンディ端末やキッチンプリンターの台数によって大きく変わります。席数を多いお店やキッチンが広いお店では、導入費用が大きくなる可能性があるので注意が必要です。
IT導入補助金を使えば、実質半額以下の費用負担で導入可能!
『スマレジ
飲食店でのスマレジ導入において、補助対象はレジセットと24ヶ月分の月額利用料です。「スマレジ・ウェイター」のハンディ端末やキッチンプリンターは補助対象外ですが、これらを含めても、補助金利用により通常の半額以下で導入できます。
IT導入補助金の詳細は以下の記事をご覧ください。
オーダーエントリーシステムだけじゃない!飲食店でも使えるスマレジの機能
『スマレジ
高度な売上分析、予約販売、会員機能など、効率的な店舗運営や集客に役立つ機能が揃っています。「フードビジネスプラン」ではこれらの機能を多くを追加料金なしで利用できます。
- 多角的な視点で使える「売上分析機能」
- テイクアウト業態や予約販売で便利な「取り置き販売・引換券機能」
- 食券機としても使える「セルフレジ機能」
- 会員カードの発行やポイントサービスに対応できる「顧客管理機能」
- クーポン券や割引券発行に便利な「クーポン機能」
- 店舗経営を円滑にする「PL管理(損益)」や「ユーザー権限の設定」
- 拡張性の高い「外部システム連携」「API公開」
スマレジはタブレットPOSレジの中でも機能性や拡張性に優れています。単純な会計処理だけなら、Airレジなど無料のものでも良いかもしれません。
しかし、POSレジはお店のデータが集約される重要なシステムです。スマレジなら、これらを最大限に活用し、効率的な店舗運営や商品開発、売上アップに役立てられるでしょう。
スマレジ・ウェイターの導入の流れ
「スマレジ・ウェイター」を飲食店に導入する場合、「スマレジアプリとスマレジ・ウェイターの初期設定」と「周辺機器の設置」が必要になります。
導入する機器によって手順は異なるため、詳細はスマレジショールーム
飲食店でのスマレジのオーダーエントリーシステム導入の流れ
専任スタッフがマンツーマンで対応してくれるため、わからないことがあれば、その場で解決できます。
スマレジ・ウェイターの利用にはスマレジアカウント作成が必要です。オンライン上で無料で作成でき、30日間は有料プランの機能も無料で利用できます。
この期間中に有料プランにプランアップした場合、課金開始は無料期間終了後から日割りとなるため、導入を早めるほど、お得に利用できます。
スマレジの管理画面にログインし、店舗情報、商品情報、スタッフ情報を登録します。商品やスタッフ情報は複数店舗間で共有できるため、同じ商品を別店舗で扱う場合でも一度の登録作業で済みます。
レジセット、ハンディ端末、キッチンプリンターを設置し、接続設定を行います。設置に関してはスマレジに依頼することも可能です。
飲食店では、レジ以外にもキッチン等にも機器の設置が必要なため、機械が苦手な方はセットアップを依頼してしまった方がスムーズに導入できるでしょう。
レジ端末として使用するiPadに「スマレジ・アプリ」と「スマレジ・ウェイターアプリ」をインストールします。ハンディ端末として使うiPhoneやiPod touchには「スマレジ・ウェイターアプリ」のみインストールします。
テーブルごとに注文情報を管理するため、「テーブル1、テーブル2…」といった形で席設定を行います。
全ての端末で動作確認を行い、導入が完了します。
POSレジはスマレジ以外でも利用可
「スマレジ・ウェイター」の利用には、必ずしもスマレジをPOSレジとして使用する必要はありません。しかし、スマレジを使用すると、商品情報はスマレジとスマレジ・ウェイター間で自動登録されるため、手間が省けます。
スマレジ・ウェイターの使い方
「スマレジ・ウェイター」の利用は「入店~配膳」と「お会計」の2つの流れに分けられます。
ここでは、「スマレジ・ウェイター」の基本的な使い方として注文受付は「ハンディ端末」、注文確認は「キッチンプリンター」での利用について説明していきます。
なお、「お会計」の流れは無料プランと有料プランで異なるため、それぞれ解説していきます。
入店~配膳編
お会計編(有料プラン)
スマレジ・アプリに注文情報が送信される。
※「取引完了」処理をレジ端末のiPadで行った場合、会計情報が自動で呼び出されます。
会計編(無料プラン)
無料プランのお会計の手順は、「STEP1.会計伝票の発行」「STEP2.取引完了処理」までは有料プランと同じです。
スマレジ・アプリに注文情報が送信される。
※なお、スマレジ・アプリとスマレジ・ウェイター上のメニュー情報は自動連携されます。
その後、会計処理を行い、完了。
以上がスマレジ・ウェイターの使い方です。
タブレットやスマホならではのスワイプ操作により、直感的でシームレスな操作が可能です。そのため、お客様からの注文数が多い居酒屋などでもスムーズに利用できるでしょう。
スマレジ・ウェイターの導入を検討中の飲食店はショールーム・オンライン相談を活用しよう
全国7か所にスマレジショールーム
事前のヒアリングにより、あなたのお店に合わせて設定された『スマレジ』と「スマレジ・ウェイター」を周辺機器が揃った状態で試すことができます。
専任スタッフのマンツーマン対応により、疑問点はその場で解決できるため、導入を検討中の方は一度足を運んでみることをおすすめします。
ショールームへの訪問が難しい場合でもオンライン相談で「スマレジ・ウェイター」の動作を確認できます。
現在はIT導入補助金についての相談も受け付けているので、導入費用を抑えたい方は、以下からスマレジショールーム
スマレジを見て、試して、相談できる!
0円から始められるPOSレジ
まとめ
- オーダーエントリーシステムが無料で使えるスタンダードプランを提供
- レストランやラーメン屋、テイクアウト、デリバリーまで飲食業態に対応
- 直感的な操作が可能なユーザーインターフェース(UI)
以上、『スマレジ
オーダーエントリーシステムは注文の伝達や伝票管理のデジタル化を実現し、飲食店の業務効率を大幅に上げるために欠かせないツールです。人手不足に悩む飲食店にとっては、スマレジのようにモバイルオーダーやテーブルオーダーを可能にし、ホールスタッフの業務軽減を実現するシステムは必須といえるでしょう。
スマレジは月額利用料をかけずにオーダーエントリーシステムを利用できる無料プランを提供しています。手書き伝票を使っているお店は、スマレジへの移行を検討してみてはいかがでしょうか?
なお、導入に関する悩みや疑問がある場合は、スマレジショールーム
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