『STORES 決済 (旧:Coiney)』と『stera pack(ステラパック)』は、店舗向けのキャッシュレス決済サービスです。
両サービスとも、対応可能な決済方法が充実しており、カード決済・電子マネー決済・QRコード決済をまとめて導入することができます。
当記事では、『STORES 決済 (旧:Coiney)』と『stera pack(ステラパック)』の違いを10項目に分けて徹底解説します。
STORES 決済 (ストアーズ決済/旧:コイニー)とstera pack(ステラパック)の基本情報
STORES決済
ストアーズ決済
|基本情報 早見表
- モバイル決済端末
- 19,800円
- iPhone
- iPad
- Androidスマホ
- Androidタブレット
- 必要な場合は別途購入
- ICカード
- 磁気カード
- タッチ決済
- 受け取りから1年間
- 外部のPOSレジと連携可
stera pack
ステラパック
|基本情報 早見表
- stera packスタートキャンペーン
-
2024年10月1日(火)~2024年12月31日(火)の期間、「スモールビジネスプラン」または「スタンダードプラン」に新規申し込みすると、月額サービス利用料6か月分相当の20,000円がキャッシュバック
公式でチェック
- 据置型オールインワン決済端末
- 無料
- 不要
- 端末に内蔵
- ロール紙無料
- ICカード
- 磁気カード
- タッチ決済
- 契約期間中は常に保証対象
- POSレジ内蔵
- 外部のPOSレジと連携可
STORES決済とstera packのキャンペーン情報
STORES決済のキャンペーン情報
stera packのキャンペーン情報
stera packスタートキャンペーン
キャンペーン期間 | 2024年10月1日(火)~2024年12月31日(火) |
---|---|
キャンペーン特典 | 2024年10月1日(火)~2024年12月31日(火)の期間、「スモールビジネスプラン」または「スタンダードプラン」に新規申し込みすると、月額サービス利用料6か月分相当の20,000円がキャッシュバック |
決済代行サービス各社が実施中の「決済端末の導入キャンペーン情報」は以下の記事からまとめてご覧いただけます。
お得にスマホ決済を始めたい方は、ぜひチェックしてみてください。
現在、キャッシュレス決済サービス・決済代行サービス各社では、お得なキャンペーンを実施しているものも少なくありません。 「...
STORES 決済 (ストアーズ決済/旧:コイニー)とstera pack(ステラパック)のサービス徹底比較
比較1.料金(初期費用・月額費用・決済手数料など)
どちらの決済サービスを選ぶか、もっとも重要なポイントとして「いくら掛かるのか?」と料金面が気になる方が多いと思います。
各サービスの料金は以下の通りです。
決済サービス |
STORES 決済 (旧:Coiney) |
stera pack |
---|---|---|
初期費用 | 19,800円※スマホまたはタブレットは加盟店側で用意※申込後180日以内に累計10万円以上の決済で無料 | 無料 |
月額利用料 | 無料 |
|
決済手数料 | 1.98%~3.24% |
|
入金手数料 | 無料※手動入金の場合、振込金額が10万円未満の場合、200円/回 | 三井住友銀行は無料※他行は1回辺り220円 |
ここからは、導入時に掛かる初期費用(導入費用)と導入後に継続して掛かる各種手数料に分けて比較していきます。
初期費用(導入費用)で比較
まず、導入時に掛かる初期費用(導入費用)で比較してみましょう。
決済端末 |
STORES決済 |
stera terminal |
---|---|---|
本体価格 | 19,800円※申込みから180日以内に10万円以上の決済で無料 | 無料 |
必要機器 |
|
不要 |
プリンター | 必要な場合は別途購入 |
|
『STORES 決済 (旧:Coiney)』の利用に必要な機器は以下の3つです。
※明細はメール送信できるため、レシートプリンターは必須ではありません。
初期費用=周辺機器の代金
カードリーダー
条件達成で無料
※申し込み完了から180日以内に累計10万円以上の決済
モバイル端末
(スマホまたはタブレット)
手持ちのスマホを使えば無料
レシートプリンター
約2万円~6万円
カードリーダーは申込みから180日以内に累計10万円以上の決済を行うことで無料になります。そのため、手持ちのスマホを使えば実質無料で導入できます。ただし、レシートプリンターは別途購入が必要で、価格は安いものでも2万円前後と決して安くありません。
一方、『stera pack(ステラパック)』では『stera terminal(ステラターミナル)』という決済端末が無料提供されます。オールインワンタイプの端末なので、これ一台で決済可能です。
また、端末本体にレシートプリンターが内蔵されているため、別途購入する必要がありません。また、替えのレシートロール紙は何度でも無料で追加発注できます。
導入時に掛かる初期費用では、『stera pack(ステラパック)』のほうが安価ということになります。
導入後に継続して掛かる各種手数料で比較
次に、決済手数料や入金手数料、月額費用など、導入後に継続して掛かる費用で比較してみましょう。
決済サービス |
STORES 決済 (旧:Coiney) |
stera pack |
---|---|---|
月額利用料 | 無料 |
|
決済手数料 | 1.98%~3.24% |
|
入金手数料 | 無料※手動入金の場合、振込金額が10万円未満の場合、200円/回 | 三井住友銀行は無料※他行は1回辺り220円 |
主な違いは月額費用の有無と決済手数料です。
『stera pack(ステラパック)』は料金が異なる3つのプランを提供しています。VISA/MasterCardの決済手数料が1.98%~3.24%と契約プランに応じて変動します。
- お試しプラン…決済手数料3.24%/月額費用が1年間無料
- スタンダードプラン…決済手数料2.70%/月額費用3300円が掛かる
- スモールビジネスプラン…決済手数料1.98%/月額費用3300円が掛かる/年間決済額2500万円未満の事業者が対象
一方、『STORES 決済 (旧:Coiney)』は、交通系電子マネーの決済手数料が1.98%と業界最安水準です。
しかし、『stera pack(ステラパック)』でVISA、Mastercardの決済手数料を安く使う場合、月額費用3300円が発生あります。
月額費用3300円を加味した場合、VISA、Mastercardの決済額がいくら以上あればお得なのか詳しくみていきましょう。
【スモールビジネスプラン】年間決済額2500万円未満の場合(stera packの手数料1.98%)
<年間決済額2500万円未満の場合の比較表> | |||
---|---|---|---|
月間決済額 | stera pack (手数料1.98%+月額3,300円) | 他社相場 (手数料3.24%) | 差額 |
10万円 | 1,980円(決済手数料) + 3,300円(月額費用) =5280円 | 3,240円(決済手数料) | 2,040円 |
(損益分岐点) | 26.3万円+ 3,300円(月額費用) 5,207円(決済手数料) =8,507円 | 8,521円(決済手数料) | -14円 |
100万円 | 19,800円(決済手数料) + 3,300円(月額費用) =23,100円 | 32,400円(決済手数料) | -9,300円 |
VISA/MasterCardの決済額が月間26.3万円以上の場合は『stera pack (ステラパック)』がお得です。
【スタンダードプラン】年間決済額2500万円以上の場合(stera packの手数料2.70%)
<年間決済額2500万円以上の場合の比較表> | |||
---|---|---|---|
月間決済額 | stera pack (手数料2.70%+月額3,300円) | 他社相場 (手数料3.24%) | 差額 |
25万円 | 6750円(決済手数料) + 3300円(月額費用) =10050円 | 8100円(決済手数料) | 1,950円 |
50万円 | 13500円(決済手数料) + 3300円(月額費用) =16800円 | 16200円(決済手数料) | 600円 |
(損益分岐点) | 61.1万円+ 3300円(月額費用) =19797円 | 16497円(決済手数料)19796円(決済手数料) | -1円 |
100万円 | 27000円(決済手数料) + 3300円(月額費用) =30300円 | 32,400円(決済手数料) | -1,900円 |
VISA/MasterCardの決済額が月間61.1万円以上の場合は『stera pack (ステラパック)』がお得です。
また、『stera pack (ステラパック)』は以下のようなアフターサービスを受けることができます。
- レシートロール紙を何度発注しても無料
- お店に故意・過失がない場合は何度でも修理・交換無料
- 会員証やスタンプカード等、顧客囲い込み機能が無料で使える
決済端末は長期的に利用することが多いため、契約期間中の故障時は期限なく無料交換できるのは非常に魅力的です。
『STORES 決済 (旧:Coiney)』のカードリーダーは1年保証付きですが、以降の故障時には19,800円(税込)で新品を購入する必要があります。
交通系電子マネーはSTORES決済が圧倒的に安い
Suica等の交通系電子マネーの決済手数料は3.24%が相場です。
『STORES 決済 (旧:Coiney)』では相場より1%以上も安価な料率で導入できるわけですが、その違いは以下の表を見ると一目瞭然です。
決済額 | (決済手数料1.98%) | STORES決済他社相場 (決済手数料3.24%) | 差額 |
---|---|---|---|
25万円 | 4,950円 | 8,100円 | -3,150円 |
50万円 | 9,900円 | 16,200円 | -6,300円 |
100万円 | 19,800円 | 32,400円 | -12,600円 |
500万円 | 99,000円 | 162,000円 | -63,000円 |
1,000万円 | 198,000円 | 324,000円 | -126,000円 |
2,000万円 | 396,000円 | 648,000円 | -252,000円 |
決済額が2,000万円になると、その差額は約25万円と従業員1ヶ月分の給料と同等になります。
交通系電子マネーは、電車やバスなど交通機関に密接にかかわるため、老若男女問わず多くの人に使われるため、お店によっては決済額が大きくなることも珍しくありません。
よく使われるお店の具体例では小売店や飲食店のランチタイム等、少額決済(5000円以下)の多いお店が挙げられます。
ちなみに、VISA/MasterCard、交通系電子マネー全ての決済額が多い場合には、『stera pack』『STORES 決済 (旧:Coiney)』の両方を導入し、決済方法によって使い分けるといった使い方も可能です。
『stera pack (ステラパック)』では月額費用が1年間無料で使えるお試しプランも!
初めてキャッシュレス決済を導入する場合、どの決済方法がいくら決済されるかわからないと思います。
『stera pack (ステラパック)』では、こうしたお店に向けた『お試しプラン』を提供しており、VISA、Mastercardの決済手数料が3.24%になる代わりに1年の間、月額費用0円で利用可能(※いつでも解約OK)です。
料金での比較結果
- VISA/MasterCardの決済額が月間平均26.3万円以上期待できるお店は『stera pack(ステラパック)』
- 交通系電子マネーの利用が多いお店(少額決済が多いお店)は『STORES 決済 (旧:Coiney)』
- 両サービスを併用し、決済方法によって使い分けることも可能
比較2.契約期間
決済サービス |
STORES 決済 (旧:Coiney) |
stera pack |
---|---|---|
契約期間 | なし | 3年間 |
解約金 | なし | 解約申請から45日以内に端末返却で免除※端末返却ができない場合は利用期間に応じて最大88,000円の違約金あり |
『STORES 決済 (旧:Coiney)』は契約期間の縛りを設けていません。
一方、『stera pack(ステラパック)』は、契約上は3年間の最低契約期間が設けられていますが、解約申請から45日以内に端末を返却すれば、違約金はかかりません。そのため、実質、契約期間の縛りはありません。
ただし、端末の返却が期間内に行われない場合は、残りの契約期間に応じて44,000円~88,000円の違約金が発生しますのでご注意ください。
契約期間での比較結果
- 『stera pack(ステラパック)』は通常3年間の契約期間あり。ただし、解約から45日以内に端末を返却すれば違約金はなし。
- 『STORES 決済 (旧:Coiney)』は契約期間や縛りなく、いつでも解約OK!
比較3.対応決済方法・決済ブランド
決済サービス |
stera pack |
STORES 決済 (旧:Coiney) |
---|---|---|
カード決済の対応ブランド | カード決済全7種
VISA
Mastercard
スモールビジネスプラン 1.98%(税別)
スタンダードプラン 2.70%(税別)
お試しプラン 3.24%(税別)
JCB
American Express
Diners Club
DISCOVER
スモールビジネスプラン 2.48%(税別)
スタンダードプラン お試しプラン 3.24%(税別)
銀聯(UnionPay)
プラン共通
3.24%(税別)
| カード決済全6種
VISA
Mastercard
JCB
American Express
Diners Club
DISCOVER
決済手数料
3.24%(非課税)
|
電子マネーの対応ブランド | 電子マネー決済全16種
楽天Edy
iD
QUICPay
nanaco
WAON
交通系IC (9種)
プラン共通
3.24%(税別)
| 電子マネー決済全11種
iD
QUICPay
決済手数料
3.24%(非課税)
交通系IC (9種)
決済手数料
1.98%(税込)
|
QRコード決済の対応ブランド | QRコード決済全27種以上
PayPay
楽天ペイ
d払い
au PAY
メルペイ
ゆうちょペイ
Alipay
WeChat Pay
UnionQR
プラン共通
3.24%(税別)
| QRコード決済全1種
WeChat Pay
決済手数料
3.24%(非課税)
|
決済ブランドの種類は『stera pack(ステラパック)』の方が多く『全50種以上』に対応。ただ単に対応数が多いわけではなく、国内利用者の多いキャッシュレス決済にしっかり対応しております。
決済手数料は、カード決済と交通系電子マネーの決済手数料にそれぞれ違いがあります。
- 【Visa/MasterCardの決済手数料】
- stera pack(ステラパック) 1.98%~3.24%(税別)
- STORES 決済 (旧:Coiney) 3.24%(非課税)
- 【JCB/AMEX/Diners Club/DISCOVERの決済手数料】
- stera pack(ステラパック) 2.48%~3.24%(税別)
- STORES 決済 (旧:Coiney) 3.24%(非課税)
- 【交通系電子マネーの決済手数料】
- stera pack(ステラパック) 3.24%(税別)
- STORES 決済 (旧:Coiney) 1.98%(税込)
それでは決済方法別に、『STORES 決済 (旧:Coiney)』と『stera pack(ステラパック)』、それぞれが対応している決済ブランドと決済手数料を見ていきましょう。
クレジットカード決済可能ブランドで比較
決済サービス |
stera pack |
STORES 決済 (旧:Coiney) |
---|---|---|
カード決済の対応ブランド | カード決済全7種
VISA
Mastercard
スモールビジネスプラン 1.98%(税別)
スタンダードプラン 2.70%(税別)
お試しプラン 3.24%(税別)
JCB
American Express
Diners Club
DISCOVER
スモールビジネスプラン 2.48%(税別)
スタンダードプラン お試しプラン 3.24%(税別)
銀聯(UnionPay)
プラン共通
3.24%(税別)
| カード決済全6種
VISA
Mastercard
JCB
American Express
Diners Club
DISCOVER
決済手数料
3.24%(非課税)
|
決済手数料は一律3.24%のSTORES 決済 (旧:Coiney)に対して、 stera packはVISA、Mastercardのみ契約プランによって料率が異なります。
- お試しプラン…決済手数料3.24%/月額費用が1年間無料
- スタンダードプラン…決済手数料2.70%/月額費用3300円が掛かる
- スモールビジネスプラン…決済手数料1.98%/月額費用3300円が掛かる/年間決済額2500万円未満の事業者が対象
決済ブランド数は銀聯(UnionPay)に対応している『stera pack(ステラパック)』が1種多いです。
銀聯(UnionPay)は、世界中で発行されているものの多くは中国をコアターゲットにした決済ブランドです。そのため、訪日中国人の集客を意識しないのであれば、対応する必要はありません。
電子マネー決済可能ブランドで比較
決済サービス |
stera pack |
STORES 決済 (旧:Coiney) |
---|---|---|
電子マネーの対応ブランド | 電子マネー決済全16種
楽天Edy
iD
QUICPay
nanaco
WAON
交通系IC (9種)
プラン共通
3.24%(税別)
| 電子マネー決済全11種
iD
QUICPay
決済手数料
3.24%(非課税)
交通系IC (9種)
決済手数料
1.98%(税込)
|
5000円以下の少額決済で利用が多い電子マネー決済。ランチタイムの飲食店やカフェ、小売店など会計単価が低いお店での使用頻度が高い決済方法です。
電子マネー決済への対応は『stera pack(ステラパック)』の方が充実しており、全16種に対応。国内主要電子マネー決済の全てをカバーしています。
一方、『STORES 決済 (旧:Coiney)』は、iDとQUICPay、Suica等の交通系電子マネーに対応しています。交通系電子マネーの決済手数料は1.98%と業界最安水準です。
『STORES 決済 (旧:Coiney)』と『stera pack(ステラパック)』は併用可能なため、決済方法によって使い分けることでコスト削減が期待できます。
QRコード決済可能ブランドで比較
決済サービス |
stera pack |
STORES 決済 (旧:Coiney) |
---|---|---|
QRコード決済の対応ブランド | QRコード決済全27種以上
PayPay
楽天ペイ
d払い
au PAY
メルペイ
ゆうちょペイ
Alipay
WeChat Pay
UnionQR
プラン共通
3.24%(税別)
| QRコード決済全1種
WeChat Pay
決済手数料
3.24%(非課税)
|
『PayPay(ペイペイ)』等、お得なイメージのあるQRコード決済は還元率の高いキャンペーンを実施しているため、対応するだけで集客アップが期待できます。
QRコード決済への対応数も『stera pack(ステラパック)』の方が多く、全27種以上に対応。国内主要の決済方法全てに対応しています。
一方、『STORES 決済 (旧:Coiney)』は、中国人向けQRコード決済「WeChat Pay」にしか対応していません。
そのため、QRコード決済に力を入れたい場合は『stera pack(ステラパック)』がおすすめです。
対応決済方法・決済ブランドでの比較結果
- 『stera pack(ステラパック)』は、国内主要キャッシュレス決済全ての全てに対応
- 『STORES 決済 (旧:Coiney)』は、交通系電子マネーの決済手数料1.98%と業界最安
比較4.決済端末・周辺機器
決済端末 |
STORES決済 |
stera terminal |
---|---|---|
決済端末の種類 | モバイル決済端末 | 据置型オールインワン決済端末 |
本体価格 | 19,800円※申込みから180日以内に10万円以上の決済で無料 | 無料 |
必要機器 |
|
不要 |
プリンター | 必要な場合は別途購入 |
|
『STORES 決済 (旧:Coiney)』は、カードリーダー(決済端末)とモバイル端末(スマホ、またはタブレット)をBluetooth接続して決済を行います。
一方、『stera pack(ステラパック)』は、『stera terminal(ステラターミナル)』という高性能な決済端末で決済を行うため、周辺機器は不要です。
『stera pack (ステラパック)』は導入費用が無料
『stera pack(ステラパック)』では、決済端末「stera terminal」が導入時に無料提供されます。「stera terminal」は周辺機器不要、これ1台で使える決済端末なので導入費用は一切掛かりません。
一方、『STORES 決済 (旧:Coiney)』は、申し込み完了から180日以内に累計10万円以上の決済を行うことでカードリーダーが無料になります。カードリーダーと接続するモバイル端末(スマホorタブレット)は店舗側で用意する必要があります。
『STORES 決済 (旧:Coiney)』は、android端末でも使えるので手持ちのスマホを使えば導入費用は実質無料となります。
『STORES 決済』は、紙での明細発行に別途レシートプリンターが必要
『stera pack(ステラパック)』では、無料で提供される決済端末『stera terminal(ステラターミナル)』にプリンターが内蔵されております。また、プリンターのロール紙は何度でも無料で発注可能です。
一方、『STORES 決済 (旧:Coiney)』は、プリンター機能がありません。明細はデジタルレシートとしてメール送信できるため、プリンターは必須ではありませんが、紙での明細発行を行う場合は、別途プリンターを用意する必要があります。
ちなみに、POSレジ等で既にプリンターがある場合は『STORES 決済 (旧:Coiney)』でも使えることがあるので、その場合は別途購入する必要はありません。
決済端末の保証期間に違いあり
決済端末 |
STORES決済 |
stera terminal |
---|---|---|
保証期間 | 受け取りから1年間 | 契約期間中は常に保証対象 |
保証期間外の交換費用 | 19,800円 | 無料 |
上述の通り、『STORES 決済 (旧:Coiney)』は期間が決まっておりますが、『stera pack(ステラパック)』は契約期間中は何度でも保証対象となっております。
決済端末・周辺機器での比較結果
- 『stera pack(ステラパック)』は導入無料、『STORES 決済 (旧:Coiney)』はカードリーダー以外の周辺機器を店舗側で用意する必要あり
- 『stera pack(ステラパック)』は契約期間中は何度でも保証対象に対して、『STORES 決済 (旧:Coiney)』はカードリーダー受取日から1年間
- 『STORES 決済 (旧:Coiney)』は紙の明細発行には別途レシートプリンターが必要
比較5.入金手数料・入金サイクル
決済サービス |
stera pack |
STORES 決済 (旧:Coiney) |
---|---|---|
入金手数料 | 三井住友銀行は無料※他行は1回辺り220円 | 無料※手動入金の場合、振込金額が10万円未満の場合、200円/回 |
入金サイクル |
|
|
キャッシュレス決済の売上金は、後日指定口座に振り込み入金されます。入金手数料はどちらも条件付きで無料となります。
『STORES 決済 (旧:Coiney)』では、管理画面から振込依頼をする「手動入金」と、前月分の売上が翌月20日にまとめて入金される「自動入金」から選択できます。
「自動入金」の場合、入金額を問わず手数料は無料です。一方、「手動入金」は入金額が10万円未満の場合、1回あたり220円の手数料がかかります。ただし、最短で決済翌々営業日に入金されるため、現金化が早いのが特徴です。
『stera pack(ステラパック)』は、月2回または月6回の入金回数から選択可能です。振込依頼不要で自動的に入金されるため、手間を省きたい方におすすめです。
ただし、三井住友銀行以外の口座を指定すると1回あたり220円の手数料がかかります。三井住友銀行以外の口座で月6回入金を選択すると、月間1320円の手数料が発生します。そのため、三井住友銀行以外の口座を使用する場合は、月2回の入金サイクルを選び、併せて三井住友銀行の事業用口座を開設することをおすすめします。
入金手数料・入金サイクルでの比較結果
- 三井住友銀行口座をお持ちなら『stera pack(ステラパック)』がおすすめ
- 金融機関を気にせず利用するなら『STORES 決済 (旧:Coiney)』がおすすめ
比較6.審査期間・導入スピード
決済サービス |
stera pack |
STORES 決済 (旧:Coiney) |
---|---|---|
申込みから利用開始までの目安 | 申込みから1.5か月~ | 申込みから約3営業日 |
申込みから審査、利用開始までに掛かる期間は、『STORES 決済 (旧:Coiney)』が早いです。
『STORES 決済 (旧:Coiney)』は、一次審査であるVISA、MasterCardの審査が完了次第、カードリーダーが店舗に送付され、利用可能となります。他の決済方法は審査が完了したものから順次利用でき、全ての審査完了には約10営業日ほど掛かります。
一方、『stera pack(ステラパック)』は、全ての決済ブランドの審査完了後に、決済端末「stera terminal(ステラターミナル)」が送付されるため、導入までに約1ヶ月半~2ヶ月ほど時間が掛かります。
導入を急いでいる方は『STORES 決済 (旧:Coiney)』がおすすめです。
審査期間・導入スピードでの比較結果
- 申込みから利用開始までのスピードは『STORES 決済 (旧:Coiney)』が最短3営業日と早い
- 『stera pack(ステラパック)』は決済方法が多く、全ての決済ブランドの審査後に端末が送付されるため、審査に1ヶ月半~2ヶ月掛かる
比較7.お支払い方法(分割・ボーナス払い・タッチ決済)
決済サービス |
stera pack |
STORES 決済 (旧:Coiney) |
---|---|---|
クレジットカードの支払い方法 |
|
|
カード決済におけるお支払い方法では『stera pack(ステラパック)』が充実しております。
「ボーナス一括払い」は、決済額が高いほど需要が多いため、高単価商品を扱うお店は対応しておくべきでしょう。
ただし、両サービスともにジムや学習塾の月謝といった「継続課金」には対応しておりません。
「継続課金」に対応したい場合は『Square(スクエア)』がおすすめです。一部の業種は利用に制限があるものの決済手数料は2.50%~、導入費用は4980円~と安価です。
お支払い方法(分割・ボーナス払い・タッチ決済)での比較結果
- 『stera pack(ステラパック)』は分割払いやボーナス一括払いなど豊富なお支払い方法に対応
- 月謝払いなど継続課金への対応は『Square(スクエア)』がおすすめ』
比較8.機能性
決済サービス |
stera pack |
STORES 決済 (旧:Coiney) |
---|---|---|
その他機能 |
| カード決済可能な請求書発行 |
『STORES 決済 (旧:Coiney)』では対面決済に加えて、カード決済可能なウェブページ作成ができる『STORES 請求書決済』という機能を提供しております。
一方、『stera pack(ステラパック)』は、オンライン上の決済には対応しておりませんが、会員証アプリ『お店ポケット(おみせポケット)』にて会員証やスタンプカードなど顧客管理機能を無料で使うことができます。
また、提供される端末(stera terminal)は、AndroidOSを採用しているため、様々なアプリに対応しております。スマホ向けのアプリ全てに対応しているわけではありませんが、専用のアプリマーケット上で公開されている店舗向けアプリであれば自由にインストール可能です。
POSレジやモバイルオーダー、勤怠管理など店舗の会計から運営にかかわるものまで、様々なアプリが提供されております。
キャッシュレス決済のみならずこうした機能にも興味がある方は、公式サイト上からチェックしてみてください。
比較9.POSレジ機能
決済サービス |
stera pack |
STORES 決済 (旧:Coiney) |
---|---|---|
POSレジ機能 |
| 外部のPOSレジと連携可 |
連携できるPOSレジ |
|
|
POSレジ連携機能を活用することで、会計処理や経理業務の効率化が実現できます。
例えば、決済端末と連携したPOSレジでカード決済を行う場合、POSレジ上の会計情報が自動的に決済端末に反映されます。決済端末で決済が完了すると、POSレジ上でも会計完了状態となり、レシートが発行されます。
連携機能がない場合、POSレジと決済端末それぞれで操作が必要になるため、決済額の間違いといった細かいミスが起こる可能性があります。
『STORES 決済 (旧:Coiney)』は連携可能なPOSレジの種類が多いものの、一部の決済手段しか連携できないなど、機能性に課題があります。
一方、『stera pack(ステラパック)』では、上記のPOSレジ以外にも個別連携開発に対応しています。既にPOSレジを導入しており、上記にないPOSレジでも個別に連携対応できる可能性があります。導入時に確認することをおすすめします。
外部サービス連携での比較結果
- 『stera pack(ステラパック)』では連携アプリの提供がないPOSシステムでも個別に連携対応できる場合がある
比較10.サポート対応
決済サービス |
stera pack |
STORES 決済 (旧:Coiney) |
---|---|---|
サポート対応 |
|
|
サポート受付時間 |
| 【平日】10:00~18:00 |
サポート対応の種類や受付時間には大きな違いがありません。
しかしながら、『stera pack(ステラパック)』は端末故障時の修理・交換が無料です。
こうしたアフターケアの点では『stera pack(ステラパック)』が優れているといえるでしょう。
サポート対応での比較結果
- サポート窓口の種類、受付時間は横並び
- 『stera pack(ステラパック)』は受付時間が短いものの、契約期間中の故障時は期限なく無料交換とアフターケアに強い
【まとめ】STORES 決済 (ストアーズ決済/旧:コイニー)とstera pack(ステラパック)それぞれの強みとは?
『STORES 決済 (旧:Coiney)』と『stera pack(ステラパック)』、2社の決済サービスを比較してみました。
どちらの決済サービスが良いか、簡単にまとめると以下の通りです。
- キャッシュレス決済の導入が初めての方
- 導入までの時間をかけたくない方
- キャッシュレス決済以外の機能が必要ない方
- 交通系電子マネー決済の利用が多いお店(例:会計単価5000円以下など)
- VISA、MasterCardの決済額が月間平均で26.3万円以上ある方
- 高性能なマルチ決済端末に興味がある方
- 国内主要キャッシュレス決済全てに対応したい方
- 修理・交換などアフターサポートを無料で受けたい方
- 周辺機器のいらない決済端末をお探しの方
- 店舗運営・管理に関わる機能をまとめて使える機器をお探しの方
『STORES 決済 (旧:Coiney)』と『stera pack(ステラパック)』導入を迷っている事業者の方が、この記事を読んで自分に合ったサービスを選ぶことが出来れば幸いです。
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